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著明人コメント到着
突然の悲劇から8年…。
孤高の天才“プリンス”の真実に迫る傑作ドキュメンタリー『プリンス ビューティフル・ストレンジ』が、プリンスの誕生日である6月7日(金)より新宿シネマカリテほか全国ロードショーとなります。
この度、本作をご覧いただいたミュージシャンや音楽批評家ら総勢21名の著名人の方々より届いた絶賛コメントが到着しましたので、ご紹介。
一足先に本作をご覧いただいたのは、ミュージシャンのスガシカオをはじめ、ミュージシャン・俳優の及川光博、漫画家の荒木飛呂彦、音楽評論家の吉岡正晴、山崎洋一郎、ブロードキャスターのピーター・バラカンなど総勢21名。
到着コメント
プリンスのことは大概知ってるつもりでしたが、改めてその怪物的才能を思い知らされた。同時にそのナイーブな人間性や苦悩と葛藤・・・やっぱりプリンスも人間だったんだということも、この映画でよくわかった。
“頭に浮かんだ音楽を外に吐き出さないと 脳が濁るような強迫観念がある”
この一言に尽きますね、プリンスの人生。
―スガ シカオ(シンガーソングライター)
圧倒的な才能は人を救い、
人を狂わせる。
私の人生がおかしくなったのは、
多分に貴殿のせいですよ、
ネルソンさん。
―及川光博(ミュージシャン・俳優)
本当に唯一無二のカッコイイ音楽芸術を創り上げたプリンス。
それが出来行く時間を体験したい。殿下のお誕生日の公開というのも神がかっている。
―荒木飛呂彦(マンガ家)
プリンスと共に、彼が育ったミネアポリスがある意味でこのドキュメンタリーの主役になっています。デビュー前に拠点となっていたクラブ、ファンのために突然ライヴを開催したペイズリー・パークなど、新発見の多い映画です。
―ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
プリンスが叫び続けた愛と自立のメッセージ。それはミネアポリスの黒人社会が次世代へと紡いできた希望そのものだった——。
―古賀史健(ライター/「嫌われる勇気」著者)
原題は「Mr. NELSON ON THE NORTH SIDE(北側のネルソン氏)」が示す通り、ミネアポリス北部に育ったプリンスの青年期を中心に、実際に直接関わった人物達の証言によって立体的に彼の軌跡を丹念に描いた良質なドキュメンタリー。彼を追いかけ続けた信奉者のひとりとして、初期キーボーディストのゲイル・チャップマンによる思いのほか無邪気に衝撃的なパフォーマンスについて回想シーン、そして何よりチャカ・カーンがユーモアも交えながらプリンスに対して友人として正直な言葉を重ねる姿に心が揺さぶられた。
―西寺郷太 (NONA REEVES)
「パープル・レイン」から「グラフィティ・ブリッジ」までプリンスのディレクターを務めたが、デビューまでのプリンスを育んだ北ミネアポリスのことは当時全く知らなかった。彼の魂はいまやこの街に還って、ゆったりと後進たちを見守っていると思いたい。
―佐藤淳(元ワーナープリンス担当ディレクター)
ミネソタの少年が人並外れた努力と学習を経て“プリンスになるまで”を解剖。着眼点と取材力に唸らされる、愛ある労作だ。
―荒野政寿(CROSSBEAT)
ミネアポリスのペイズリー・パークスタジオで、プリンスのライブのリハーサルを取材したことがある。
その時のプリンスは、凄まじい集中力で歌い、踊り、ギターを弾いていた。
そしてステージから降りると、誰とも目も合わせないような内向的で繊細な人だった。
その理由が、この映画ですべて解き明かされる。
―山崎洋一郎(ロッキング・オン編集長)
人種差別が苛烈な50年代後半の北ミネアポリスで生まれた内気な男の子は、半端ない熱情を音楽に注ぎ込み、凡ゆる境界線を打破しながら世界の頂に立った。地元ミネアポリスに焦点を絞った、プリンスへの愛溢れる関係者証言集。
―中川敬(ミュージシャン/ソウル・フラワー・ユニオン)
伝えたい、その気持ちが一丸となり結実したプリンス愛に満ち満ちた映画。当人もさぞかし大納得しているはず。
―長谷川友(「プリンス:サイン・オブ・ザ・タイムズのすべて」著者)
天才は一夜にしてならず。その原点は、十代の頃、少年が通い続けたコミュニティ・センター「ウェイ」にあった。初めて明かされる自らの音楽を探し求めていた頃の物語。
―吉岡正晴(音楽評論家)
知っていたと思っていた彼の若き頃の音楽との関わり方、
彼の才能を後押ししてくれた人々の存在などが明らかになる
貴重なドキュメント。
―m.c.A・T (ミュージシャン・プロヂューサー)
我々ファムも知らなかった、 2つの”ブラックボックス“が開かれる。若きスキッパー(プリンス)がどうやって演奏の腕を磨いたのか? 2つめは何故そんなにも地元ミネアポリスを愛していたのか、理由が解る。
