映画情報どっとこむ ralph

公開直前記念・完成会見

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公開直前記念・完成会見イベントが行われ、保志総一朗(キラ・ヤマト役)、田中理恵(ラクス・クライン役)、鈴村健一(シン・アスカ役)、下野 紘(オルフェ・ラム・タオ役)、森崎ウィン(グリフィン・アルバレスト役)のキャスト陣の他、主題歌を担当する西川貴教、そして福田己津央監督、仲 寿和プロデューサーのスタッフ陣も登壇しました。
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』公開直前記念・完成会見イベント
日付:1月10日(水)
会場:丸の内ピカデリー
登壇:保志総一郎(キラ・ヤマト役)/田中理恵(ラクス・クライン役)/鈴村健一(シン・アスカ役)/下野 紘(オルフェ・ラム・タオ役)/森崎ウィン(グリフィン・アルバレスト役)/西川貴教(主題歌アーティスト)/福田己津央監督/ 仲寿和プロデューサー

映画情報どっとこむ ralph

登壇者からコメント

約20年の年月を経て、遂に公開となる本作の完成を祝おうと大勢のファンで会場が埋め尽くされる中、キャストが客席後方から登場すると、会場は溢れんばかりの歓声と大きな拍手に包まれ、公開直前記念・完成会見イベントがスタート。豪華な顔ぶれが一堂に会し、まずは一言ずつ登壇者からコメントが寄せられる。

保志(キラ・ヤマト役):キラ・ヤマトを演じさせていただいております、保志総一朗です。いよいよ完成したということで僕も楽しみにしております。皆さん、(公開まで)もう少しです!

田中(ラクス・クライン役):ラクス・クライン役の田中理恵です。今日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます!楽しんでいってください。

鈴村(シン・アスカ役):シン・アスカ役の声を担当しております、鈴村健一です。今日はよろしくお願いいたします。たまたま着た服が保志さんと被る、これも運命。まさに“DESTINY”。

下野(オルフェ・ラム・タオ役):オルフェ・ラム・タオ役、下野紘です。皆さんお越しいただきありがとうございます。最後まで楽しんでいってください。

森崎(グリフィン・アルバレスト役):グリフィン・アルバレスト役の森崎ウィンです。会場にお越しの皆さん、そして配信の皆さんも楽しんでいっていただければと思います。
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』

西川(主題歌):やっと皆さんに作品をお届けすることができ本当に嬉しく思っております、西川貴教です。この作品について、やるのか、やらないのか、やってないのか、忘れてしまったのか(笑)。言い続けて参りましたがこうやって皆様にご覧いただけるようになり感無量でございます。よろしくお願いいたします。

仲(プロデューサー):自身も大学生の頃見ていた作品ですが、こうやって自分がこの場で「完成しました」とご報告させていただけるのが大変光栄です。よろしくお願いいたします。

福田監督:皆さん、今日はネタバレしないですからね(笑)。20年越しの作品を作らせていただきました。その間に色々公私共にいろんなことがありました。僕としては2・3年くらいしか経ってないつもりで頑張って作りました。気持ちもだいぶ若くなりましたし、作品も若くなったら嬉しいと思っております。できるだけ多くの人に見ていただければと思います。僕も7、8回見ても十分楽しめましたので皆さんなら20回ほど楽しめると思います。ぜひよろしくお願いいたします。

イベント冒頭では、会場内のモニターに本作を見る前のポイントとして『機動戦士ガンダムSEED』と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のTVシリーズのダイジェスト映像が流れ、登場キャラクターの関係性や制作エピソードなどが語られた。

映画情報どっとこむ ralph

トークは劇場版パートへ

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が遂に公開間近となった今の心境をMCから問われると、福田監督は「20年ぶりですか。多くのスタッフの方が苦労してくださってようやく完成した作品なので、本来はおめでとうと言ってもらえるのは僕ではなく、映画にクレジットされてる全ての人だと思っております。変わってお礼を述べさせていただきます、本当に皆さんありがとうございます。」と代表して感謝の意を表した。
ついに完成した本作について保志は「見ちゃいましたよ。アフレコの時は実際どうなるかまだまだわからない部分が多く、公開できるのかなという心配がありましたが、「完成してる!凄かった!」というのが今言える感想です」、田中は「涙腺崩壊しました。これからご覧になる方は最低3つポケットティッシュ持っていってください!」、鈴村は「改めてシリーズを見直した時に、あまりのドラマティックさに惹かれて、ファン目線として見入ってしまいました。『DESTINY』の時には自分が演じるので精一杯だったので冷静に見れなかったんですが、今回の『FREEDOM』を見た時に「あの時の“SEED ”だ」とめちゃくちゃ感じました。皆さん、ご安心ください、『SEED』『DESTINY』全部入ってます!待ってたものがそこにあるなと期待していただければと思います!」と自信を滲ませたほか、下野は「収録時に見たのは、まだ色も入っていないシーンがほとんどだったので、ここがあそこに繋がるのか!というのがいっぱいありました。エンディングまで余すことなくドラマティックだなと思いました」、森崎は「劇場で見るべき作品です。アクションシーンなどの迫力がすごくて、クレジットに書いてあるスタッフの皆様の20年の賜物が集まっているんだなと、一視聴者としてすごく伝わってきました」、西川は「物語だけじゃなくて、キャストの皆さんの演技が瑞々しかったです。20年っていう時間ぎゅーっと縮まって、まるで続けて見たように感じられたのが僕にとって素晴らしい感動でした。たくさんの方に同じような経験をしていただければと思います」とそれぞれコメント。

