A24が新たに贈る注目作『インスペクション ここで生きる』この度、A24が新たに贈る注目作『インスペクション ここで生きる』が8月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほかにて全国公開となります。 『ムーンライト』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ほか、革新的な作品を次々と送り出してきた映画会社A24。業界屈指の目利きたちが次に見出したのは、ある新鋭監督の半生を描いた実話。 |
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本作への推奨コメントが到着この度、作家の安堂ホセさんや放送プロデューサーのデーブ・スペクターさんらから、本作の推奨コメントが到着しました。 海兵隊に在職中だった20代で初めてカメラを手にし、そこから映像記録担当としてキャリアを始めたエレガンス・ブラットン監督の人生を映画化した本作に、様々な分野で活躍する著名人からコメントが到着しています。 コメント一覧(順不同・敬称略)監督自身を投影したゲイの少年は、家、食事、そして尊厳のため海兵隊に志願する。 怒り、悲しみ、孤独。 環境に恵まれないフレンチが自らより厳しい環境へ。 他人を守る。その利他的な在り方が自分自身を確かにしていく。 紛れもないリアルな米軍映画。 鬼教官の苛酷なシゴキが炸裂するブートキャンプもの ここで描かれるのは訓練の過酷さだけではない。 自らの体験にまっすぐに向き合うと 一人前になる前の“人生の助走”が、リアルかつポエティックに映し出される。 僕は彼を知らない。時代の空気も、社会の表情も。 セクシュアリティによって母に拒絶され、軍でも孤立する青年の愛と尊厳の物語を、感情を煽ることなく95分に収めるシャープな語り口と編集が秀逸。 いちばん愛されたい人から愛されない悲しさ。 許す/許さない、認める/認めない、ではない。セクシュアル・マイノリティは共に生きているのだから。抑圧と不寛容が生むものは負の要素しかない。いい意味で「放っておきあえる」文化が育つことを切に祈る。 ブラットン監督がかつて経験した深い孤独がジェレミー・ポープの瞳に宿り、主人公・フレンチを蝕む剥き出しの痛みが真実であることを思い知った。 どんな地獄でも絶対に曲げられない信念を“自分”と呼ぶならばこの物語は“自分”を知るための地獄巡りの旅だ。 |
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『インスペクション ここで生きる』原題:THE INSPECTION8月4日(金)TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国公開 公式サイト:@inspection/ 公式Twitter:@inspection_jp STORY |
監督・脚本:エレガンス・ブラットン(初長編監督作品)
出演:ジェレミー・ポープ、ガブリエル・ユニオン、ラウル・カスティーヨ、マコール・ロンバルディ、アーロン・ドミンゲス、ボキーム・ウッドバイン
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
2022年/アメリカ/カラー/シネマスコープ/5.1ch/95分/R15+/原題:THE INSPECTION 日本語字幕:松浦美奈
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