60年代ロンドン。 華やかなダークサイドを駆け抜けた双子のギャングスタークレイ兄弟の真実の物語 トム・ハーディ主演『レジェンド狂気の美学』 が 6月 18日より YEBISU GARDEN CINEMA、新宿シネマカリテ、 ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショーとなります。 この度、本作の冒頭映像が解禁となりました。 |
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続くシーンでは兄のレジナルドがロンドン、イースト・エンドの自宅前で自身の張り込みに就いている刑事二人に紅茶を差し入れ、彼らを茶化すようなやり取りをした後、寝坊をしたお抱え運転手を徒歩で迎えにいく。
道すがらすれ違う近所の主婦と気さくに挨拶を交わし、預かっていた忘れ物を手渡すその姿はロンドンの裏社会を手中に収めつつあったギャングらしからぬ描写ですが・・・・ |
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本作の撮影にあたり、クレイ兄弟について徹底的にリサーチしたという監督のブライアン・ヘルゲランドは次のように語っています。
監督:クレイ兄弟の人生はこの半世紀近くもの間、伝聞やタブロイド紙の記事の中でまことしやかに語られ続け、その真実がどこにあるのかもはや分からなくなってしまっていた。クレイ兄弟はロンドンという街の一部であり伝説的な存在だ。彼らはギャングにまつわるどこまでも暴力的な逸話の数々の中心にありながらにして、地元のお年寄りのためにドアを紳士的に開けて待っていてくれる現代版ロビン・フッドでもある。しかしその人生について語られるたびに、作り手の意図によって真実が歪曲され作り変えられてしまった。この作品で凶暴という一般的なイメージにとどまらず、この映画全体から今や“伝説”となってしまった彼らも人間だということを観客に感じとってもらいたいんだ。 約 3分間の冒頭映像に収められたレジナルドの恋人役を務めたエミリー・ブラウニングによる意味深なナレーションや、レジナルドの警察への挑発的な態度とイースト・エンドの人々への砕けた様子の対比は、本作を観る上での大きな手掛かりとなっています。 |
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全英 No.1旦ヒット@スウィンギン・ロンドンの裏社早で“伝説”と呼ばれた双子のギャングスター。実話を基に描かれるその栄光と破滅。
トム・ハーディ主演『レジェンド狂気の美学』 原題 :Legend |
監督・脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:トム・ハーディ(『マッドマックス怒りのデス・ロード』『レヴェナント:蘇りし者』)/エミリー・ブラウニング(『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』)/タロン・エガートン(『キングスマン』)/デヴィット・シューリス(『ハリー・ポッター』シリーズ)/ポール・べタニー(『アベンジャーズ /エイジ・オブ・ウルトロン』)/クリストファー・エクルストン(『マイティ・ソー/ダークワールド』) 2015年/イギリス/英語/ 131分/5.1ch/シネスコ
日本語字幕:佐藤栄奈/
提供:ニューセレクト/
配給:アルバトロス・フィルム/ R15+
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クレイ兄弟とは?:レジナルド・クレイ/ロナルド・クレイ
1933年、ロンドン、イースト・エンドのホクストン生まれ。 10代の頃より、暴行、恐喝、強盗といった犯罪を重ねるが、二人からの報復を恐れ警察に通報しようとする者はおらずイースト・エンドで勢力を広げる。 1960年代にはナイトクラブのオーナーとしてロンドンの富裕層地区と言われるウエスト・エンドでも名を知られるようになり、貴族、俳優や歌手などの著名人、政治家などとも親交を持つ。しかし 1969年、殺人罪で逮捕、有罪となった。
1995年ロナルド心筋梗塞で死亡。
2000年レジナルド癌で死亡。