西川貴教 with t.komuroについて

そして、歴代の「ガンダムSEEDシリーズ」の楽曲を担当してきた西川が本作で主題歌を担当。主題歌「FREEDOM」は、<西川貴教 with t.komuro>として小室哲哉との初のコラボレーション楽曲。この曲に込めた想いについて問われると、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』「主題歌を担当させていただいたことに感謝しつつ、色んな形のたくさんの皆さんの思いを楽曲を通じてお届けしたいなという気持ちと、お待たせしたファンの皆様やこの作品を通じて過去の作品を見返していただくでもいい、そんな出会いになっていただければと思います。今日取材いただいた方が、「当時小学3、4年生だった自分が今こうやって作品をPRする立場になっていて感動的です」という話をされていて、そんな時代を超越した作品をこの「FREEDOM」で届けられたらという思いで小室さんにお願いしました。もちろん過去の作品の繋がりもありますが、僕自身にとってT.M.Revolution、元を辿ればTM NETWORK、いみじくも歴史を繋ぎながら時代を越えた作品を届けていきたいという思いを込めています。たくさんの方に応援いただけると嬉しいです。」と西川は熱いメッセージを送った。

今作から登場する新キャラクターを演じた下野・森崎は「たくさんの声優の憧れであった作品に20年の時を経て、参加することができ光栄だなと思うのと同時に緊張しました」(下野)、「自分は声優業界の者でもない中で、いきなりガンダムの現場に立たせてもらえるのは本当に光栄なことで、感謝しております。」(森崎)と本作に参加した喜びを語った。

4DX、MX4D、Dolby Cinema®

また、 2/9(金)からの4DX、MX4D、Dolby Cinema®(ドルビーシネマ)のラージフォーマットでの上映決定も発表され、仲プロデューサーは「まずは普通の上映を見て、その後ラージフォーマットで見てぜひ何度も楽しんでいただければと思います。ラージフォーマットですごい楽しめる作品になっています。」と自信を滲ませた。『機動戦士ガンダムSEED-FREEDOM』

漢字1文字で表すとしたら

さらに「漢字1文字で表すとしたら」というファンからの質問に監督は“SEED ”に因み「種」と答え、理由と問われると「長く植えていた種がついに花開いたっていうことですね」と仲プロデューサーがすかさずフォロー。

映画情報どっとこむ ralph

終盤では、

本作のエンディングテーマ「去り際のロマンティクス」を務めるSee-Sawより福田監督へ完成のお祝いの手紙が読まれる場面も。

以下、手紙内容

石川智晶(See-Saw Vocal & Chorus)
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の劇場公開を前に、改めましてこの作品に関わらせて頂き本当にありがとうございます。
「ガンダムSEED」と最初に出会ったのは約20年前。長い時間を経て再び自分の手の中に戻ってくるとは思っていませんでした。ただ、あの時から地続きのように何か終わってないようなざわざわした気持ちがあったのは確かです。
楽曲の制作前に福田監督と雑談をさせて頂く機会がありましたが、具体的なオーダーをあえて控えて頂いたのか、「石川さんがこれまでの人生の中で感じてきたものを書いて頂ければいい」とおっしゃって頂きました。逆に最も大きな宿題をもらってしまった!と思いました。
ただ不思議と気負いはなく、大事なのはシナリオをなぞるだけでは出てこない「生きた言葉」をどれだけ作詞に入れられるか、そして「SEED」らしさがあるか、それだけでした。
監督はもうご存知ですが、私は今回、「SEED」のお仕事を最初に頂いた時には、全く遠い存在であった人物の目線で歌詞を書かせて頂いてます。立ち姿を思い浮かべ、その背中に広がる景色を想像し始めたら、自然と或るべき場所へ導いてくれました。エンディングテーマは作品の着地点であり、未来でもありますが、最もふさわしい人と共に歩めた気がします。
『ガンダムSEED』は時代を越えても、ある種の色を持ち続けている作品だと思っています。今回の楽曲も今まで以上に驚くほど「SEED」らしさを感じるものになっています。
同じだけ時間を積み重ねてきたお客様と、感謝と敬意を持って『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を一緒に楽しみたいと思っております!
 
