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主演:大泉洋x監督・脚本:入江悠

 
時は室町、“応仁の乱”前夜の京(みやこ)。
大飢饉と疫病の連鎖、路上に重なる無数の死骸。そんな混沌の世の中に風の如く現れ、巨大な権力に戦いを挑んだ者たちがいた…。蓮田兵衛(はすだ・ひょうえ)、日本史上、初めて武士階級として一揆を起こし、歴史にただ一度だけその名を留める男。彼の元に結集した「アウトロー=無頼」たちの知られざる闘いをドラマチックに描いた『室町幕府』が2025年1月17日(金)に公開となります。
 
 

本編映像と場面写真が解禁

 
そしてこのたび、映画『室町無頼』で初の本編映像と場面写真が到着しました。
 

本編映像到着

今回解禁された映像は、両手に刀を持ち、多勢の敵に立ち向かっていく兵衛の両目のドアップから始まる。兵衛を筆頭に敵陣へと戦い猛進する無頼たちのアクションシーンには、並々ならぬ壮大なスケールが感じられる。
 
「いくつになっても立ち回りのある時代劇にはワクワクする」
 
大泉がこうコメントする通り、兵衛と道賢が刃を交えるシーンはすさまじい迫力があり、呼吸を忘れてしまうほどの緊迫感がありながらも、二人が次にどんな立ち回りを見せるのか?という期待とワクワク感が押さえられない!

今年2月に実施した製作発表会見では「昨年の夏はずっと稽古していた。稽古初日から素振り100本振った」(大泉)、「台本上ではアクションシーンはあまりなかったのに、現場で戦うことになってしまって…やっても一手か二手かと思ったら全然違った」(堤)と二人が話す通り、劇中で魅せる名優たちの殺陣はさすが超一流!さらに 「映画史上に残るスケールの時代劇になりそうだ」と大泉が話す通り、本作の完成に大きな期待を寄せても裏切られることはないだろう!
映像ラストで、不敵に笑みを浮かべる兵衛。今から563年前の瀕死の日本で彼はいったい何を見てきて、何を見ようとしているのか。兵衛たちはいったいどこへ向かっていくのか…「腐った世の中をぶっ壊せ」「立ち上がれ。戦わなければ何も変わらない」と、天災や、物価高騰、政治不信・ポストコロナの不安な世界を生きる我々にもどこか通ずるようなメッセージがこの映像からは感じられる。
 
 

場面写真

映像と合わせて兵衛、道賢、そして才蔵の場面写真も3点初公開!
敵を斬りつけた直後の凄みと殺気が表裏一体となった猛々しい表情の兵衛、刀の先まで神経を巡らせているような美しい刀裁きを見せる道賢、そして血と泥にまみれながらも六尺棒を手に、強い意志の宿った眼差しを向ける才蔵…。
いずれも、映画史上に残るスケールの新時代のアクション大作の誕生を想起させる迫力満点の写真だ。
『室町無頼』
『室町無頼』
『室町無頼』
名もなき人々が、ダメな幕府に命懸けで「NO!」を突き付け、次の時代の扉をこじ開ける姿。
それはきっと、今を生きる人々に爽快感と明日への情熱を与えてくれるはず。
 

映画情報どっとこむ ralph

『室町無頼』

 
2025年1月17日(金)公開
 
己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぎ、密かに倒幕と世直しの野望を抱く無頼漢で剣の達人である主人公・蓮田兵衛(はすだ ひょうえ)を演じるのは、今や国民的スターとなった大泉洋。周囲を惹きつける吸引力を持つキャラクターは、まさに彼のハマり役。さらに剣の達人役として本格的な殺陣・アクションに初挑戦するなど、50歳を迎えた大泉が兵衛というキャラクターにエネルギッシュに命を吹き込み、“大泉史上最高にカッコいい男”を演じきっている。兵衛に拾われ、身も心も成長する才蔵役に抜擢されたのは、なにわ男子の長尾謙杜。その才蔵に棒術を教え込む老師に柄本明、民を虐げ、贅沢にふける有力大名・名和好臣には北村一輝、高級遊女にして、男たちの間を漂う絶世の美女・芳王子(ほおうじ)役に松本若菜がそれぞれ演じている。そして300人もの荒くれ者を抱え、幕府から今日の治安維持と取り締まりを任される悪党一味の首領・骨皮道賢に扮するのは堤真一。兵衛とは悪友であり、宿敵ともなっていく。
 
原作は昨年、『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞した垣根涼介の『室町無頼』(新潮文庫刊)。監督を務めるのは『22年目の告白―私が殺人犯ですー』や『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』など、濃密な人間ドラマをエンタメに昇華させてきた入江悠。憧れだったという京都で撮影に飛び込み、伝統ある京都撮影所の職人たちと共に、新時代のアクション・エンタテイメントを作り上げた。
 
 
物語・・・
1461年、応仁の乱前夜の京(みやこ)。大飢饉と疫病が同時にこの国を襲った。
加茂川べりにはたった二ヶ月で八万を超える死体が積まれ、人身売買、奴隷労働が横行する中世の暗黒時代(ダークエイジ)。しかし、時の権力者は無能で享楽の日々を過ごすばかり。貨幣経済が進み、富める者はより一層富み、かつてない格差社会となっていた。
蓮田兵衛は、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人。しかし、ひそかに倒幕と世直しを画策する無頼漢。京とその周辺の悲惨な状況と窮民を見た兵衛は、立ち上がる時を狙っていた…!
一方、才蔵はすさまじい武術の才能を秘めながらも天涯孤独で夢も希望もない日々を送っていた。しかし、兵衛に見出され、鍛えられ、彼の手下となる。
やがて、決死の修行を生き延びた才蔵の武器となるのは、“六尺棒”。修行を終えた時、超人的な棒術を身につけた才蔵の前に敵は無い。
時は来た。才蔵だけでなく、抜刀(後の居合)術の達人、槍使い、金棒の怪力男、洋弓の朝鮮娘ら、個性たっぷりのアウトローたちを束ねる兵衛。ついに巨大な権力に向けて空前の大暴動を仕掛ける。行く手を阻むのは、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢率いる幕府軍。“髑髏の刀”を手に一党を動かす道賢を前に、兵衛は命を賭けた戦いに挑む。
この世の地獄をぶち壊せ! 京(みやこ)を覆う紅蓮の炎の中から明日をつかめ!!
 

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監督・脚本:入江悠
原作:垣根涼介『室町無頼』(新潮文庫刊)
 
出演:
大泉 洋
長尾謙杜 松本若菜
遠藤雄弥 前野朋哉 阿見 201 般若 武田梨奈
水澤紳吾 岩永丞威 吉本実憂 ドンペイ 川床明日香 稲荷卓央 芹澤興人
中村 蒼 矢島健一 三宅弘城
柄本 明 北村一輝
堤 真一
 
配給:東映
©2025『室町無頼』製作委員会

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