初日舞台挨拶映画『ペナルティループ』が3月22日(金)より新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開となりました。 『人数の町』(20)でユニークな世界観を高い完成度で作り上げ注目を集めた荒木伸二監督が、話題作への出演が相次ぐ実力派・若葉竜也とタッグを組んだ本作は、これまでのループものとは一線を画す突然変異にして、唯一無二の異色作。恋人・唯を素性不明の男・溝口(伊勢谷友介)に殺された岩森(若葉竜也)は大きな喪失感を抱え、自らの手で犯人に復讐することを決意。〈ペナルティループ〉という“何度でも復讐ができるプログラム”を利用し、岩森は銃で、ナイフで、ボウリングのピンで何度も復讐を 繰り返していく。若葉以外にも伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨンといった個性的なキャストも顔を揃えた。 全国公開を迎えた本日3月22日に新宿武蔵野館で初日舞台挨拶が実施され、主演の若葉竜也と荒木伸二監督が参加しました。 |
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若葉竜也、荒木伸二監督登壇大きな拍手で迎えられ、満席の客席を見渡した若葉と荒木監督。 そして4月に開催される世界三大ファンタスティック映画祭であるブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭のインターナショナル・コンペティション部門での上映が決定。なお今回の同映画祭のメイン部門で上映される邦画は本作のみとなる。現地に参加する予定の荒木監督は「100作品くらいの中からコンペに選ばれるのは9本しかなくて、そのうちの1本に入ってしかも邦画では唯一なのでドキドキ」と偉業に誇らしげ。一方、若葉は現地参加できずに悔しいのかと思いきや「僕は飛行機があまり好きではないので監督が行ってくれるならばそれで…」とニヤリ。「海外で色々な賞を獲ったら、シネコンでも上映されるようになってお客さんも来ると思う。この映画、初動は入らないと思います。だって変ですよ、この映画(笑)。」と言いつつ、「漢方薬のようにジワジワと一般に広がる。僕もそういう映画の方が好き。今は数か月上映してサブスクに売られるような時代ですが、映画館での感動を僕は信じているので」と熱い想いを明かした。そして「脚本開発中から言葉の壁を越えようという意識はあって、日本はもとよりインターナショナルに色々な国の人に観てもらうことを念頭に作った稀有な映画。とりあえずまずは成功かなと」と胸を張った。 若葉にとって本作は『街の上で』に続く2作目の主演映画になる。若葉は「『街の上で』の次にどんな作品の主演をやろうか?というのが自分の中でテーマだったけれど、作家性の強いモノだったり、過激な濡れ場がある映画賞を獲りそうなものだったり、僕がやりそうなものを排除していく中で『ペナルティループ』の脚本が来て、これだったら自分をどこかに連れて行ってくれると思った」と打ち明け、「完成作を観て『ペナルティループ』が自分のフィルモグラフィーの大きな分岐点になったと思った」と胸を張っていた。 |
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映画『ペナルティループ』全国公開中 公式サイト: 公式Twitter: 物語・・・ |
脚本・監督:荒木伸二
出演:若葉竜也、伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨン
配給:キノフィルムズ
製作:木下グループ
映倫:PG12 上映時間:99分
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