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『アルマゲドン・タイム』インタビュー

第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品!
『エヴァの告白』(13)、『アド・アストラ』(19)など社会派からSFまで精力的に新作を世に送り出し続けるジェームズ・グレイが製作・監督・脚本を務めた最新作『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』は5月12日に公開となります。
『アルマゲドン・タイム』

ジェイミー・ストロング&アン・ハサウェイ

この度、主人公の少年の両親を演じる、ジェイミー・ストロングとアン・ハサェイの2ショットインタビューを解禁。念願のジェームズ・グレイ監督作品への出演への想いや、一見毒親に見える両親の愛情の形について語った。

解禁される映像は、子・ポールを思い、愛情に溢れるが故に少々暴走しがちな両親を演じたジェレミー・ストロングとアン・ハサウェイの2ショットインタビューを捉えたもの。

本作の出演に至った経緯についてジェレミー・ストロングは「ジェームズ(・グレイ監督)のファンだったんだ」「現代における名匠の一人さ」と明かし、
アン・ハサウェイも「コロナが流行し始めたころエージェントから電話があった、“特別な物語を読んだ”とね」「ある役の候補に私の名前が上がったらしくて、監督と話すかと聞かれたから、<もちろん>と言ったわ」と言い、2人とも念願のジェームズ・グレイ作品への出演だったことを告白。しかも、監督の両親をそれぞれ監督の目の前で演じる、という奇妙な経験についても、アン・ハサウェイは「事実に縛られず好きに演じてと言われたけど、母親に対する彼の思いは大事にしたかった」と思いやり、ジェレミー・ストロングも「あまりに大きなチャレンジに思わず及び腰になったよ」と苦笑しながら、粗野で、暴力的な振る舞いもするが、優しさや愛情も示すという多面性をもつ父親を演じるにあたって「監督はそうした類の人々を鮮明に描き、細部まで表現したかったんだ」と分析、「俳優として貴重な経験ができたよ」と振り返った。

アン・ハサウェイは、ジェレミー・ストロングが演じた父親と同様に、自身が演じた母親も一見、子供の人生をコントロールする毒親に見えることについて「2つの矛盾する側面を持ってる人よ」「一歩下がって眺めてみると分かる」と言う。
そして、エスターの心の奥には家族への深い愛があると、彼女なりに家族を愛してると分かった」「だからあの役に惹かれたの」と見解を述べる。そして「彼女は怒りや暴力という形で愛を表現する」

「でも過去の世代を批判せず、理解することが大切だと思う。80年代には選択肢が少なかった、だから愛の形が複雑になる」と、この母親を演じることへの一筋縄ではいかない難しさ、この役に惹かれた理由を明かした。

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『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』

原題『Armageddon Time』

5/12(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー!

映画公式HP:
@armageddon-time

本作は、グレイ監督の実体験を元にした自伝的物語。
故郷ニューヨークを舞台にした5つの映画(『リトル・オデッサ』『裏切り者』『アンダーカヴァー』『トゥー・ラバーズ』『エヴァの告白』)を撮ったあと、アドベンチャー映画『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』やSF映画『アド・アストラ』で新たなジャンルに挑んだグレイ監督が次に選んだのは、ニューヨークの中でも、彼が実際に育ったクイーンズ区フラッシングの2世帯住宅を思わせる長屋。

グレイ監督は「ジャングルの映画も宇宙の映画も撮ったことがあるし、そういう経験が好きです。しかしある時点で、無限はある意味、自分の中にあると気づくんです。そして、自分の経験を直接、正直に表現することができれば、それが一番いい。そのために、もう一度自分自身の過去に立ち返ろうと思ったのです。そして、できる限り自分らしいものを作ろうと」とその想いを寄せる。

アン・ハサウェイ、アンソニー・ホプキンスら賞レース常連の豪華キャストが競演!差別と格差が根付く80年代NYを舞台に、多感かつ繊細な12歳の少年ポールが培っていく友情、そして微妙な変化を迎える家族との関係を通して、時代を取り巻く理不尽や不公平を浮き彫りにする本作。

生きづらさのなかに滲む<理解と愛>に寄り添い、同時に、自分の<無力さ>を噛みしめ、世の中に折り合いをつけながら日々を営む人々の姿を、変わらぬ愛と変わりゆく自分を通して見つめる、痛烈で鮮烈なエモーショナル・ドラマとして描き出します。 

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製作・監督・脚本:ジェームズ・グレイ 
出演:アン・ハサウェイ、ジェレミー・ストロング、バンクス・レペタ、ジェイリン・ウェッブ、アンソニー・ホプキンス
2022年/アメリカ・ブラジル/スコープサイズ/115分/カラー/英語/5.1ch/

日本語字幕翻訳:松浦美奈/PG-12 
配給:パルコ ユニバーサル映画  
宣伝:フラニー&Co. 
(C)2022 Focus Features, LLC. 

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