映画情報どっとこむ ralph 2014年に23年ぶりの新作『リアリティのダンス』と、製作されなかった幻の超大作ホドロフスキー版「DUNE」の顛末を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』が公開、来日イベントでは85歳とは思えないエネルギッシュな姿を見せ、往年のファンだけでなく若者をも巻き込みブームを呼んだホドロフスキー監督。

資金の一部をクラウド・ファンディングで集めた新作『エンドレス・ポエトリー』がついに完成し、2016年カンヌ国際映画祭監督週間にて正式上映されることが決定しました。

エンドレスポエトリー2

映画情報どっとこむ ralph 本作はホドロフスキー監督の自伝的作品『リアリティのダンス』の続編となるもので、舞台は故郷トコピージャから首都サンティアゴへと移ります。様々な悩みや葛藤を抱えた青年時代のホドロフスキーが当時チリで出会った詩人、アーティスト、パフォーマーなど、アヴァンギャルドなカルチャー・シーンの人々との交流を、虚実入り交じったマジック・リアリズムの手法で描くものです。

前作と同じく、ホドロフスキーの長男であるブロンティス・ホドロフスキーがホドロフスキーの父親を、青年となったホドロフスキーを、末の息子であるアダン・ホドロフスキーが演じます。また、撮影監督は『恋する惑星』など、手持ちカメラの独特の映像で知られるクリストファー・ドイル。ウォン・カーウァイをはじめ、ジム・ジャームッシュやガス・ヴァン・サントなど様々な監督の作品に携わってきたドイルが、今回初めてホドロフスキー監督とタッグ組みました。
エンドレスポエトリー

映画情報どっとこむ ralph ホドロフスキー監督:『エンドレス・ポエトリー』は、われわれを取り巻く世界に潜むマジック・リアリズムを探求します。観た人が真の自分を発見する手がかりになる、まさに”生きること”への招待ともいうべき作品です。

カンヌでの公式上映は現地時間5/14(土)21:00より、上映後に監督らによる舞台挨拶あり。
日本公開は2017年春を予定です。

エンドレス・ポエトリー

公式Twitter:
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物語は、ホドロフスキー一家が故郷トコピージャから首都サンティアゴへ移住するところから始まる。青年アレハンドロは、自分への自信のなさと抑圧的な両親との葛藤に悩み、この環境から脱し何とか自分の道を表現したいともがいていた。ある日、アレハンドロは従兄リカルドに連れられて、芸術家姉妹の家を訪れる。そこでは、古い規則や制約に縛られない、ダンサーや彫刻家、画家、詩人など若きアーティストたちが共に暮らしていた。彼らと接していく中でアレハンドロは、それまで自分が囚われていた檻から、ついに解放される。エンリケ・リンやニカノール・パラといった、後に世界的な詩人となる人物たちとの出会いや、初めて恋に落ちたステジャ・ディアスとの会遇によって、アレハンドロの詩的運命は、新たな未知の世界へと紐解かれていく。

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監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
撮影: クリストファー・ドイル
出演:アダン・ホドロフスキー/パメラ・フローレス/ブロンティス・ホドロフスキー/レアンドロ・ターブ、イェレミアス・ハースコヴィッツ

2016年/フランス、チリ、日本/128分/スペイン語
   

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