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初日舞台挨拶

熊本の景色を通して主人公の挫折と再生を描き出す短編映画『シキ』がついに公開!11月24日(金)に池袋HUMAXシネマズにて初日舞台挨拶が開催され、主演・吉村界人、山口龍大朗監督が登壇した。
映画『シキ』初日舞台挨拶
映画『シキ』初日舞台挨拶
日時:11月24 日(金)
会場:池袋HUMAXシネマズ
登者:吉村界人、山口龍大朗監督
MC:南颯希

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吉村界人、山口龍大朗監督

ついに公開初日を迎え、主演の吉村界人、山口龍大朗監督が登壇しての初日舞台挨拶が実施された。
山口監督は「先行して地元の撮影した熊本で上映し、東京では本日が初日となります。前作『人』も同じ会場で初日を迎えたので、また戻って来れたのは嬉しい」と感無量の様子。主人公の若くして成功した写真家を演じた吉村は、熊本の土地や野焼きを記録した映画であることに触れつつ「本当に面白くて参加してよかったです」と振り返った。

5日間という短い期間ながら和やかな雰囲気で撮影が進んだ現場は、吉村以外のキャスト・スタッフはほぼ熊本出身。本作で熊本弁に初挑戦した吉村は、「(撮影前から学んだが)熊本弁は難しかった!あまり喋らない役だから救われました」と苦笑い。「東京出身なので、関西弁以外の方言に馴染みがなくて、特にイントネーションが難しかった」と苦労したエピソードを披露した。

映画『人』に続いてのタッグとなった吉村と山口監督。監督の印象を聞かれると「山口監督はちょっとサイコパスっぽい」と吉村から驚きの感想が。「制作現場では誰よりも楽しそうで、モニターを難しい顔で見ている監督のイメージと少し違う。なんで笑っているんだろう?と思ったりする」と普段の様子を話すと、山口監督は「すごい楽しいから笑っているんだと思う。『シキ』でも距離感や関係性は変わらず、映画や作品の話を2人でよく話し、シリアスな場面では感情の動きを相談しながら進めていた」と、互いに気心が知れた様子だった。

劇中で若くして成功し挫折したカメラマンを演じた吉村は「1回うまくいった人生でも、挫折して、どうするんだろう、という気持ちってよくあると思う」と個人的に役とリンクしたこともあった様子。主人公が色弱であることに触れ、本作では【色】をテーマの一つに考えていたという山口監督は「自分たちが見ている色の感覚が正しいかは、わからない。モノクロのフィルターになった時、また色づいた瞬間に自分の見ている熊本の土地が感覚的に変わるんじゃないかと思った」と作品のテーマを明らかにした。
映画『シキ』初日舞台挨拶
また撮影初日に参加し、主人公の父親を演じた熊本出身・在住の芸人、井手らっきょを「芸人さんとは思えないくらい、お芝居がよかった」と二人とも絶賛!九州・熊本出身のキャスト・スタッフを集めた山口監督は「純粋な熊本映画が世の中に少ないと思って、そういう面にも挑戦したかった」と明かしました。

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『シキ』

池袋HUMAXシネマズから順次全国公開

X(旧Twitter):
@kumamoto_movie

Instagram:
@kumamoto_movie

物語・・・
若くして成功したモノクロ写真家の灰本葉太は、アシスタントを怒鳴りつける音声データが流出したことで世間から強い批判を受けている。自身の写真展オープニングの日、集まった記者に怖気付いた葉太は姿を消し、疎遠になっていた地元・熊本に帰省。そこで思いがけず國武絵未と再会し、目を背けてきた過去と向き合うことになる。ずっと逃げ続けてきた自分を変えるため、心を決めた葉太が向かう先とは…?
吉村界人主演 短編「シキ」

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キャスト:吉村界人、福田沙紀、坪内陽子、増村和好、高浜海斗、田中一文、井手らっきょ
企画・監督:山口龍大朗 脚本:木舩理紗子 制作プロデューサー:橋本佳奈・渡邊裕介
撮影:寺本慎太郎 撮影助手:平賀敬人 照明:梶原章平 照明助手:長橋隆一郎 
録音・整音:星奈緒 録音助手:古川楓 監督補:伊藤峻太 助監督:長谷川テツ スタイリスト:保科雄大・立山真佐代 ヘアメイク:下山洋介 ヘアメイク助手:竹内朱里 
制作担当:上田和則 制作応援:長迫渉 ドローン:石井勝敏 
キャスティング:相川満寿美
音楽:椎名琴音 編集:曽根俊一 タイトル:馬渡亮剛 
制作プロダクション:(有)アルファープロデュース・株式会社エクション・株式会社プラマコーポレーション
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