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吉永小百合フィーチャー記事

 
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』が、田部井淳子の世界初女性エベレスト登頂という偉業から50周年となる2025年10月31日(金)に公開となります。
 
吉永小百合と田部井淳子の出会いは、吉永のラジオ番組「今晩は 吉永小百合です」に田部井がゲスト出演したことからはじまる。
「リーダーシップはもちろん女性として人間としての魅力があり、常に前へ進む意思のある人」だと吉永は田部井の生き方に強く惹かれる。その後キノフィルムズが企画、吉永に主演をオファーし、田部井淳子をモデルにした多部純子を演じることとなった。
てっぺんの向こうにあなたがいる
2025年5月に行われた『てっぺんの向こうにあなたがいる』の完成報告会見で吉永は「本当に過酷な撮影だったのですが、何とかやり遂げられてホッとしています。本物の田部井淳子さんがてっぺんの向こうから、“よくやったね、頑張ったね”って私たちに言ってくださっているような気がします。」と語り完成を迎えての気持ちを語った。また、富士山での撮影に向けたトレーニングや、高地順応の準備だけでなく座長として皆が安全に撮影を終えられるよう、吉永さんが気をかけていたと阪本順治監督も述べている。
また、完成報告会見で田部井さんにアプローチするために吉永さんがピアスを開けたことを暴露した阪本監督。人生初のピアスを開けたことについて吉永は「この役は開けるしかない!と思って開けました。ただ大変だったのは、一ヶ月泳いではいけないということ。泳がないというのは私にとってとても辛いことでした。とにかく、今回の役に没頭するために開けましたが、今とっても解放されたような気持ちになっています。」と語り、その意気込みと行動力で周囲を驚かせました。
また先日行われた、完成披露試写会では田部井淳子さんに対して「その前向きな生き方に憧れたし、世界中の全ての山に登頂できる、素晴らしい決断力をお持ちの方。私も淳子さんの一歩一歩前にという言葉を忘れずに、前に歩いていけたらと思っている」と語り、改めて田部井さんへの敬意を表しました。
また、吉永と同役(多部純子)で青年期を演じたのんは富山でクランクアップの際に吉永がサプライズで駆けつけたことを振り返り「吉永さんがひとりでいらしていて現場のテンションあがった。報われた気持ちになったし、おつかれさまとハグしてくれて、いただいたチョコレートが格別に美味しかった」と語り、座長の気遣いを明かすと、吉永も「ずっと前から行きたいと思っていてなかなか行けなかったけれど、最後の日に新幹線に飛び乗って行って、みなさんの一生懸命な様子に胸が熱くなった」と語り本作にかけた想いを語りました。
てっぺんの向こうにあなたがいる
田部井淳子さんの「山も人生も、一歩一歩前に進んでいく」という力強いメッセージと“人生は、8合目からが面白い。”というコピーを体現している吉永小百合さんの姿を是非スクリーンでご確認ください。
 

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『てっぺんの向こうにあなたがいる』

 
10月31日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか 全国公開
 
物語・・・                                       
1975年、エベレスト山頂に向かう一人の女性の姿。一歩一歩着実に山頂(てっぺん)に向かっていくその者の名前は多部純子。日本時間16時30分、純子は女性として初の世界最高峰制覇を果たした―しかしその世界中を驚かせた輝かしい偉業は純子に、その友人や家族たちに光を与えると共に深い影も落とした。晩年においては、余命宣告を受けながらも「苦しい時こそ笑う」と家族や友人、周囲をその朗らかな笑顔で巻き込みながら、人生をかけて山へ挑み続けた。登山家として、母として、妻として、一人の人間として…。
純子が、最後に「てっぺん」の向こうに見たものとは―。
 
てっぺんの向こうにあなたがいる

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吉永小百合
のん
木村文乃 若葉竜也
工藤阿須加/茅島みずき 円井わん 安藤輪子 中井千聖 和田光沙
天海祐希/佐藤浩市
 
監督:阪本順治
脚本:坂口理子 音楽:安川午朗
原案:田部井淳子「人生、山あり“時々”谷あり」(潮出版社)
製作総指揮:木下直哉
製作:「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会 木下グループ 朝日新聞社 読売新聞社 報知新聞社
制作プロダクション:キノフィルムズ/ドラゴンフライ 
配給:キノフィルムズ 
協力:一般社団法人 田部井淳子基金
©2025「てっぺんの向こうにあなたがいる」製作委員会
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