梶浦由記(See-Saw Keybords)
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』本編完成おめでとうございます!
約20年という年月が過ぎていたことがまず驚きでしたし、そして制作発表を受けてのファンの皆様の反応の大きさに、年月を超えて強く支持されている作品なのだな、と改めて感じ入っておりました。そして新たに紡がれる物語の最後に、See-Sawの音楽が欲しい、と言っていただけたことが本当に光栄です。作品と、そしてファンの皆様の思いに答えられる音楽であることを祈っております。
1ファンとして、私もこの作品を待ち焦がれておりました。完成した映像を拝見できる時が心より楽しみです。

TVシリーズから本作で3度目のエンディングテーマ担当となるSee-Sawからのメッセージに、監督は「泣かせにきますよね、ありがとうございます。作業をしながらSee-Sawさんの曲を聞くと目に涙が溜まってきたりするので、ものすごく力を感じる音楽だと思います。」と喜びを語った。

最後に代表して保志より挨拶。

「20年近く待ち続けた作品が完成して、見てほしい!という気持ちは十分伝わったと思うので、僕も余計なことを言わないようにと意識していました。いろんなドラマが詰まってます。今までのキャラや新しいキャラも沢山いて、そのキャラクターのドラマも気になっていることと思います。ご覧になった後もこの後の“SEED ”の世界はどうなっているんだろうとか、色んな思いを馳せていただきたいと思います。ようやくできた喜びを1月26日以降みんなと共有したいと思いますので、楽しみにしていただければ嬉しいです」と、本作の公開を楽しみに待つファンへ向けメッセージが送られた。

様々な新情報
『機動戦士ガンダムSEED-FREEDOM』
その後、週替わり入場者プレゼント、劇場先行販売のガンプラやパンフレットなどの商品に加え、公開記念舞台挨拶の実施決定などなど本作の新情報が続々と解禁された。
『機動戦士ガンダムSEED-FREEDOM』『機動戦士ガンダムSEED-FREEDOM』
『機動戦士ガンダムSEED-FREEDOM』
さらにはエンディングテーマ、See-Saw 「去り際のロマンティクス」MV(Short Ver.)がサプライズ公開された。

MVが流れると会場は万雷の拍手に包まれ、イベントは大盛り上がりの中、幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』

2024年1月26日(金)全国ロードショー

公式サイト
@freedom

X・Twitter:
@SEED_HDRP

TikTok:
@seed_freedom_official
※公式TikTokは期間限定OPEN!2024.3.31(日)23:59まで

物語・・・
C.E.75、戦いはまだ続いていた。
独立運動、ブルーコスモスによる侵攻……事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする世界平和監視機構・コンパスが創設され、キラたちはその一員として各地の戦闘に介入する。
そんな折、新興国ファウンデーションから、ブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案される。
機動戦士ガンダム SEED FREEDOM

***********************************

■CAST
キラ・ヤマト:保志総一朗 / ラクス・クライン:田中理恵 /アスラン・ザラ:石田 彰 / カガリ・ユラ・アスハ:森なな子 /シン・アスカ:鈴村健一 /
ルナマリア・ホーク:坂本真綾 / メイリン・ホーク:折笠富美子 /マリュー・ラミアス:三石琴乃 / ムウ・ラ・フラガ:子安武人 /イザーク・ジュール:関 智一 / ディアッカ・エルスマン:笹沼 晃 /アグネス・ギーベンラート:桑島法子 / トーヤ・マシマ:佐倉綾音 / アレクセイ・コノエ:大塚芳忠 /
アルバート・ハインライン:福山 潤 / ヒルダ・ハーケン:根谷美智子 / ヘルベルト・フォン・ラインハルト:楠 大典 / マーズ・シメオン:諏訪部順一 /
アウラ・マハ・ハイバル:田村ゆかり / オルフェ・ラム・タオ:下野 紘 / シュラ・サーペンタイン:中村悠一 /イングリット・トラドール:上坂すみれ /
リデラード・トラドール:福圓美里 / ダニエル・ハルパー:松岡禎丞 / リュー・シェンチアン:利根健太朗 / グリフィン・アルバレスト:森崎ウィン /
ギルバート・デュランダル:池田秀一

■STAFF
企画・制作:サンライズ / 原作:矢立 肇、富野由悠季 / 監督:福田己津央 / 脚本:両澤千晶、後藤リウ、福田己津央 / キャラクターデザイン:平井久司 /
メカニカルデザイン:大河原邦男、山根公利、宮武一貴、阿久津潤一、新谷 学、禅芝、射尾卓弥、大河広行 /
メカニカルアニメーションディレクター:重田 智 / 色彩設計 長尾朱美 / 美術監督 池田繁美、丸山由紀子 /
CGディレクター 佐藤光裕、櫛田健介、藤江智洋 / モニターワークス 田村あず紗、影山慈郎 /
撮影監督 葛山剛士、豊岡茂紀 /編集 野尻由紀子 / 音響監督 藤野貞義 / 音楽 佐橋俊彦
主題歌:西川貴教 with t.komuro 「FREEDOM」 / エンディングテーマ:See-Saw 「去り際のロマンティクス」
製作:バンダイナムコフィルムワークス
配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹ODS事業室
©創通・サンライズ

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