このたび、4月8日公開の映画『更年奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督が3月16日に来日。その来日記念プレミア試写イベントが行われました。本イベントにはクァク・ジェヨン監督に加え、ヒロインのチー・ジア役の吹き替えた藤原紀香さんが舞台挨拶に登壇しました。
更年奇的な彼女舞台挨拶

映画『更年奇的な彼女』クァク・ジェヨン監督来日記念プレミア試写会

日時:3月16日(水)
場所:スペースFS汐留
ゲスト:藤原紀香(チー・ジア役・声) クァク・ジェヨン監督

藤原さん:いよいよ4月8日から公開となります。声を入れる前のものを観させていただいて本当に感動して、監督とご一緒できて嬉しいです。映画を観たときに止めどなくハラハラと涙がでました。監督ならではの悲しいシーンのどこかに笑いがあったり。クスリとするシーンの時にしっとりする場面があったり。監督のイメージは暖色の感じで期待を裏切らないラブストーリーでした。国を超えて感情移入できる作品です。
更年奇的な彼女_藤原紀香

監督:この作品は中国で撮影したのですが、日本が最後の公開となります。日本で公開できて幸せです。今回藤原紀香さんが吹き替えをしてくださったことで、新しい映画として誕生した気がしています。

私は藤原さんのファンなのですが、吹き替えていただけて凄く楽しい映画になったと思います。

日本のドラマを最初の数話を観ていて、最初から最後まで観たのは藤原さんが出演していた「スターの恋」でした。そのドラマのスターが吹き替えをして下さって心から嬉しく思っています。とっても素敵な作品に完成したと思います。
更年奇的な彼女_藤原紀香&ジェヨン監督2

MC:最初に藤原さんが吹き替えたものを聞いた時どうでしたか?

監督:ちょっと残念だったのは。実際のジョウ・シュンさんの声が男っぽいんです。なので藤原さんがしっかり埋めてくださったなと思いました。セリフだけではなく、実際に感情の裏の部分も気持ちも伝えてくださったと思います。
更年奇的な彼女_藤原紀香2
藤原さん:そう言っていただけて感激です。一番こだわったのは。。国を超える脚本のパワーがあって、美しい監督の映像があって、ジョウ・シュンさんが感情豊かなお芝居をされているので、なりきるように挑みました。

MC:ジョウ・シュンさんに藤原さんが声を担当することを聞いていますので代読します。

ジョウ・シュンさん:藤原さんが担当すると聞いてワーッとびっくりしました。予想していなかったのですが、中国でも藤原さんのこととはよく知っていますので。日本語版を観るのが楽しみです。

藤原さん:お会いして、共演したいですね。

MC:監督。中国での反応はいかがでしたか?

監督:中国では、映画館で一緒に笑ったり、映画館で騒いだり泣いたり。こちらも楽しくなりました。

MC:撮影はいかがでした?

監督:撮影中のエピソードは。ジョウ・シュンさんが酔っているシーンは、本当に飲んでるのでリアルなんです。こちらからは危険では?と思うくらいでした。撮影もハラハラしながら大変でした。

そして、撮影の後に結婚されたんです。この映画のように大勢の前でウエディングドレスを着てプロポーズしたんですよ。中国でも話題になりました。

MC:縁起がいい映画ですね。婚活に良さそうですね。
更年奇的な彼女_藤原紀香&ジェヨン監督

MC:最後に見どころを

藤原さん:監督は美しい映像の中にスパイスが効いていたりします。今回、サボテンと亀に注目です。
そして、兎に角観ているとキュンキュンする。恋を忘れている人、恋をしている人、恋に傷ついた人。全てのの心に響く物語です。

監督:これは愛の物語ですが、肩の力を抜いてみられる映画です。気楽に観てください。

物語・・・

大好きな人との結婚を夢見る女の子、チー・ジア。
大学の卒業式にウエディングドレスで出席し、同棲中の恋人にサプライズでプロポーズを計画!しかし彼からの返事はー。「結婚は考えられない!」公衆の面前で放たれた一言に,彼女の自信とプライドは見事に崩れ去る。トラウマを引きずりながら26歳になった彼女は、医者から若年性の更年期だと診断されてしまう・・・。「なんで私が更年期なのよ!」まさかの恋の病が本当の病気になってしまうなんて・・・。

そんなある日、ホームレスに絡まれているところを大学の中で“最も冴えない男”だった、ユアンに助けられる。「帰る場所がない・・・。」というユアン。親友の毒舌女、リン・シューアルの猛反対を押し切り、冴えない彼との奇妙な同居生活がスタートする。チー・ジアにとって本当の幸せとは・・・。

『更年奇的な彼女』
原題:Meet Miss Anxiety

は、4月8日(金)よりTOHOシネマズ日本橋・新宿他全国順次公開です。
公式サイト:http://kounenki-girl.jp

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監督:クァク・ジェヨン 
キャスト:ジョウ・シュン トン・ダーウェイ ジャン・ズーリン ウォレス・チョン 
 
日本語吹替版キャスト:藤原紀香 他 

(C) New Classic Media Corporation
日本版主題歌:華原朋美「君がそばで」(UNIVERSAL J)
配給:アジアピクチャーズエンタテインメント/エレファントハウス/カルチャヴィル
配給協力:DMZtokyo

〈クァク・ジェヨン プロフィール〉
1959年生まれ。慶熙大学校卒。『雨の降る日の水彩画』(89)で監督デビュー。『秋の旅行』(91)、『雨の降る日の水彩画2』 (93)を経て、8年ぶりにメガホンをとった『猟奇的な彼女』 (01)は韓国で500万人以上を動員し、韓国のアカデミー賞と言われる大鐘賞で脚色賞を受賞。続いて、『ラブストーリー』 (03)、『僕の彼女を紹介します』 (04)は、日本国内の韓国映画の動員記録を塗り替える大ヒットとなる。『僕の彼女はサイボーグ』 (08)では日本映画にも挑戦。その後『最強☆彼女』 (08)をリリース。本作では中国に招かれ、『猟奇的な彼女』ヒロインが更年期障害期にさしかかったという設定で、『更年奇的な彼女』(原題:『我的早更女友』)を撮影終了。中国公開は2014年12月。今後の作品に、古川雄輝主演の日韓合作映画『風の色』(2016年公開予定)、中国版『世界の中心で、愛をさけぶ』(仮)がある。

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