オープニング上映舞台挨拶役所広司を主演に迎え、東京・渋谷の公共トイレ清掃員の日々を描いた『PERFECT DAYS』は、TOHOシネマズ シャンテをメイン館として12月22日(金)より全国公開となります。 日時:10月23日(月) |
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レッドカーペット総勢11名の「PERFECT DAYS」チームがレッドカーペットを歩きました。 オープニングセレモニーその後、オープニングセレモニーを行い、 |
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オープニング舞台挨拶いよいよ「PERFECT DAYS」のオープニング上映会場となるヒューリックホールへ移動。 そして、平山の姉を演じた麻生祐未に、本作への参加について聞くと「それはそれは夢のように楽しい時間を過ごさせていただきました。こんなレジェンドと呼ばれる方と一緒に時間を過ごせるなんて。撮影の現場では いつ見ても監督はニコニコ本当に楽しそうに笑ってらして、それがみんなにも伝わって、私たちもいつの間にかリラックスして楽しく撮影できることができました。本当に感謝しています。ありがとうございます。」と笑顔で感謝しきりの様子。 平山の姪を演じた映画初出演である中野有紗は、「初めての演技で、 もう右も左もよくわからないまま、こんなにも素晴らしいチームに加えていただけて、 その上、こんなにも素敵な場にも連れてきてくださって、本当に今、ありがとうございますの気持ちでいっぱいです。」というコメントに対して、ヴェンダースは「初めて演技をするという人は、まずその1番最初のその場面に真実があるんですね。彼女は生まれもっての役者であるという風に思いました。」と新人でありながら素晴らしい演技で本作を支えた中野に惜しみない賛辞を送りました。そんなヴェンダースに、改めて本作を製作したきっかけについて聞くと、「本当に素晴らしい場所があるということでお誘いいただいたんです。日本の建築士の方々が作ったトイレですね。素晴らしいものを作っているというところからインスピレーションを受けまして、当初映像を何か作ることを考えてはいたんですけれど、見たことがないものを目にして、こういうものであれば物語で語った方がいいのではないかというところから(映画の製作が)始まりました。誰よりも尊敬する、憧れの役所広司さんと仕事ができるということで、私はとてもプレッシャーを感じました。」と本作の成り立ちについて、そしてヴェンダースでもプレッシャーを感じることがあるという驚きの事実も明かしました。 製作の柳井康治に本作の内容について聞くと、「僕は(完成した本編を)初めて見たのは2月の終わりだったと思います。自分が憧れている方に出ていただいて、作っていただいて、それが形になるということを目にした時に、自分では言葉にできなかったぐらい感動しました。1人でも多くの方に同じ気持ち になってほしいなと思います。本当に素晴らしいものになりました。」と、豪華キャストとヴェンダースを前に、感無量の様子。また、高崎卓馬も「ヴェンダースという素晴らしい監督がいて、スタッフもキャストもみんなとにかくヴィムが好きで、すごくあったかいチームができました。そういうチームだからこそできた映画だなと思います。何も考えずにこの映画に出会ってほしいなと思います。」と1人でも多くの方にこの映画に出会ってほしい気持ちを率直に語りました。 ホームレスを演じた田中泯は「この映画では、僕は平山さん(役所)からしか見えない役で、一言も喋りません。ですから、今日は喋らないでおこうかなと思ってました(笑)。1番初めの撮影で、トイレのあるこの木の下で監督から“木漏れ日が刺すからそこで踊ってくれ”って言われてとても嬉しかったです。撮影は短い期間でしたが、もう嬉しくて嬉しくてしょうがなかったですね。素晴らしいチームで、開放的で、そしてそれぞれのベストを尽くす。素晴らしい。本当にあの嬉しさが未だに僕の中には残っていてあったかいです。」と『PERFECT DAYS』チームに対してのあたたかい想いを明かしました。 平山が通う小料理屋の女将を演じた石川さゆりは「このお話を伺った時に、ヴェンダース監督の映画と聞いたら、役者さんたちはすごい自分へのご褒美だと思いますっておっしゃったんですけど、私はそこまでのすごさがわからなくて…。 それで、役所さんの映画、そして素晴らしい監督の映画というだけで、歌い手の好奇心、私の好奇心で、出ます。と言ってしまいました。そして、監督が音楽が大好きな方だったので、あの映画の中で本当に、いつもいろんな音楽が流れていて、嬉しかったです。私たちの歌作りもそうなんですけど、あざとく、決めのある歌、それもあの身を切るような歌もいいんだけど、時にやっぱり1人は寂しいよねとか、こういう時に人がいてくれたらいいねって、そんなことを感じる。私たちの歌作りととっても似たものを感じました。 本当にあったかい映画だなと思いました。今の時代だからこそ、皆さんにこういう “1人じゃないよね”っていう、こんな映画を見ていただきたいです。今日は本当に皆さんと会えて、そして私も参加させていただいて、ご縁に感謝いたします。ありがとうございます。」を感謝の意を表すと、三浦友和も「緊張と不安のまま、その現場に行きました。 出来上がりが、素晴らしいです。私、最後の方にちょこっとだけいます。見逃さないようにしてください。ありがとうございました。」と舞台挨拶を締めくくりました。 ついに、東京国際映画祭で日本お披露目となった「PERFECT DAYS」。豪華な顔ぶれが勢揃いし、オープニング作品として映画祭を盛り上げました。ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース、そして日本を代表する俳優、役所広司。2人の美しきセッションで生まれた『PERFECT DAYS』は、フィクションの存在をドキュメントのように追い、ドキュメントとフィクションを極めた。ヴェンダースの最高傑作と呼び声も高く、待望の公開が世界各国でいよいよはじまります。是非公開にご期待ください。 |
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第36回東京国際映画祭■開催期間:2023年10月23日(月)〜11月1日(水) TIFFCOM2023 開催概要>■開催期間:2023年 10 月25 日(水)〜27 日(金) |
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『PERFECT DAYS』12月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー! 公式HP: 公式X(旧Twitter)アカウント: #パーフェクトデイズ #PERFECTDAYS 『パリ、テキサス』(1984) 『ベルリン・天使の詩』(1987)など数々の名作を発表し、80年代、90年代のミニシアターブームを牽引。『Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』など多くのドキュメンタリーも手がけた、ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース。そしてアカデミー賞で6部門ノミネートされた『SAYURI』(2005)、海外での活躍以外にも『うなぎ』(1997)、『ユリイカ』(2001)、『すばらしき世界』(2020)などで主演を務め、世界的に高い評価を受けている日本を代表する俳優、役所広司。2人の美しきセッションで生まれた『PERFECT DAYS』は、フィクションの存在をドキュメントのように追い、ドキュメントとフィクションを極めた。ヴェンダースの最高傑作と呼び声も高く、待望の公開が世界各国でいよいよはじまります。 物語・・・ <映画祭/受賞・ノミネート> |
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:ヴィム・ヴェンダース、 高崎卓馬
製作:柳井康治
出演:役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、田中泯、三浦友和
製作:MASTER MIND 配給:ビターズ・エンド
2023/日本/カラー/DCP/5.1ch/スタンダード/124分/G
原題:『PERFECT DAYS』
邦題:『PERFECT DAYS』
ⓒ 2023 MASTER MIND Ltd.
映画祭写真:©2023 TIFF