伊勢朋矢監督『かいじゅう』に内田也哉子からメッセージ

伊勢朋矢監督最新作

『日日芸術』の伊勢朋矢監督最新作映画『かいじゅう』が、6月29日(土)より新宿K’s cinemaにて公開となります。


本作は、画家・西村一成の日常を１年間記録したドキュメンタリー映画です。
独学で絵を描き始めたのは20歳の頃。
名古屋の自宅に篭り、独白記のごとく絵画を制作する日々を送っています。これまでシェル美術賞、FACE損保ジャパン日本興亜美術賞ほか多数入賞・入選しています。音楽はパスカルズのロケット・マツさん。美しいピアノで西村一成さんの日常と人生に寄り添います。

この度、映画の完成に際し、文筆家・内田也哉子からのメッセージが届きましたのでご紹介。

内田也哉子メッセージ

ISSEI 画伯と伊勢監督の二人が、深海へ潜るように心を通わせている。
片耳がちぎれた猫の涙は、したたる絵の具となり、ジェントルモンスターの絵筆と戯れた。
切実に生まれつづける絵々は、唸り声と掻き鳴らされたギターのまにまにうっとり身を委ねている。
「私たちの人生っていったいなんだろう」
これほどまでに雑音のないドキュメンタリーを見たことがない。

映画『かいじゅう』

上映情報
2024年6月29日(土)〜7月12日(金)
新宿 K’s cinema にて上映

2024年8月10日(土)〜8月16日(金)
名古屋 シネマスコーレ にて上映

※8月17日(土) 〜 シネマスコーレにて、伊勢朋矢監督作品『日日芸術』を上映

公式インスタグラム
@kaiju_artmovie/

【監督・撮影】伊勢朋矢 Ise Tomoya

プラネタフィルム代表。2008年からフリーのディレクターとして活動。NHK「新日本風土記」やBS日テレ「小さな村の物語 イタリア」など、様々なドキュメンタリー番組を制作。ギャラクシー賞やATP賞、イタリア賞、ニューヨークフェスティバルなど、国内外で評価を受けている。2016年頃からアール・ブリュット作家の映像記録を始め、Eテレ「no art, no life」「ETV特集 人知れず表現し続ける者たち」を制作。
2024年4月に映画初監督作品『日日芸術』公開。