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第36回東京国際映画祭へ出品決定

この度、第36回東京国際映画祭(2023年10月23日~11月1日)において、ガラ・セレクション部門に正式出品、アジアン・プレミア上映されることが決定しました。

第36回東京国際映画祭は10月23日(月)~11月1日(水)に開催。初日には、昨年同様東京宝塚劇場でオープニングセレモニーが行われるほか、生誕120年となる小津安二郎の特集を組むことが発表されている。また、映画監督の安藤桃子氏がナビゲーターに就任し、東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献することを基本理念に運営していくという。

映画『ほかげ』が正式出品される「ガラ・セレクション」部門は、2021年から始まり、世界の国際映画祭で注目された話題作や国際的に知られる巨匠の最新作、邦画大作等を中心に上映。過去には、マーティン・マクドナー監督『イニシェリン島の精霊』やノア・バームバック監督『ホワイト・ノイズ』、ウェス・アンダーソン監督『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』、ジェーン・カンピオン監督『パワー・オブ・ザ・ドッグ』などが出品されてきた。東京国際映画祭での上映が本作のアジアン・プレミアとなり、上映スケジュールは映画祭公式サイト等で後日発表となる。

尚、塚本晋也監督の作品が東京国際映画祭で上映されるのは、第28回に『野火』がJapan Now 部門に出品されて以来、8年ぶり2度目。

また、 今回、新たな新場面写真が解禁となった。
解禁された場面写真は計5点。
女が戦争孤児の頬に手を添えて見つめる横顔や笑みを浮かべる復員兵、塚本晋也監督『ほかげ』そして、焚火を前に豪快に笑う謎の男の様子等が捉えられている。塚本晋也監督『ほかげ』また、何かを訴えるような表情で一点を見つめる戦争孤児や暗闇の中に項垂れるように佇む復員兵の姿からは、終戦から生き延びた人々が抱える痛みと闇を感じさせられる。
塚本晋也監督『ほかげ』
塚本晋也監督『ほかげ』
塚本晋也監督『ほかげ』

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『ほかげ』

11月25(土)よりユーロスペースほか全国順次公開

公式サイト:
https://hokage-movie.com

公式X:
@hokage_movie

#ほかげ

あらすじ
女は、半焼けになった小さな居酒屋で1人暮らしている。体を売ることを斡旋され、戦争の絶望から抗うこともできずにその日を過ごしていた。空襲で家族をなくした子供がいる。闇市で食べ物を盗んで暮らしていたが、ある日盗みに入った居酒屋の女を目にしてそこに入り浸るようになり・・・。
ほかげ

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出演:趣里/塚尾桜雅 河野宏紀/利重剛 大森立嗣/森山未來
監督/脚本/撮影/編集:塚本晋也
助監督:林啓史 音楽:石川忠 音響演出:北田雅也

製作:海獣シアター
配給:新日本映画社
2023年/日本/95分/ビスタ/5.1ch/カラー
©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

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