3月18日(金)より公開の映画『リリーのすべて』。
今から80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂の触れ合いのドラマを、心揺さぶる演技と演出で綴りあげた感動作です。 この度、本作の舞台で、メインの撮影地となったコペンハーゲンにてデンマーク・プレミアが開催され、リリーを描いた妻ゲルダ・ヴェイナーの画が展示されているアーケン美術館にて会見が行われました。 |
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デンマークのプレミアでは、エディ・レッドメインはグレーのスーツ、アリシア・ヴィキャンデルは美しいシルエットのルイ・ヴィトンのドレスに身をまとい登場。エディは黄色い声援を浴びながら、会場の外ではファンと触れ合う様子もみせました。 そして、アーケン美術館では、リリーを描いたゲルダの画をバックに、エディ、アリシア、トム・フーパー監督の3人によって会見が行われ、 監督:もしアカデミーにベスト・ロケーション(撮影地)賞があれば、きっとコペンハーゲンがノミネートされているよ。コペンハーゲンに来た時、僕は恋に落ちたんだ。華麗で、映画のように美しい街だよ。 |
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エディ:異なったスタイルや時代の建築がある街だよ。だから、僕達はパリやドレスデン(ドイツの都市)に見えるように、外観の撮影をコペンハーゲンで行ったんだ。ここには自然な美しさと交わった、素晴らしい多様性があるよ。 と同様に、コペンハーゲンの街並みの美しさを絶賛。また、 アリシア:俳優としてとても尊敬する世界へ行けるなんて幸せよ。演じる役を通して、過去の時代を経験できるのは素晴らしいわ。 とゲルダ役を演じた喜びを語っています。 |
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今月2月29日(日本時間)発表となる、第88回アカデミー賞においては、主演男優賞、助演女優賞ほか、主要含む4部門にノミネートされている本作。
その物語は・・・ それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになる。 移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。やがてその前にひとりの婦人科医が現れる-。 映画『リリーのすべて』 |
監督:トム・フーパー
脚本:ルシンダ・コクソン
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショー、アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ 他
原題:The Danish Girl
提供:ユニバーサル映画
製作:ワーキング・タイトル、プリティ・ピクチャーズ
配給:東宝東和
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