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初日舞台挨拶
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すすり泣き・・・の中
フリップトークさらに舞台挨拶では、劇中で心也と夕花が重要な約束をすることにちなみ、「約束したいこと」をテーマにフリップトークが展開。「小さないいこと」と書いた横尾監督は、「映画の舞台でもある子ども食堂を知ってもらいたい。この映画を観て、ひとつでもいいことができるように、踏み出していただけたらなと思います」と願いを込めた。「アクティブレスト」と書いた美村は、「40代、昔の言い方ですと初老になりました。やっぱり寝るだけではとれない何かを感じ始めて、疲れたなってときこそウォーキングをしたりして身体を動かすようにしています。皆様におすすめしたいので、これを書きました」と堂々と披露。安田は「背中で魅せる」と書き、「私も51になって背中がつるようになりましたけど(笑)どんどん年をとっていくともう顔は抜かれないんじゃないかと思いまして、背中で魅せる俳優<背中越し俳優>を目指したいと思います」と抱負を語った。同じく健康の話題が続き、「元気でいること」と書いた當真は「去年インフルエンザになり、俳優というお仕事は替えがきかないということを身をもって知りまして、体調管理を気を付けようと思いました」と戒めるように約束した。最後に座長の長尾は「今を大切に」と書き、「今日ここにいる皆さんと会えるのは今日限りのように、1つのシーンを演じるうえでも、その時にできる演技はその瞬間にしかないと思うので1つ1つの時間を大切にしていきたいです」とエモーショナルな言葉を残した。 長尾、花束を持って・・・舞台挨拶終了の時間が近づいてきた頃、「ちょっとお待ちください」と長尾が突然ステージから降壇。 最後に長尾は「この作品は人が人を大切に想う気持ちがとても強く描かれているので、皆さんも1日1日を大切に、そしてみなさんの周りの人たちを大切に思って日々を過ごしていただけたら嬉しいなと思っています。僕たちもこれからたくさんの幸せであったり、楽しい事、驚きを皆さんに見せていけるよう頑張るので、応援よろしくお願いします。あと映画を気に入ってくださったらぜひ周りの人に伝えてください!いっぱい映画見てください」と挨拶して締めくくり、笑顔がいっぱいのイベントは終了した。 |
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『おいしくて泣くとき』
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長尾謙杜 當真あみ
水沢林太郎 芋生悠 池田良 田村健太郎 篠原ゆき子 安藤玉恵
尾野真千子 美村里江
安田顕 ディーン・フジオカ
原作:森沢明夫「おいしくて泣くとき」(角川春樹事務所刊)
監督:横尾初喜 脚本:いとう菜のは 音楽:上田壮一
主題歌:Uru「フィラメント」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)
製作幹事:WOWOW 制作プロダクション:AX-ON 制作協力:パイプライン 配給:松竹