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公開記念舞台挨拶

 
主演・堂本剛×監督・脚本 荻上直子で映画『まる』が10月18日(金)より全国公開中です。
 
無事公開を迎えたことを祝して、主演の堂本剛をはじめ、共演の綾野剛、小林聡美、吉岡里帆、森崎ウィン、戸塚純貴という豪華キャスト陣、そしてメガホンをとった荻上直子監督が登壇し、公開記念舞台挨拶を行いました。
『まる』公開記念舞台挨拶
 
公開記念舞台挨拶
日付:10月19日(土)
会場:TOHOシネマズ日比谷
登壇:堂本剛、綾野剛、小林聡美、吉岡里帆、森崎ウィン、戸塚純貴、荻上直子監督
MC:奥浜レイラ

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キャスト&登壇

 
超満員に加えて、全国260館の映画館に向けて生中継。主演の堂本は「この映画を通して沢山の人々の今に向かってのメッセージを投げかけることが出来ればと演じました」と挨拶した。主演だけに留まらず、「.ENDRECHERI./堂本剛」名義で劇中音楽に初挑戦しただけではなく、主題歌『街(movie ver.)』も担当したが、「フィルムで撮っているということもあり、役者さん方の呼吸や間が使われている映画だったので、どんな音楽が良いのか悩みました。初めて映画音楽を務めさせて頂き、難易度の高い仕事でしたが、普段の自分の音楽とは違う学びもあり、貴重な経験をさせていただきました」と手応えを口にしていた。
 
好きなシーンに触れて堂本は「“売れないアーティストに価値なんてない。”という若草(小林聡美)の台詞は色々と考えました。僕自身アーティストの仕事をさせてもらっているので、色々な考えが巡ったシーンでした。あのシーンで問われ、投げかけられたことは、アーティストではなくても色々と考えさせられるはず」と見どころに挙げた。
『まる』公開記念舞台挨拶
 
また堂本は、画廊で自ら「私が沢田です」と名乗り出る際の演技について「試写を見た知人から『あれは志村けんの間だ。あたすが~の間、という事でよろしいですね?』とイジられた」と、驚きを吐露するも「でもその後に見直したら、確かに志村さんの『あたすが~』の間でした」と確信。小林から「染みついていたのかもしれませんね」と言われると、堂本は「自分としては自然とやったつもりが…。染みついていたんでしょうねえ」と志村イズムを認めていた。
 
好きなシーンについて綾野は「(堂本と森崎)お二人のシーンが好きでした。横山(綾野)の『チェンジ・ザ・ワールド』は謎に横山っぽかった」と見どころとして紹介。
『まる』公開記念舞台挨拶
森崎はミャンマー出身という設定を演じただけに「今日初めて僕を知った方は、「こんなに日本語を喋れる人なのか」とビックリされているでしょう」とニヤリ。
『まる』公開記念舞台挨拶
吉岡は小林の「沢田と横山君が餃子を食べながらやり合うところは引き込まれた」という意見に共感。

「めちゃくちゃ“わかりみ”が強いです!私もあのシーンを見てこの映画好きだと思いました」とすっかりお気に入り。戸塚は「突然壁から飛び出てくる足が好き」というと、綾野は「あれは初日の撮影でしたね」と思い出し、それに戸塚は「初日の足には見えませんでした」と笑わせた。
 
映画の内容にちなんで「夢中になっているもの」を発表。堂本は「きっかけは覚えていないけれど、急にクリームあんみつが好きになった。黒蜜が良くて、ピンクと緑の御餅も入ったりして」とあんみつ愛を語り、綾野から「黒蜜ってなんであんなに美味しいんですかね。破壊的に美味い」と共感されると、堂本は「黒蜜はもはやステージドリンクでいいよね」とボケて笑いを取っていた。
 
