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公開記念舞台挨拶

 
北村匠海監督が高校時代に出会い、「人生を変えてくれた」と感謝をささげる不可思議/wonderboyの楽曲を原案に、自ら企画・脚本を兼任した念願の1本にして短編映画初監督作『世界征服やめた』が、2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋⾕ほか全国順次公開しました。
 
その公開記念舞台挨拶が、8日に都内映画館で実施され、主人を彼方を演じた萩原利久、彼方の同僚の星野を演じた藤堂日向、そして友情出演の井浦新と北村匠海監督が参加した
『世界征服やめた』公開記念舞台挨拶
 
公開記念舞台挨拶
日時:2月8日(土)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
登壇:萩原利久、藤堂日向、井浦新、北村匠海監督

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キャスト&北村匠海監督

 
北村監督が高校時代に出会い、「人生を変えてくれた」と感謝をささげる不可思議/wonderboyの楽曲を原案に、自ら企画・脚本を兼任した念願の短編映画初監督作品。
『世界征服やめた』公開記念舞台挨拶
監督という立場での封切りに北村監督は「自分の手から離れた実感が湧いていない状態」と素直な心境を述べて「監督として企画から関り脚本も書いて立ち止まって右往左往したりと色々な道を歩んできての今がある。だからこそ自分の手から離れた実感が湧いてこないのだと思います」とその理由を明かした監督に憧れたきっかけは、小6時代に出演した『シュアリー・サムデイ』の小栗旬監督の姿だったという。「役者が監督をやることのカッコ良さ。その姿がただただカッコ良かった。それが自分の人生の中で大きくて、そう思っていた事を不可思議/wonderboyさんが叶えてくれたと思っています」としみじみしていた。
 
『世界征服やめた』公開記念舞台挨拶
一方、主人公・彼方を演じた萩原は「匠海は俳優としてのみならず音楽もやったりしてエンターテインメントの最先端にいる人だと思っていたけれど、今回の監督作でそれを改めて実感しました。匠海の行動が広がって今この場に立てているので、さらにさらに尊敬する部分になっています」とリスペクト。
彼方の同僚・星野役の藤堂も「匠海とは友人として過ごした時間が多くて、いざ監督をするという話を聞いたときは驚いたし、脚本を読んで匠海が作る映画に興味が湧いた。この人が作る映画は面白いものになるだろうと思ったし、自分が関われる事が出来たら友人としても役者としても幸せなことではないかと思いました」と出演に感慨を抱いていた。
『世界征服やめた』公開記念舞台挨拶
 
居酒屋の店主として友情出演した井浦は「コロナが猛威を振るっている時に俳優・北村匠海とドラマで共演する中で、映画で映画館を応援したいという彼の想いや情熱を感じました。匠海君は音楽だけではなく、様々なカルチャーを吸収して楽しんで生きている人で、好きだけではなく、敬意を持っている人でもあります。そんな人が生み出すものは素敵なものになるに違いないという匂いを感じて、映像を作る時が来たらなんでもいいから関わりたいとスタンバイしていました」と友情出演の経緯を明かしていた。
『世界征服やめた』公開記念舞台挨拶
 
これら同志たちの言葉に北村監督は「御三方には絶大な信頼を置いていたので、お金の集まらないリアルな現状の中で色々と助けていただきました」と感謝しきりだった。
 
また映画監督・北村匠海の姿について藤堂が「匠海は色々な顔を持っている人だけれど、真剣にゼロ距離でモニターに向かう姿は鮮烈。監督だ…!と思った。自分の知らない新しい匠海をまた見れた気がする」と証言すると、井浦は「大御所感があったよね」といい、藤堂も「初めて監督をした感じがしなかった」とうなずくと、当の北村監督は「映画監督を演じていたのかもしれない…」と照れ笑いだった。
 
一方、萩原は「匠海は毎日忙しく働いているので髭を剃っているし、オフで会う時もたいてい仕事終わりのツルツルフォルムで会う。でも撮影期間中は髭が伸びてくるので、ある意味でレアな匠海を見れた気がします」と友人ならではの感想を述べていた。
 
完成作について井浦は「匠海監督が強い刺激を受けた不可思議/wonderboyへの匠海監督ならではのアンサーが出ている気がしました。監督の等身大でリアルな、あの時にしか作れなかったものが全部詰め込まれている気がして、匠海監督の頭の中、心の中が味わえると思います」と評していた。
 
