大原とき緒監督作品『ナゴシノハラエ』~夢野Erik Satie Night★ ~
「私の恋人は兄だ」衝撃的な告白から始まるこの映画は、兄と妹の近親相姦を女性の目から映したものだ。夢野久作の『瓶詰の地獄』を兄ではなく妹の視点で見たら、どうなるか?重いテーマをエリック・サティの『あなたが欲しい』にのせて、タブーに挑む。 映画と音楽とアートの三夜★ これまで、朗読×tap、ベリーダンスなどと上映イベントを重ねてきた本作。 今回はジャズの流れる空間で【音楽】の方々と『ナゴシノハラエ』をイメージした音楽と劇中でも流れるエリック・サティの『Je te veux』の演奏・歌のライブが行われます! 夜の質感漂う摩訶不思議空間で上映される『ナゴシノハラエ』と音楽をお愉しみください |
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大原とき緒監督作品『ナゴシノハラエ』~夢野Erik Satie Night★ ~
日時: 出演: ★第二夜 上原英里 ★第三夜 坂本美蘭 料金:2,500円(1ドリンク付き) 予約先:http://reserva.be/nagoshi 関連イベント: |
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『ナゴシノハラエ』(2014年/color/108min)
市川翠(すい)28才。十年間、実の兄である舜と恋愛関係を続けている。そのことは、友達の瑞穂をはじめ、誰も知らない。兄は母・絢子と暮らしている。 ある日、音信不通だった父・惇(まこと)か ら一冊の 本が届く。その本『瓶詰の地獄』が二人の関係や周囲に波紋を起こしていく。 そして、彼女は思い出す。夏越の祓。あの日、あの川に流したものは何だったのか。流しても流しても流しきれなかったもの、それは・・・ |
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深田晃司監督からのコメント(映画監督『歓待』『ほとりの朔子』) 「作家は処女作に向かって成熟する」。大原とき緒監督の『ナゴシノラエ』はまさに成熟するに値する希有な作家性がつまった処女作だと思いました。荒削りだけど、目が離せない。作り手の世界観が抜け落ちたピカピカの既製品よりも、監督のサインがゴリゴリッとスクリーンに刻み込まれた『ナゴシノハラエ』のような手作り品が僕は好きです。虚実の迷路の果てに、水と空気の匂いがピンと張りつめた時間にたどり着く。映画っていいなあ。 |
出演:
市川 翠(スイ):薬袋(みない)いづみ(『さよなら渓谷』『水の声を聞く』)/市川 舜・淳:土山壮也/瑞穂・妹役B:神月叶/浜田 真:小口美緒/彗(スイ):大久保千晴/濱田 惇:横田創/市川 絢子:大原とき緒/毛利浩秋/劇中劇『ビンヅメノジゴク』キャスト:こもだまり(兄役)、野口有紀(妹役A)
スタッフ
監督/脚本:大原とき緒
Co-プロデューサー:土山壮也
衣裳アドバイザー:丸山恵美
ミキサー:大谷勝巳(有限会社プロフェッショナルクラフト)
テクニカルアドバイザー・機材協力:中村元洋
ロケ場所協力:神楽坂die-pratze
作品引用:『瓶詰の地獄』夢野久作 著/音楽:ezoshika label『Je te veux(あなたが欲しい)』エリック・サティ
英語字幕製作:KAZ YOKOYAMA&ROSH PERERA
予告編制作:花田まり子
制作:movies label will☆