カンヌ国際映画祭2014 批評家週間グランプリ含む3賞受賞
世界30以上の映画祭で受賞の話題作!!
全員ろうあ者、全編手話、前代未聞のウクライナ発の手話フィルム!!

『ザ・トライブ』像
昨年度カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ含む3部門で受賞し、世界中の映画祭に衝撃を与え続けているウクライナ発の“手話フィルム”

ザ・トライブ

は、2015年4月18日(土)よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国順次公開が決定しています。

物語・・・

セルゲイはろうあ者専門の奇宿学校に入学する。
そこは犯罪や売春などを行う悪の組織=族(トライブ)によるヒエラルキーが形成されており、セルゲイは入学早々彼らの洗礼を受ける。何回かの犯罪に加担していくうちに、セルゲイは組織の中でより高いポジションを得て行く。

『ザ・トライブ』③

やがて彼は、族のリーダーの愛人のひとりで売春をやっているアナに執着し、組織における暗黙のルールを破っていく。

監督はウクライナの新人ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督による長編デビュー作品。
出演者は全員がオーディションを受けた一般のろうあ者なんです。

Q:ろうあ者を題材にした本作品を制作したことについて、

スラボシュピツキー監督:僕の子供時代の思い出と結びついている。当時自分が通っていた学校の前に、ろうあの学生の寄宿舎があって、彼らをよく見かけた。彼らのコミュニケーションの取り方、ジェスチャー、喧嘩の仕方などに惹きつけられた。僕にとっては特別な経験だった。

『ザ・トライブ』①

Q:また一般オーディションで集めたろうあ者について、

スラボシュピツキー監督:キャスティング•プロセスはほぼ1年掛かったよ。聾唖の人々はたくさんいるわけではないので、僕らはソーシャル•ネットワークを最大現に活用して募集をかけた。それでロシアやウクライナなど、各地から集まった。実際にオーディションをしたのは約300人だ。

Q:カンヌを始めとする世界中の映画祭で話題となったことについて、

スラボシュピツキー監督:とてもうれしかったよ。カンヌの上映にはろうあの人々もたくさん観に来てくれて、みんなとても興奮していた。彼らにとってこうした映画が作られて、それがカンヌで受け入れられることはある種、勝利のようなものだ。

と自身の映画について語っています。

『ザ・トライブ』ポスター本作品は、カンヌ国際映画祭批評家週間でプレミア上映され、グランプリを含む3つの賞に輝くと瞬く間に世界中の批評家の間で話題となり、世界中の映画祭の主要タイトルを数多く受賞する(現在、30を超える賞を受賞中)近々では、カンヌ国際映画祭におけるカメラドール賞に対等する、ヨーロピアン・フィルム・アカデミー・アワード「ヨーロピアン・ディスカバリー・アワード」を受賞し話題となっています。
 
ザ・トライブ

原題 : ΠЛEM’Я(PLEMYA)
英題 : the tribe

日本公開は2015年4月18日(土)よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国順次公開が決定しています。

公式サイト:http://thetribe.jp/
Facebook公式: https://www.facebook.com/thetribejp
Twitter公式: https://twitter.com/thetribejp

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キャスト&スタッフ クレジット
監督・脚本 : ミロスラヴ・スラボシュピツキー
撮影・編集 : ヴァレンチヌ・ヴァシャノヴィチ
プロデューサー : ヴァレンチヌ・ヴァシャノヴィチ、イヤ・ミスリツカ
出演 : グレゴリー・フェセンコ、ヤナ・ノヴィコヴァ

提供 : ミモザフィルムズ/彩プロ  配給 : 彩プロ/ミモザフィルムズ
宣伝 : ミモザフィルムズ  宣伝協力 : テレザとサニー
後援 : ウクライナ大使館
2014年/ウクライナ/カラー/132分/HD/1:2.39
ドルビー5.1ch/字幕無/手話のみ/R18+
© GARMATA FILM PRODUCTION LLC, 2014
© UKRAINIAN STATE FILM AGENCY, 2014

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