綾野は「これはずっと夢中になっているものですが、駅伝」と言い、「剛さんにも駅伝の話をしたら少しだけ興味を持ってくれたので、このまま引きずり込みたいと思います」と嬉しそう。小林は「マフラーの編み物」、森崎は「旅客機」、戸塚は「シンプルなラーメン」と答えた。
『まる』公開記念舞台挨拶
 
一方、吉岡は「はまっているというか、はまるでしょうと思うのがスカイダイビング。先日生まれて初めて挑戦して…飛びました!」と発表。
『まる』公開記念舞台挨拶
タイに旅行に行った際に現地人に「人生が変わるからやるべきだ」と言われてそのままの勢いで飛んだという。ただ「現地の人の準備が手慣れていて、飛ぶときも『はい、GO!』。降りた時も『はい、終わり!次の人!』という感じだったので、もう少しゆっくり楽しみたいし、飛んでいる時に気持ちが良いと思ったのでまたやりたい」と新しい扉を開いていた。
 
最後に主演の堂本は「映画の見どころは、まさに映画のタイトル通り“まる”投げです。見た人それぞれに見どころが存在する、そんな不思議な映画だと思います。“まる”は優しいイメージのある図形ですが、この映画の中にある“まる”は非常に凛とした強いまるです。2度3度繰り返し見ていく中で自分の心のピントが合っていくような映画です。何度も見ていただき、そして僕の沢田ですという間も果たして志村さんなのか検証してほしいです」と笑いを交えながらアピールしていた。

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『まる』

 
10月18日(金)ロードショー
 
公式サイト:
https://maru.asmik-ace.co.jp
 
公式X:
@movie_maru2024
 
公式Instagram:
@movie_maru
 
 
2024年にデビュー27周年を迎えたKinKi Kidsとして国民的スターの顔を持ち、クリエイティブプロジェクト「.ENDRECHERI.」としても独自の道を切り開く堂本剛が、1997年に公開された『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来、27年ぶりに待望の映画単独主演を果たす。近年では音楽活動が中心となっていた堂本が、この度、監督と企画プロデューサーによる約2年前からの熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至った。
 
堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなす毎日に慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める奇想天外な物語だ。これまで自らストーリーを進めていく役柄の多かった堂本が、不思議な事態に巻き込まれていくキャラクターで、27年ぶりの単独主演にして新境地を魅せる。さらに今回は、主演・堂本剛が「.ENDRECHERI./堂本剛」として映画音楽も担当。「.ENDRECHERI.」 と「堂本剛」のWネームで、初の映画音楽にチャレンジしている。主人公・沢田を取り巻くキャラクターには、綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、柄本明、小林聡美ら、豪華キャストの出演も決定している。
そんな本作の監督を務めるのは、数々のオリジナル脚本で話題作を生み出し、『彼らが本気で編むときは、』(17)で第67回ベルリン国際映画祭・観客賞&審査員特別賞を受賞、『波紋』(23)で第33回日本映画批評家大賞・監督賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得る荻上直子監督。独特の世界観で奇妙なおかしみのある人間たちを描いてきた荻上の作家としての神髄が凝縮されたテーマで夢のタッグが実現した。
 
物語・・・
人生が転がり始めた男に襲い掛かる、奇想天外な出来事!
心までぐるぐる回り出す、至福の映画体験。
美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなしている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)が知らぬ間にSNSで拡散され、正体不明のアーティスト「さわだ」として一躍有名になる。突然、誰もが知る存在となった「さわだ」だったが、段々と○にとらわれ始めていく…。
映画『まる』

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出演:堂本剛
綾野剛 / 吉岡里帆 森崎ウィン 戸塚純貴 おいでやす小田 濱田マリ
柄本明 / 早乙女太一 片桐はいり 吉田鋼太郎 / 小林聡美
監督・脚本:荻上直子『かもめ食堂』『彼女が本気で編むときは、』
音楽:.ENDRECHERI./堂本剛 
制作プロダクション:アスミック・エース、ジョーカーフィルムズ 
製作・配給:アスミック・エース
© 2024 Asmik Ace, Inc.
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