母が17歳だった1982年と、娘が17歳の2013年。約30年の年月を越えて、眩しくも切ない初恋の記憶を辿る、台湾ラブストーリー『若葉のころ』。5月28日(土)より、シネマート新宿ほか全国順次公開となります。
『若葉のころ』2

この度完成した予告編は、17歳の初恋から30年、離ればなれだったワンとリンが、偶然擦れ違うシーンからスタート。

そしてリンのもとに届く「あなたに会いたい」という1通のメール。ふたりの心には30年経っても色褪せない青春の日々が蘇り、記憶を辿っていきます。中盤には、現在17歳であるバイの恋愛や友情、そして三角関係…。エンディングは、いつまでも変わらない記憶の中の17歳のワンで締め括られます。娘のバイと若き日の母ワンの二役を演じ切っているルゥルゥ・チェンの魅力や、全編に流れる主題歌『若葉のころ』の旋律が、より一層この瑞々しい世界観を盛り上げています。

監督も、主題歌に「若葉のころ」を起用した経緯を次のように語っています。

監督:17歳という年齢は、多くの人にとって意義のある年齢だと思います。まだ子供でもなく大人でもない、一番曖昧な時期です。脚本が完成し、この“17歳”という特別な年齢に合う曲を選ぶため、たくさんの楽曲を聴きました。その中でもビージーズの音楽が一番気に入り、曲のリストを作り、その中からこの「若葉のころ」を選びました。歌詞の内容がストーリーにとてもマッチしていて、この楽曲を聴いた時に他の選択肢は無くなりました。

『若葉のころ』1

映画『若葉のころ

5月28日(土)より、シネマート新宿・シネマート心斎橋ほか全国順次公開

公式ウェブサイト:
www.wakabanokoro.com

物語・・・

記憶の中の君は、17歳のまま… 今も“若葉のころ”を思い出す

台北に住む17歳の女子高生バイ(ルゥルゥ)は、離婚した母と祖母との3人暮らし。学園生活を明るく満喫していたが、最近、親友ウエンと男友達イエとの関係に心を痛めていた。そんなある日、母のワン(アリッサ)が交通事故で意識不明の重体となってしまう。悲しみに暮れる中、バイは母のパソコンから、偶然、初恋の相手リン(リッチー)に宛てた未送信メールを発見。そこには、自分と同じ17歳だったころの思い出が切々と綴られていた。遠い日の母の青春に思いを馳せるバイは、母に代わって「会いたい」とリンにメールを送る…。遡ること30年前の1982年、ワン(ルゥルゥの二役)とリンは、高校の英語スピーチコンテストで優勝を争ったことから、お互いを意識し合う存在となる。惜しくも2位に甘んじたリンは、ある日、英語担当の教師から、ビージーズの「若葉のころ」の歌詞を中国語に翻訳するようにと課題を出される。リンはこれをチャンスとばかり、ワンへの思いを言葉に託し、「若葉のころ」のレコードと一緒に、訳した歌詞を彼女に渡す。だが数日後、リンが“ある事件”を引き起こし、二人は離れ離れになってしまう・・・

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原題:五月一号(英題:FIRST OF MAY)
製作総指揮:リャオ・チンソン
監督・原案:ジョウ・グータイ
脚本:ユアン・チュンチュン
出演:ルゥルゥ・チェン、リッチー・レン、シー・チー・ティエン、シャオ・ユーウェイ、アンダーソン・チェン、アリッサ・チア
台湾 / 2015年 / 中国語・台湾語 / シネマスコープ / カラー / 110分
©South of the Road Production House
提供・配給:アクセスエー、シネマハイブリッドジャパン

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