―ラジカル鈴木(イラストレーター)
歴史をみても常に世界への恩返しを考えていた天才は少ない。本作品はそんな社会派プリンスの素顔を見事に活写しています。
―田中孝幸(国際政治記者/「13歳からの地政学」著者)
ずっと聴いてきたプリンス。素顔が覗け、その出自や闘争そして限りない愛に涙した。同時代に生きられた事が奇蹟。
―中井祐樹(格闘家)
発音不能なシンボルマークに改名、自身の音楽に形を与えた。歌いたくない楽曲は歌わず、ロリポップキャンディで同調圧力に立ち向かった。コンサートチケットのおまけのCDが全米3位に、量販店のみで販売した3枚組CDが全米2位のヒットになった。豪雨の中のスーパーボウル、歴代1位の演奏を披露した。
プリンスは教えてくれる。どんな逆境にあってもTHE WAY(道)は必ず見つかる、と。
―二重作拓也(「Words Of Prince」著者)
生まれ育ったコミュニティから受けた善意を他の誰かに渡す、善意をその先につないだプリンスの実像の記録。
―KID(「プリンス オフィシャル・ディスク・ガイド」著者)
何故プリンスがミネアポリスから現れ、生涯ミネアポリスから離れなかったのか。私にとって大きな謎でした。実際にミネアポリスを訪れてみても、彼に関する書籍を読んだりしても納得できる答えを見つけられずにいましたが、このドキュメンタリー映画を見てやっと理解できたように思います。
―ひろあつ(MP研究会会長/「プリンス もう一つの小宇宙」著者)
ミネアポリスに育てられたネルソン少年が音楽家プリンスになりデビューし、プリンスがスーパースターになることでミネアポリスが世界的に有名な都市になった。僕は中学1年生でミネアポリスと言う街を初めて知りました。プリンスがなぜミネアポリスで音楽を作り続けた人生だったのかをこの映画で再確認できました。
―テリー植田(イベントプロデューサー /プリンスナイト東京主宰)
プリンスが「プリンス」となる重要な過程。プリンスはなぜ生涯ミネアポリスを離れなかったのか?その答えが本作を観ることで垣間見える気がする。
―Touchy(partymind管理人)
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『プリンス ビューティフル・ストレンジ』
原題:Mr. Nelson On The North Side
6月7日(金)より、新宿シネマカリテほか全国ロードショー
公式HP:
https://prince-movie.com/
2016年4月21日、57歳の若さで急死した天才ミュージシャン・プリンス。80年代、自伝的映画『パープル・レイン』、同映画サントラのメガヒットで、一躍世界的スーパースターに。公式発売されたアルバムのトータルセールスは1億5千万枚。12枚のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出し、7度のグラミー賞を受賞。2004年にはロックの殿堂入りを果たすなど、生涯ロック・ポップス界の頂点に君臨し続けた。ポール・マッカートニーが“クリエイティブの巨人”と称し、エリック・クラプトンが“世界で最高のギタリストの一人”と賞賛するなど、マニアを公言するビッグネームは数知れない。ロック~ポップス~ファンク…あらゆるジャンルの垣根を飛び越え、実験性と大衆性を同時に奏でる真の天才だった。
アメリカ・ミネアポリスで誕生したプリンス(本名:プリンス・ロジャーズ・ネルソン)は、住民の99%が白人という環境下で、多感な青春時代を過ごした。公民権運動の渦中、ジェームス・ブラウン等の黒人ミュージシャンも時折訪れた、地元のブラックコミュニティ“ザ・ウェイ”での音楽的な原体験、恩師や家族が語る幼少期のエピソードは、興味深いものばかりだ。チャカ・カーン、チャックⅮ、ビリー・ギボンズなど、プリンスを敬愛するミュージシャンの貴重なエピソードも多数収録。孤高の天才が、如何にして誕生したのか、そして突然の悲劇まで、プリンスを愛する全てのファンに贈る傑作ドキュメンタリー。
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出演:プリンス、チャカ・カーン、チャックⅮ、ビリー・ギボンズ他
監督:ダニエル・ドール
原題:Mr. Nelson On The North Side
2021年/カナダ/英語/68分/16:9フル/ステレオ
提供:キュリオスコープ、ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
©PRINCE TRIBUTE PRODUCTIONS INC.
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