最後に北村監督は「生きる!をテーマとして込めた」と明かしながら「自分が不可思議/wonderboyさんの楽曲に救われたように、皆さんにもエンタメが日々を明るくさせてくれた経験は一度くらいあると思うので、僕自身もエンタメの力をこれからも信じていきたいです。本作を撮ったことで役者としても監督としても、今後の自分を生きさせてくれるような経験になったので、不可思議/wonderboyさん、ここに立っているお三方、そしてこの映画に出会ってくれる皆さんに感謝したいです」としました。
 

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『世界征服やめた』

 
2025年2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
 
公式HP:
https://sekaiseifuku_movie.com
 
インスタ:
@sekaiseifuku_movie
 
X:
@sekaiseifuku_M
 
この世界に居場所を見つけられずに無力さが日に日に募る彼方。
会社の同僚で、飄々として明るい性格の星野。
ふたりの日常は、星野が選んだ決断によって大きく揺れ動いていく。
その渾身の企画を 体現する仲間として声をかけたのは、現象化した「美しい彼」シリーズや『キングダム』シリーズ、映画『ミステリと言う勿れ』といった話題作に次々と出演を続ける萩原利久。
そして『東京リベンジャーズ』シリーズや『遺書、公開。』(2025 年1月31日公開)などで頭角を表す藤堂日向。
 
萩原はかつての快活さや気力をいつしか見失ってしまった彼方の壊れかけた哀しみなど、絶望の中で生きる影の存在を類まれなる存在感で演じ切る。藤堂は前半では気安さやポジティブさといった光の様な存在から一転、後半では光が溜め込んでいたありったけの痛みを一気に放出する硬軟織り交ぜた熱演。
光と影、希望と絶望は表裏一体。光が強ければ強いほど、影も色濃くなる。セリフに頼ることなく、2 人がそれぞれの存在感をぶつけあい、作品の<光と影>を体現した本作にご期待ください!
 
製作陣には、北村と『スクロール』や DISH//の「プラン A」MV で組んだ映像作家・清水康彦、フォトグラファーとしてポカリスエットの広告から映画『正体』撮影まで手掛ける川上智之といったトップクリエイターが結集した。
多才な面々との協働で北村が監督として開花させたのは、世界観の構築―いわば総合力の高さ。
日本映画界を引っ張るトップ俳優にして、 監督として踏み出した“大型新人”の鮮烈なるデビュー、その命の輝きを余すことなく受け止めていただきたい。
 
あらすじ・・・
主人公・彼方(萩原利久)は、社会の中で⽣きる内向的な社会⼈。変化の乏しい日常をやり過ごす中で、「自分なんて誰にも必要とされてないのではないか…」と自分の無力さを感じていた。そしてどこか飄々として、それでいて白黒をはっきりさせたがる彼方の同僚の星野(藤堂日向)。星野の選んだ決断に彼方の⼈⽣は⼤きく揺れ動く。「死」の意味を知る時、明日の選択は⾃分でできることを知る。
世界征服という途方もない夢を追いかけるよりも、自分にしか描けない道がきっとある。世界征服やめた!
世界征服やめた

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原案・主題歌:「世界征服やめた」不可思議/wonderboy(LOW HIGH WHO? STUDIO)
企画・脚本・監督:北村匠海
出演:萩原利久、藤堂日向、井浦新(友情出演)
製作・制作プロダクション:EAST FILM
チーフ・プロデューサー:小林有衣子、プロデューサー:本多里子、ライン・プロデューサー:古賀爽一郎、小楠雄士、撮影:川上智之、照明:穂苅慶人、サウンドデザイン:山本タカアキ、美術:松本千広、スタイリスト:鴇田晋哉、ヘアメイク:佐鳥麻子、編集:清水康彦、音楽:HAPPY BUDDHA HILL、助監督:草場尚也、制作担当:福島伸司、佐佐木基入、スチール:高橋春織、台本デザイン:柴崎楽、撮影協力:ニコンクリエイツ、制作協力:ニコン、企画協力:Creatainment Japan、配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS、カラー、16:9、5.1ch、51min
©️『世界征服やめた』製作委員会
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