記者会見&完成披露試写会広告、ファッション、TVドラマ、企業ブランディングなど様々なフィールドで活躍するアートディレクター、千原徹也の初監督作品『アイスクリームフィーバー』が7月14日(金)より、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほかにて全国ロードショーとなります。 映画『アイスクリームフィーバー』記者会見および完成披露試写会 |
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記者会見
アイスクリーム屋で働く主人公・菜摘を演じた吉岡さんは、千原監督からのオファーについて「最初に声をかけていただいたのは3年くらい前ですが、千原さんが新しいことを始めようとされている時のワクワク感をその瞬間、感じました」と興奮気味に語り「自然と『ぜひ!』となりました」と明かす。 菜摘が働くアイスクリーム屋の常連客となる作家の佐保を演じたモトーラさんは2~3年前にドラマを撮っていた時期に監督から「映画を撮りたい」という話を聞かされたという。過去に原作の「アイスクリーム熱」を朗読した経験もあり「千原さんが監督をするとどうなるんだろう?」と想像を巡らせたという。 アイスクリーム屋の近所に暮らす優を演じた松本さんは「私は多分、一番最後のオファーだったと思います」と語り、これまで顔を合わせたことはあったものの、一緒に仕事をした経験はない千原監督から直接、オファーの電話が来たことを明かす。監督が電話をしたのはカンヌ国際映画祭から帰国した直後の空港だったとのこと。松本さんによると「監督は『いまカンヌに行ってきて、いろいろ見て、自分の中の常識がぶち壊されました。『こういうことをやらないといけない』と飛行機で考えていた時、まりかさんの顔が浮かびました。ぜひ協力してほしい』とおっしゃって、それを聞いた時点でどんな話なのか知らなかったけど『やらねばいけないな』と思いました」とふり返る。 詩羽さんが千原監督と出会ったのは、「水曜日のカンパネラ」に加入する以前で「たまたま通りすがりにお会いして、『はじめまして』とご挨拶して、『いつか面白いことができたらいいね」とゆるいお誘いをいただいたんですが、そうしたら本当にお仕事をくださるようになって、ゆるく『映画出てよ~』と言われて『出ます!待ってまーす』くらいの答えをしたんですけど、そうしたら本当に映画のお誘いが…(笑)。しかもメンバーが『え? あの人とあの人?』みたいな感じで、まさか自分がここに立つ側になるとは…。ゆるく始まった話ですが、率直に『やります』と返事しておいてよかったなと思います」としみじみと奇妙な縁について語る。 今回、監督初挑戦となった千原監督だが「さっき、楽屋に入ったらすごい人たちがいるなとビックリしました(笑)。自分はド素人なので、みなさんの個性のママやってもらい、それに助けていただきました」とキャスト陣への感謝を口にした。 舞台挨拶に登壇
最後に千原監督は劇中の「素敵さを言い表せない」という意味のセリフを引用しつつ「この映画も『ここが良かった』とか『こういう映画だ」と答えを見出すよりも、言葉にできない気持ちを残してもらえたらいいなと思ってつくりました。『なんか良かった』『なんか残った』みたいな感覚になったらいいなと思っています」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。 |
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映画『アイスクリームフィーバー』7月14日(金)より全国公開。 甘く、柔く、儚い、あこがれにも似た“想い”。「好き」と気軽に口にできないほど微かで淡く、でも抗えない“衝動”。切なくも爽やかな余韻を残す至極のアイスクリームのような恋物語を映し出した。 本作で初めてメガホンをとった千原は「映画制作をデザインする」と題し、長年の夢だった「映画を作ること」をアートディレクターの視点から構築。従来の映画製作のやり方にとらわれない手法で挑んだ意欲作です。原案は、川上未映子の短編集「愛の夢とか」(講談社文庫)内収録の『アイスクリーム熱』。国内外問わず圧倒的共感と文学的評価を得る川上未映子の小説、初めての映画化作品です。アイスクリーム屋のアルバイト、常田菜摘役で主演を務めるのは、映画ファンから絶大な支持を受け、映画賞を席巻している『ハケンアニメ!』や、Disney+配信作品「ガンニバル」など、話題作への出演が相次ぐ人気俳優、吉岡里帆。アイスクリーム屋の常連客の作家、橋本佐保役には、ファッションモデルとして活躍する一方、『風の電話』や『異動辞令は音楽隊!』など、女優としても唯一無二の繊細な存在感を放つモトーラ世理奈。菜摘のアルバイトの後輩、桑島貴子役には、本作が映画デビューとなる音楽ユニット・水曜日のカンパネラのボーカル、詩羽。アイスクリーム屋の近所の銭湯に通う、仕事が生きがいの、高嶋優役は『ぜんぶ、ボクのせい』や『夜、鳥たちが啼く』など気鋭の監督作品への出演が絶えず、憑依的な演技で様々な一面を見せる実力派女優、松本まりか。千原初監督作品に相応しい、魅力的なメインキャスト4名が顔を揃えました。 公式サイト: 公式TW: あらすじ |
吉岡里帆
モトーラ世理奈 詩羽(水曜日のカンパネラ)
安達祐実 南琴奈 後藤淳平(ジャルジャル) はっとり(マカロニえんぴつ) コムアイ
新井郁 もも(チャラン・ポ・ランタン) 藤原麻里菜 ナツ・サマー
MEGUMI 片桐はいり / 松本まりか
監督:千原徹也
原案:川上未映子「アイスクリーム熱」(『愛の夢とか』講談社文庫)
主題歌:吉澤嘉代子「氷菓子」
脚本:清水匡 音楽:田中知之
製作:千原徹也 山本正典 川村岬 與田尚志 岩尾智明 長谷川康 大塚朝之
エグゼクティブプロデューサー:千原徹也 山本正典 木滝和幸
プロデューサー:勝俣円 塚原元彦 撮影:今城純 スタイリスト:飯嶋久美子 ヘアメイク:奈良裕也 照明:古久保亮介 録音:久保琢也 音響効果:田中俊 整音:久保田貫幹
美術:内藤愛 助監督・編集:奥田啓太 制作担当:長川由万 アシスタントプロデューサー:鶴田紫央里 田中朋子 宣伝プロデューサー:小口心平
協賛:両備システムズ アダストリア ウンナナクール グランマーブル 猿田彦珈琲 ボディファンタジー 春華堂 SFW 白竹堂 KISS,TOKYO 宮崎氷菓店
制作プロダクション:れもんらいふ 制作協力:DASH doors ぶんちん 配給:パルコ
2023『アイスクリームフィーバー』製作委員会:れもんらいふ グランマーブル ねこじゃらし 東映ビデオ FM802 マグネタイズ 猿田彦珈琲
2023年|日本|104分|カラー|4:3|5.1ch|DCP
©2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会