また同部門の最も優れた脚本作品に授与され、今年新設となったニッポン・ストーリーテリング賞はStorymaker Agency for Public Relationsの協賛により1,000ユーロの副賞が贈られます。初回受賞となったのは井上淳一監督の『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』に決定しました。
さらに3つの賞が観客の投票によって選ばれました。賞としては最も歴史あるニッポン・シネマ賞は今年の映画祭で第19回目を迎え、山下敦弘監督の心温まるコメディ『カラオケ行こ!』が選ばれました。受賞作品にはフランクフルトのメッツラー銀行協賛により、4,000ユーロの副賞が授与されます。
ニッポン・ドックス賞を受賞したのは、山崎エマ監督による『The Making Of A Japanese』 です。監督は東京郊外の小学校で1年間、生徒と教師達に同行し、日本の教育システムを深く洞察しました。今年で5回目の授与となるこの賞は2,000ユーロの副賞が与えられます。