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最速上映イベント

映画『テリファー 終わらない惨劇』の一度限りの最速上映を5/23(火)にシネクイントにて実施いたしました!上映前のトークに、本シリーズに登場するピエロ=“アート・ザ・クラウン”がホラーアイコンの中で“二推し”だという声優の野水伊織と、ピエロ恐怖症だという芸人のワタリ119がゲストとして登壇!それぞれの視点から本作の魅力や恐怖について熱いトークを繰り広げました。
テリファー-終わらない惨劇
『テリファー 終わらない惨劇』最速上映イベント概要
日時:5月23日(火)
場所:シネクイント(渋谷)
登壇:野水伊織(声優)、ワタリ119(芸人)

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野水伊織、ワタリ119登壇

アート・ザ・クラウンのコスプレ&被り物というフル装備で登場した野水は、芸人のお株を奪うような出オチで早速会場をわかせる。2016年にアメリカで限定公開されたダミアン・レオーネ監督の『テリファー』の続編となる本作だが、野水はその『テリファー』を3年ほど前に鑑賞したという。以前はワタリと同じようにピエロが怖かったという野水は、本シリーズに関しては「アートくんがとてもかわいいんですよね。しゃべらずキュートで『キャッ!』って感じがよくて。それなのに(『テリファー』の代名詞となった)“ギコギコシーン”だったり、リアルな血と肉片を見せてくれるのがたまらずファンになってしまいました!」とアート愛を熱弁!あまりの熱さに、ふと我に返り「引いてませんか?」とワタリに問いかけると、すかさず「引いてますよ!楽屋からずっと引いてます(苦笑)!」と即答し、会場の笑いを誘う。一方でワタリは、ホラー映画に関して、霊など実体のない、物理的・肉体的な攻撃が効かない存在が恐いそう。それでいうとアート・ザ・クラウンは実体があるので怖くないように思えるが、「(前作の)『テリファー』から生き返るじゃないですか?それがメチャクチャ怖すぎて…。今回は怖かったしエグかった。序盤からずっとボルテージマックスで、前作の何億倍という感じ」と本作の恐ろしさを口にし、まさかピエロ恐怖症の自分がこのイベントに呼ばれることになるとは夢にも思っていなかったようで、「僕はマネージャーにNGって言ってますからね。貞子、ピエロ、カエル、魚卵ってLINEのアナウンスにもちゃんと載せてるんですけど…。マネージャー曰く、『ピエロに見えなかった』って…無理があるだろ!」と苦笑交じりに語った。

アート・ザ・クラウン大好きの野水と、ピエロ恐怖症のワタリ。まさに正反対の嗜好の2人だけあって、本作の魅力を語るトークでも大きな“分断”が…。野水が1作目のアート・ザ・クラウンの印象的なシーンについて「おっぱいを貼り付けて、くねくね歩いてくるところ。かわいくないですか?アートくんらしくて『このひと、かわいいな』って思いました」と語るが、ワタリは「どこが?やばっ!僕はあそこで本当に引いたんですけど…」と信じられないという表情で語り、会場は笑いに包まれる。さらにワタリが今回の続編について「タイトルの通り、本当に終わらないんですよ、『まだ続くの?もうやめてあげて!』というシーンが続く」と語ると、野水は「被害者が“ちいかわ”ちゃんみたいになっていくんですよね。『あっ!』しかしゃべれない内にどんどん殺されていく感じが…」と劇中の被害者を“ちいかわ”に例えるという暴挙で、ワタリから「ちょっと、このひとおかしい(苦笑)!」とツッコミを浴びていた。

そもそもワタリがピエロ恐怖症になったきっかけについて「小学生の頃、レンタルビデオ屋さんのアクションコーナーで(ビデオを)借りてたんですが、その横にホラーコーナーがあって。そこで90年代の『IT/イット』の表紙(パッケージ)を見て…、ピエロって本来は笑顔の陽気な人のはずが、笑って人を殺す――その発想が一番の怖さ。それがトラウマで根づいてて、だからマクドナルドのドナルドも嫌いでした」とふり返る。一方、ホラーアイコンの中でアート・ザ・クラウンが“二推し”だという野水の気になるイチオシは『ハロウィン』シリーズのマイケル・マイヤーズだそうで、「私が一番付き合いたいキラーです(笑)。私はしゃべらないキラーが好きなんです。ペニーワイズやフレディのようなひょうきんで饒舌なキャラも好きですが、ニコニコしていてしゃべらない、何を考えてるかわからない方が、観ている人に恐怖を与える存在だと思います。マイケルがじっとしていて“静”のキラーだとすると、アートくんは、動きはひょうきんな“動”のキラー」と独特の分析と持論を披露する。それを聞いたワタリは、最も怖いキャラクターとして「打撃が効かない」という理由で貞子を挙げつつ、アート・ザ・クラウンは貞子に負けず劣らずの恐怖キャラだったようで「チャッキーも昔は怖かったけど、大人になって見ると、めちゃくちゃしゃべるので、『勝てるな』って思いました。ペニーワイズも意外と喋るんですよ。アートは僕が『怖い』と思う一番見たくないピエロ。殺し方も姑息だし一番残忍」とその恐ろしさを強調。「もしも貞子やアート・ザ・クラウンに出食わしたらレスキューには行けない?」というフリに「そこは119じゃなく110(警察)ですね。POLICE!!!」と絶叫し、会場は再び笑いに包まれた。

