「孤狼の血」の柚月裕子による同名小説「盤上の向日葵」を原作に、坂口健太郎と渡辺謙の魂の演技バトルで魅せるヒューマンミステリー『盤上の向日葵』が10月31日(金)より全国公開となります。
この度、 サザンオールスターズの楽曲「暮れゆく街のふたり」が本作の主題歌に決定いたしました。
本楽曲は3月19日(水)にリリースされるサザンオールスターズの10年ぶりのオリジナルアルバム「THANK YOU SO MUCH」に収録されている最新楽曲で、あわせてこの楽曲をフィーチャーした特報映像が公開となりました。
運命の出会いから生まれる物語の切なさを、サザンオールスターズが綴る歌のがエモーショナルに包み込む。
本作の矢島孝プロデューサーは「切なさや哀しさ、愚かさも含め、必死に生きていく人間たちへの応援歌がほしい」とこの物語の主題歌をサザンオールスターズに依頼。3月19日にリリースされる最新アルバム「THANK YOU SO MUCH」に収録される楽曲の中で最も陰影が濃く、切なさに満ちた一曲「暮れゆく街のふたり」が主題歌に決定した。桑田佳祐がかつて読んだ小説にインスパイアされた、というドラマ性のある楽曲だ。主題歌を聴いた主演の坂口健太郎は、「将棋、家族との別れ、因縁、様々な物に翻弄され歩くしかなかった桂介の道を、切なく代弁してくれているような楽曲だと感じました。」と感激のコメントを寄せ、矢島プロデューサーは「人間の情念を支える桑田さんの力強い声は、人間の生き様を描くこの映画の最後を締めくくり、違った形で映画を支えている楽曲」と絶賛する。
サザンの楽曲が映画の主題歌となるのはサザン47年の歴史の中で7作品目、2018年公開の『空飛ぶタイヤ』の主題歌「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」、同じく2018年公開の『ビブリア古書堂の事件手帖』の主題歌「北鎌倉の思い出」以来7年ぶりとなる。