公開前夜祭舞台挨拶松山ケンイチ×長澤まさみ、初共演の二人が入魂の演技で激突する、社会派エンターテインメント、映画『ロストケア』が3月24日に全国公開となります。 公開を翌日に控えた映画『ロストケア』に出演する、松山ケンイチをはじめ、長澤まさみ、鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、加藤菜津、柄本明と超豪華キャスト陣、そして本作のメガフォンを取った前田哲監督が拍手喝采のなか登壇しました。 |
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キャスト&監督登壇主演の松山と前田監督が原作「ロスト・ケア」と出会ってから10年近く温めてきた本作。 坂井が「私は認知症の母を抱える女性の役。台本を読んで多くの方に届けたいなと思った作品です」と話すと、 撮影中の思い出を聞かれた坂井は「ケンイチ君とまさみちゃんと現場でご一緒するのが20年ぶりぐらいで、役への取り組み方が変わらなくて」と話すと、長澤は「多分20年は経ってないんですけど(笑) 久々に共演させていただくとワクワクするんですよね。真紀さんは現場にいると最近の頑張りもいつも褒めてくださって力をくれる先輩で」と長年の信頼関係を明かした。加藤はお葬式の静かなシーンでお腹がなってしまったハプニングがあったようで、「休憩中に松山さんがどら焼きをくださってうれしかったです」と明かし、それに対し松山は「なんか音がしたのでとりあえず持っていこうかなって(笑)」と笑いを誘った。 鈴鹿と長澤は緊張感があった撮影現場の合間に健康トークをしていたそうで、長澤は「お互いに最近いいものありました?みたいな感じで話して、鈴鹿くんとは結構会話が合うんですよね」と盛り上がっていたそう。 そして戸田は「孤独な女の人の役なので集中していたのですが、モニターの前ではなくカメラにいる監督の『用意、スタート』の言い方が印象に残っています」と現場の様子を明かした。 |
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松山と長澤は撮影中・・更に、自然と松山と長澤は撮影中あまり話さないようにしていた事に対して、長澤は「お互い立場が違ったので、そういった空気感を壊さないようにしようといつの間にか当たり前のようにそうなっていたので、それが上手くいった」と話した。 松山は撮影中の思い出を聞かれると、劇中で父親役を演じた柄本とのシーンが忘れられないと話した。すると柄本は「あんまり覚えてないんですよ(笑) どんどん忘れちゃうんですよ」と話しながらも、 「長男も次男も松ケンファンでね、僕も松ケンファンなんですよ」と柄本家全員で松山を応援しているようで、それを聞いた松山は「今回の作品では(柄本)佑くんとしてやらせていただきました」と本当の親子のような感覚で共演シーンを撮影していたとふり返った。 最後に・・・作品に参加した感想を問われた坂井は「ショッキングなストーリーだけど決して他人事ではない」とコメント。 |
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『ロストケア』
3月24日(金)全国ロードショー 公式サイト: 日本では、65歳以上の高齢者が人口の3 割近くを占め、介護を巡る事件は後を絶たない。この問題に鋭く切り込んだ葉真中顕の第 16 回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、「そして、バトンは渡された」の前田哲監督が映画化。介護士でありながら、42人を殺めた殺人犯・斯波宗典に松山ケンイチ。その彼を裁こうとする検事・大友秀美に長澤まさみ。社会に絶望し、自らの信念に従って犯行を重ねる斯波と、法の名のもとに斯波を追い詰める大友の、互いの正義をかけた緊迫のバトルが繰り広げられる。他に鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、藤田弓子、柄本明といった実力派俳優が出演。 現代社会に、家族のあり方と人の尊厳の意味を問いかける、衝撃の感動作!
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松山ケンイチ 長澤まさみ
鈴鹿央士 坂井真紀 戸田菜穂 峯村リエ 加藤菜津 やす(ずん) 岩谷健司 井上肇
綾戸智恵 梶原善 藤田弓子
柄本 明
原作:「ロスト・ケア」葉真中顕 著/光文社文庫刊 監督:前田哲 脚本:龍居由佳里 前田哲
主題歌:森山直太朗「さもありなん」(ユニバーサル ミュージック) 音楽:原摩利彦
制作プロダクション:日活 ドラゴンフライ
配給:東京テアトル 日活
©2023「ロストケア」製作委員会