映画情報どっとこむ ralph

公開直前!プレミア上映会トークショー

 
Netflix シリーズ「リラックマとカオルさん」や、前代未聞のストップモーション時代劇「HIDARI」等を手がける、日本のこま撮りアニメーションの最高峰“ドワーフスタジオ”の最新作『こまねこのかいがいりょこう』 がいよいよ10月25 日(金)より全国順次公開されます。
「こまねこ」は2003 年に誕生したドワーフスタジオのオリジナル作品。
こま撮りをする、もの作りが好きなねこの女の子“こまちゃん”の日常を優しさあふれる世界観で描いています。
 
そしてこの度、本作のお披露目イベントに、特別ゲストとして猫が好きでママのキンタロー。さんを迎えたトークショーを行いました。
『こまねこのかいがいりょこう』
 
公開直前!プレミア上映会トークショー
日程:10月22日(火)
会場:新宿バルト9
登壇:キンタロー。 合田経郎監督

映画情報どっとこむ ralph

合田経郎監督登壇

MCの呼び込みで、実際に撮影に使用されていた“こまちゃん”人形を手に登壇した合田経郎監督。11年ぶりの新作となった心境について、合田監督は「こまねこを最初に作ってから20年、ずっと好きでいてくれる方がいまして、そういう方々の応援のおかげでここまでこれたなと思ってるので大変感慨深いというか、とても嬉しいです」と笑顔で挨拶。
『こまねこのかいがいりょこう』

キンタロー。登場!

「そしてさっそく、映画の世界から“生こまちゃん=リアルこまちゃん”が来ているらしいんです…こまちゃーん!!」というMCの呼び込みで、主人公のねこの女の子“こまちゃん”に扮したお笑いタレント・キンタロー。さんが、“こまちゃん”のごとく「にゃにゃにゃー!」と軽やかなステップを踏みながら登場!
『こまねこのかいがいりょこう』
会場は笑いに包まれ、そのまま元AKB48の前田敦子さんのモノマネをしながら「猫を飼ってて、本当に猫ちゃんたちにはすごく救われました。皆さんにお願いがあります。私のことは嫌いになっても、『こまねこのかいがいりょこう』のことは嫌いにならないください!」と絶叫。
『こまねこのかいがいりょこう』
合田監督から「今日は遠いところありがとう」と声をかけられると、「長い間、撮影期間携わってくださってありがとうございます。来る日も来る日も、監督はドーナツをかじりながら徹夜で動かしてくれたんです。やっと喋れるようになりました」と、こまねこが憑依したようにキンタロー。さんが話すと、合田監督も「喋れるようになったんだ!」とのっかり、息のあったアドリブを見せてイベントがスタート。
『こまねこのかいがいりょこう』
続いて本作を観た感想について、キンタロー。さんは「自分も2歳と4歳の子供がいるので一緒に観たんですけど、そのくらいの子でも本当に楽しめる作品。『にゃにゃにゃ』と表情豊かで、言葉がなくても伝わってくるストーリー。子供たちも見入っていました」と語り、「小さい頃こんな気持ちだったなって、心がたっぷり洗われる。そんな映画の中の神社!これを観て皆さん、本当に心を洗って帰っていただきたいです!」と感想を熱く吐露。さらにMCから、アンミカさんでの感想をふられると「いうやもうびっくりしましたよ!監督どれくらいの時間かかってるの!って。もうひとコマひとコマ愛情をこめて、そしたら魂がこもんねんな。素晴らしかった作品!」と定番のモノマネで感想を伝え、客席からは拍手が湧き起こる一幕も。
 
そしてこま撮りについて、どのくらい時間がかかるのかという質問に合田監督が「人形をちょっとずつ動かしながら、撮った写真を連続して見ると動いて見えるという作り方で、1秒間に24コマ必要なので、作れるのが1日5秒くらい」と聞くと、キンタロー。さんも「えーっびっくり!」と驚きの声をあげ、今回の最新作も8分の尺で1年間の制作期間と聞くと、驚きすぎて「8分で1年!半沢、聞いているか!」と思わず北王子欣也さんのモノマネになったキンタロー。さん。
 