トークの中で、本作を手掛けたダミアン・レオーネ監督に関するクイズも出題されたが、「もともと特殊メイクアップアーティストでもあるレオーネ監督が映画の世界に入る上で、最も影響を受けた存在は?」 という問いに、野水は「(特殊メイクアップアーティストの)トム・サヴィーニですか?」とさすがの正解!また、本シリーズを世界に知らしめた“ギコギコ”シーンの誕生について、書籍で中世の拷問について調べたうえで、「いままでのホラー映画にないシーンを」という思いで作り上げたと明かされると、ワタリは「努力の結晶なんですね…。怖いわぁ」と思わず苦笑を浮かべていた。

最後に野水はこれから最速上映で映画を観る観客に向けて「みなさん、アートくんの活躍を楽しみにしてきたと思いますが、全部が見せ場です。『テリファー』よりさらに残酷にかわいくなっています。メガネをかけるシーンが私の一番のお気に入りです。まさに“傷に塩を塗る”みたいなシーンがいっぱいあって、『おぉっ!痛いねぇ』となると思います」とアピール。ワタリは「いままでの中で一番容赦がないです。笑顔で、最後の最後までふざけている中での殺人描写などが明らかにパワーアップしているので、あんまりポップコーンとか食べ過ぎない方がいいです。安全のために言っておきます。心して見た方がいいです。思った以上に『終わらない』が続くので覚悟して観てください」と警鐘を鳴らしていた。
テリファー-終わらない惨劇

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『テリファー 終わらない惨劇』

原題:『テリファー2』

6月2日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて公開

公式HP:
@terrifier_movie/

公式Twitter:
@terrifier_movie

全米で失神者続出!鑑賞は自己責任で!!
ホラー界のニューアイコン“アート・ザ・クラウン”堂々の日本上陸!
トラウマ必至の最狂ピエロに震えて眠れ!!
『IT/イット THE END “それ”がみえたら、終わり。』(2019)でペニーワイズが壮絶な最期を迎えピエロロスに陥った世界に、悠然と現れたホラー界のニューアイコン“アート・ザ・クラウン”。
ホラー界のレジェンドキャラクター、レザーフェイスやブギーマンの如く不気味な佇まいに加え、ハンニバル・レクターやジグソウをも上回るほどの残虐非道ぶりと、どこか憎めない可愛らしさが話題を呼び全米で大ヒット。
嘔吐・失神者が続出した過激な描写と、ホラー愛溢れる表現が観る者の心掴んで離さない!
奇才ダミアン・レオーネが生み出した悪夢を、大スクリーンで味わおう!!

ハロウィンにヤツが再び姿を現した!一年前の悪夢が蘇る。
残酷・無慈悲で不気味なアート・ザ・クラウンが通ったあとに残るのは、惨劇の記憶と被害者の亡骸だけ。
人々に忌まわしい記憶を植え付けたマイルズ・カウンティーの惨劇から1年後のハロウィン。
ピエロの恰好をした連続殺人鬼、アート・ザ・クラウンは死体安置所で息を吹き返しその残虐性と冷酷さを増して町へと繰り出した。
標的となったのは、父親を亡くした姉シエナと弟ジョナサン。クラウンが通った後に残るのは想像を絶する絶望と、惨劇の記憶だけ。
一人、また一人と増えていく犠牲者。
ハロウィンの喧騒をよそに迫りくるクラウンの魔の手から、姉弟は逃れることができるのだろうか……。

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監督・脚本:ダミアン・レオーネ
キャスト:ジェナ・カネル、ローレン・ラベラ、デイビット・ハワード・ソーントン
キャサリン・コーコラン、グリフィン・サントピエトロ

制作:DARK AGE CINEMA   2022/アメリカ/138分/カラー/シネスコ/5.1ch
配給:プルーク、OSOREZONE
配給協力:シンカ
宣伝協力:ガイエ
R18+

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