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公開記念舞台挨拶

 
本作は、喧騒の東京から、大自然が広がる米・モンタナの牧場へ…。効率至上主義のサラリーマンがカウボーイ文化に触れて人生を見つめ直すヒューマンドラマ。
 
グローバルな才能が集結した映画『東京カウボーイ』は6月7日より、世界に先駆けて日本で初めての劇場公開をスタート。翌8(土)に公開記念舞台挨拶を行いました。
東京カウボーイ
 
公開記念舞台挨拶
日付:6月8日(土)
会場:YEBISU GARDEN CINEMA
登壇:井浦新 藤谷文子(脚本・出演) マーク・マリオット(監督)チャド・キャノン(音楽)

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井浦新ら登壇

 
若いころに『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』の撮影現場に参加し、山田洋次監督に弟子入りしたことが、映画界に入るきっかけとなったマーク・マリオット監督。満員の客席を前に「違う土地、文化、国の人々が繋がることを表現した『東京カウボーイ』を日本の皆さんに受け入れてもらえて嬉しいです。」と満面の笑みで語り、山田洋次監督からのサプライズメッセージが壇上で披露されると、主演の井浦新は「今撮影中のドラマの照明部の方が、30年前に山田組の照明部にいて、マーク監督のことを覚えていたんです。「おめでとう」と伝えてください、と言われました」と驚きのエピソードを明かし、
東京カウボーイ
マーク監督は「ひとつのご縁が一周して出来上がったのがこの作品だと思う」と感慨深げに語った。
井浦新は、自身の役柄について「僕もヒデキと同じで英語もしゃべれず、たった一人でアメリカの撮影現場に入って、毎日いろんな人のサポートを受けて撮影することで、ヒデキが感じた素直な感情、驚き、戸惑いなど自身の環境とリンクして、自然に表現できた。モンタナの大自然に包まれて、役柄と自分がひとつになっていくのを感じました」と手ごたえを語った。
 
ヒデキの恋人ケイコ役を演じ、『忍びの家』で脚本・監督を務めたデイヴ・ボイルと本作の共同脚本を担当した藤谷は、脚本でこだわったポイントを聞かれ「國村隼さんのセリフだけは、大阪人のプライドにかけても譲れなくて「私が担当する」と主張しました」と会場を沸かせ、「マークも私も、お互いに日本とアメリカ両方の文化を体験している。共通の経験があるから、ケンカもせずに和気あいあいとできました」と仲の良さをのぞかせた。そして本作で音楽を担当したチャド・キャノンは「主題歌の歌詞を担当したのも(藤谷)文子さん。そして歌っているのは久石譲さんの娘さんで、4歳の頃に『ナウシカ』のあの曲(※劇中歌「ナウシカ・レクイエム」)を歌った麻衣さんなんです。ぜひ注目してほしい」とアピールした。
東京カウボーイ
撮影中の出来事に話が及ぶと、井浦は「アメリカでの撮影が終わって10日後に日本パートの撮影だったのですが、日本に帰るためにコロナの検査をしたら、なんと陽性だったんです」と告白。スタッフは既に全員帰っていたそうで「誰もいない場所に一週間隔離されて、朝昼晩とひとりぼっちでひたすら料理していた。まるで『東京カウボーイ2』映画の続編を撮っているかのような気持ちでした」と当時のドタバタを笑いながら振り返った。

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『東京カウボーイ』

原題:TOKYO COWBO

 
www.magichour.co.jp/tokyocowboy
 
6月7日(金) YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次ロードショー
 
喧騒の東京から、大自然が広がる米・モンタナの牧場へ…。
効率至上主義のサラリーマンがカウボーイ文化に触れて人生を見つめ直すヒューマンドラマ。
昨年から今年2024年にかけて映画『福田村事件』、『アンダーカレント』、『ゴールデンカムイ』、『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』、大河ドラマ「光る君へ」と話題作への出演が相次ぐ俳優・井浦新がついにアメリカ映画デビュー。上昇志向の強い日本人ビジネスマンが、出張先のアメリカ・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れて変わっていく姿を繊細かつまっすぐに演じ、この度の日本劇場公開を機に、世界中の映画ファンを魅了する!
映画の舞台は、どこまでも空が続くことから「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるモンタナ州。とある牧場の経営を立て直すためにやってきた主人公のヒデキは、壮大な計画をプレゼンするも東京の常識は通じず、すぐに行き詰まってしまう。だが、いやいやながらもスーツを脱いでカウボーイ姿に着替え、自然や動物とともに生きる人々と交流するうち、人生を変える出会いが訪れる–。 本作のマーク・マリオット監督はかつて日本の巨匠、山田洋次監督の弟子入りを志願し、山田組の海外現場(第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』)に参加した経歴の持ち主。その時の異国体験が作家としての原点となった。日本のオフィス街とは何もかもが異なるモンタナの原始的な風景を舞台に、“異邦人”が経験するさまざまな感情を普遍的なヒューマンドラマに仕立て上げた。 心の交流をテーマにした本作には、井浦のほかにも日米2カ国の文化と言語の微妙なニュアンスを表現できる多彩なスタッフとキャストが集結。脚本は、『Man from Reno』で数々の映画賞を受賞し、Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」で脚本&監督を務めたことも話題のデイヴ・ボイルと、平成『ガメラ』シリーズ3部作のヒロインやミシェル・ゴンドリー監督『TOKYO!/インテリア・デザイン』主演などを経て、現在はアメリカを拠点に脚本家としても活躍する藤谷文子が共作。藤谷は井浦扮する主人公の上司であり恋人でもある役柄でキャストにも名を連ねている。さらに日本を代表する国際派俳優・國村隼が和牛専門家役としてコミカルな存在感を放ち、プロデューサーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『トロン: レガシー』などハリウッド大作を多数手掛けてきたディズニー・スタジオ所属のブリガム・テイラーが務め、グローバルな才能が集結した。
『東京カウボーイ』

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出演:井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼
監督:マーク・マリオット 
脚本:デイヴ・ボイル、藤谷文子 
プロデューサー:ブリガム・テイラー
2023/アメリカ/英語、日本語/2.35:1/5.1ch/118分
日本語字幕:安達もえ子、宮本奈緒子/原題:TOKYO COWBOY
配給:マジックアワー 
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