さらに今作の制作のテーマについて、合田監督は「20周年ということで、何かテーマがないかなと思って成長をテーマにしてみました。でもずっと子供のままでいてほしいなと思ったり、急いで成長しないでちょっと階段を上って下がってみたいに少しずつ成長してくれたらいいのかな」とも考えたという。さらにストーリーの経緯について、「ちょうどウクライナ侵攻があってニュースを見たときに、父親は国に残らなきゃいけない、母親と子供は国外に避難する映像があって、母親は大きなスーツケースを引いて、子供も大きなリュックを背負って、でも片手にはぬいぐるみを持っていて。この子にとってこのぬいぐるみっていうのが、着るものを食べるものと同じぐらい、もしくはもっと大事な命綱のようなものなのだなと。この子が出掛けるときに、どういう気持ちだったのかななんていうことを想像して、出かける話というストーリーがいいかなと思いました」と語ります。
『こまねこのかいがいりょこう』
そして本作の子供たちに観てもらいたいポイントとして、キンタロー。さんは「ストーリーが子供にとってすごくわかりやすいし、やっぱり子供にとってぬいぐるみって身近なものですけど、こまちゃんも大好きなぬいぐるみを持っているという共通点がある。それが、すごくストーリーに入り込みやすくて、想像力が掻き立てられるんじゃないかなと」と話し、「私は職業病じゃないですけど、観るとすぐに『にゃにゃにゃ』って真似したくなっちゃうんですけど、観た後は子供と『にゃーにゃー』で会話していました(笑)」と述懐。すると合田監督は「めちゃくちゃ嬉しいです。それが何を言っているのか、観ている方にだいぶ委ねているところもあるので、想像力をフルに活用していただいて、想像しながら観ていただきたい」と語りました。
 
最後には、キンタロー。さんから「本当に子供だけではなく、大人も楽しめる幅広い世代が楽しめる作品になっています。ぜひお子さんいる方は一緒に家族で楽しんでいただけたら。本当に心がクリーンになる作品だと思います。ぜひ劇場へ足を運んでください!」とメッセージをおくり、合田監督も「最初に作ったときに、何世代にもわたって愛されるものになれたらいいなくらいに思っていたんですけど、結果的にこんな20年もやらせてもらって、実際に親から子へ伝えてもらうということが起きている。本当に皆さんのおかげだと思っています。ぜひ、楽しんでいただけたらなと思います!」とイベントを締めくくりました。

映画情報どっとこむ ralph

『こまねこのかいがいりょこう』

 
10月25日(金)全国順次ロードショー
 
https://www.komaneko.com
 
世代を超えて愛される“こま撮りえいが”の感動作
 
「こまねこ」は2003 年に誕生した、ドワーフスタジオのオリジナル作品。
こま撮りをする、もの作りが好きなねこの女の子“こまちゃん”の日常を優しさあふれる世界観で描いています。11年ぶりの新作となる『こまねこのかいがいりょこう』は、初めての海外旅行に出かけることになった主人公”こまちゃん”の友情と成長が描かれる短編映画。『こま撮りえいが こまねこ』より、名作との呼び声が高い『はじめのいっぽ』『こまとラジボー』『ほんとうのともだち』の3作とともに劇場公開されます。珠玉の4作をつめこんだ“たから箱”のような、合計50分の豪華プログラム。ひとコマひとコマ愛をこめて制作されたこま撮り人形アニメーションが、あなたの心にあたたかくてかけがえのない世界をお届けします!
 
物語・・・
ひとコマひとコマが愛おしい。好奇心いっぱいのねこの女の子の成長物語
山のうえのおうちに暮らすこまちゃんはものづくりが大好きなねこの女の子。いつも自分の心に素直に、そして楽しく暮らしています。ある日、いっしょに暮らす“おじい”から海外旅行の計画を聞き喜ぶこまちゃんですが、友達の“ももいろ”“はいいろ”は連れていけません。はたしてこまちゃんは、大好きな彼らと離れても大丈夫なのでしょうか……?

***********************************

原作・監督・キャラクターデザイン:合田経郎
企画・制作:dwarf studios
製作:株式会社 FIELD MANAGEMENT EXPAND dwarf studios
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
配給:日活
©dwarf・こまねこフィルムパートナーズ ©dwarf
関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