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第45回ハワイ国際映画祭舞台挨拶

 
映画『宝島』が全国公開中。
本作は先日、10月16日よりハワイで開幕された第45回ハワイ国際映画祭にも正式招待され、沖縄移民がハワイに渡ってから125周年を迎えるにあたり、沖縄とハワイの間に築かれてきた永続的な絆を称える特別企画として設立された〝Spotlight On Okinawa“部門にて、現地時間10月18日にインターナショナルプレミアとして上映された。
ハワイ国際映画祭_舞台挨拶2_映画『宝島』

ハワイ国際映画祭_舞台挨拶2_映画『宝島』
会場であるホノルルのカハラ・モールの中にある「Consolidated Theatres Kahala」には上映前から長蛇の列ができ、若者から高齢者まで幅広い年齢層と人種の観客が詰めかけ、立ち見客も出る満席状態の中、3時間11分、全ての観客がスクリーンに集中した。上映後、熱気に包まれた空気のなか大友啓史監督が登壇しQ&Aイベントが行われ、沖縄にルーツをもつ現地の方々をはじめとする観客から、作品に対する感想や制作への感謝の気持ちと共に、熱心な質問が繰り出され、大友監督が丁寧に答えていった。
 
まず映画化を決めた理由を聞かれた大友監督は、「アメリカに統治されていた時代の沖縄を、日本国内の本土の人間がしっかりと知らなきゃいけない。戦争が終わった後、絶対的強者と弱者の間に何か生まれるのか。その残酷な現実をしっかりと伝えたかった。当時を生きた戦果アギヤーの若者たちは、生きていくことに必死だったからこそ生命力と粘り強さをもっていて、今の時代に届けるべきメッセージがあると感じました。我々がニュースで見ているウクライナやガザで起きているいろいろな出来事と、この時代の沖縄は重なり合うものがたくさんあると思っています」と改めてメッセージを訴えた。
ハワイ国際映画祭_舞台挨拶2_映画『宝島』

ハワイ国際映画祭_舞台挨拶1_映画『宝島』
さらに観客の一人からは、「この映画にどれほど感謝し、感銘を受けているかをお伝えしたいです。監督が取り組まれたのは、本当に力強いものです。日本とアメリカによって様々な形で抹消されてきた歴史が、このような細部へのこだわりと配慮をもってスクリーンに描かれているのを見て、非常に感動しました。ありがとうございます」と感謝と賛辞の言葉が贈られた。続いて「Hero’s Island」という英題について問われると、「沖縄がなぜ宝の島と呼ばれているのか?ということを皆さんに考えてほしい。沖縄には「命どぅ宝」という言葉がありますが、命こそが宝であるということを、もう一度知ってほしいという思いが一つ強くありました。ヒーローというのは、むしろ誰にも知られていない、歴史に名は残らなくても、大切なものを守ろうと人知れず生きて人知れず亡くなっていく。そういう無名の人たちこそがヒーローなのではと思っています。「宝島」は、だから「Hero‘s Island」でもあるのです」とタイトルに込めた想いを明かした。
 
映画への感動の声は海を超え、さらに多くの人々の心へと届きつづけている。

Keishi Otomo at the 45th Hawai’i International Film Festival – HERO’S ISLAND International Premiere held at the Consolidated Theatres Kahala in Honolulu, HI on Saturday, ​October 18, 2025. (Photo By Sthanlee B. Mirador/HIFF/Sipa USA)
 

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台北金馬映画祭正式上映決定

 
そして、映画『宝島』が11月6日より台湾・台北で開幕する第45回台北金馬映画祭で正式上映され、妻夫木聡と大友啓史監督が渡台し参加することが決定!
台北金馬映画祭はアジアで最も歴史の古い国際映画祭のひとつであり、本作は、現代日本映画の持つ多様性と創造性を際立って描いた作品を集めた今年特別に新設された〝Rising Japan”部門で上映。映画祭側からは「複雑な歴史的背景を持つ沖縄を舞台に、『宝島』は壮大な志を持ってアイデンティティの問いに深く切り込み、現代日本映画に新たな深みと視野をもたらした」と作品への評価が寄せられた。
 

<台北金馬映画祭>

公式サイト:
https://www.goldenhorse.org.tw/ 
開催期間:
11月6日~23日

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『宝島』

 
全国公開中!
 
オフィシャルサイト:
https://www.takarajima-movie.jp
 
オフィシャルX:
@takarajimamovie 
 
オフィシャルInstagram:
@takarajimamovie/
 
ハッシュタグ:#映画宝島 / #映画宝島全国キャラバン 開催中!
 
物語・・・
ある夜、一人の英雄が消えた。
アメリカ統治下の沖縄で、自由を求め駆け抜けた若者たちの友情と葛藤を描く感動超大作。
英雄はなぜ消えたのか?幼馴染3人が20年後にたどり着いた真実とはー。
沖縄がアメリカだった時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼馴染のグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)の3人。そして、彼らの英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上のオン(永山瑛太)だった。全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは“予定外の戦果”を手に入れ、突然消息を絶つ…。残された3人は、「オンが目指した本物の英雄」を心に秘め、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、オンの影を追いながらそれぞれの道を歩み始める。しかし、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境では何も思い通りにならない現実に、やり場のない怒りを募らせ、ある事件をきっかけに抑えていた感情が爆発する。
やがて、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出すー。
消えた英雄が手にした“予定外の戦果”とは何だったのか?そして、20年の歳月を経て明かされる衝撃の真実とはー。
 
『宝島』東京プレミア

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出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太
塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧、木幡竜、奥野瑛太、村田秀亮、デリック・ドーバー
監督:大友啓史
原作:真藤順丈『宝島』(講談社文庫)
公開表記:2025年9月19日(金)より全国公開中
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会
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