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ベルリン国際映画祭

そんな新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり(英題:『Suzume』)』が、この度、ベルリン国際映画祭の「コンペティション部門」に正式出品され、遂に本日2月23日に現地にて上映されました!!

2月16日から2月26日まで開幕される第73回ベルリン国際映画祭は、1951年からドイツ・ベルリンにて毎年2月に行われている国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であり、カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ“世界三大映画祭”の一つとして数えられています。最高賞の“金熊賞”は、「コンペティション部門」に選出された作品のみしか獲得できない賞であり、日本作品では、1963年に公開された今井正監督『武士道残酷物語』、2002年に公開された宮崎駿監督『千と千尋の神隠し』の2作品が受賞。新海誠監督『すずめの戸締まり』は、日本アニメーションではまさに『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶりの「コンペティション部門」選出となります!

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レッドカーペット

現地時間2月23日午前中に行われたフォトコール、記者会見に続き、午後からはレッドカーペットアライバルに新海誠監督、原菜乃華、川村元気プロデューサーが登場!
『すずめの戸締まり』ベルリン国際映画祭
 ベルリン国際映画祭のレッドカーペットに初めて降り立った新海監督の登場に、現地に駆け付けた様々な国のファンから歓声が上がり、サインや握手を求められ熱い歓迎を受けました。そして、初のレッドカーペットアライバルがベルリン国際映画祭となった原は赤色の着物をセレクト。原が放つ艶やかさと瑞々しさに車から登場した瞬間は駆け付けたファンや集まったメディアが感嘆の声を漏らし魅了され、多くのフラッシュがたかれていました。新海監督と原は口を揃えて「夢のようだ」と語り、いよいよベルリンの地で上映される今の気持ちを「日本の出来事を描いたこの映画がベルリンから、そこから先の世界の方々に少しでも深い場所へと届くといいなと思っています」と語りました。さらに、新海監督は非常に多くの海外メディアからサウンドバイツを求められるなど、注目度の高さがうかがえました。
またカーペットには黒の蝶ネクタイでおめかしをした草太(すずめの椅子)の姿が・・・。原は「草太さんも一緒です」と、新海監督は「我々は松村くんと一緒に、いってきます」と力強く話し、プレミア会場へ歩を進めました。
『すずめの戸締まり』ベルリン国際映画祭

『すずめの戸締まり』ベルリン国際映画祭

『すずめの戸締まり』ベルリン国際映画祭

『すずめの戸締まり』ベルリン国際映画祭

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プレミア上映

その後、15時45分頃からいよいよプレミア上映がスタート。キャパシティ790席のチケットはソールドアウトとなっており、待ちわびていた沢山の観客が見守る中実施されました。
本編が終了すると約3分に及ぶ長い拍手が巻き起こりました。鳴りやまない拍手に迎えられ、新海監督、川村プロデューサー、原が壇上に登場! 『すずめの戸締まり』ベルリン国際映画祭新海監督は「沢山の人に観て頂けてとても嬉しいです。この作品は12年前の東日本大震災をベースにしています。今でも故郷に帰れない人たちが沢山います。すずめが最後に飛び込んだ扉の先で街が燃えているのは、地震や津波の後にガスの爆発などで街が燃えた為です。屋根の上に横たわる船の描写は津波によって打ち上げられたものです。これらは全て12年前に日本に起こったことです。『すずめの戸締まり』というエンターテインメント作品を楽しんでもらいながらも、少しでもそのことを知ってほしかった。どんなに大きな災害にあっても、人笑いながら成長していきます。こうやって沢山の方に笑いながら観てもらえたことが幸せでした」と、原は「私はアニメが大好きで、新海監督の作品が大好きでした。そんな監督の隣でこのベルリンに来ることが出来て、こんなに沢山の人に映画を観てもらえて、夢のようで贅沢すぎる時間でした。この作品に関われた皆様に感謝しています」と挨拶しました。
『すずめの戸締まり』ベルリン国際映画祭
フォトコール、記者会見、レッドカーペットアライバル、ガラ・プレミア上映を全て終えた新海監督は「ベルリン国際映画祭のレッドカーペットはとても素敵でした。色々な国から来た沢山の方々が声をかけてくれて嬉しかったです。プレミア上映では、凄く笑いが起こっていました。日本とは違うところで笑いが起こるので勉強になりました。特にダイジンが出てくるたびに笑う人が多かったですね。笑いながら、泣きながら観てくれていました。今回は着物姿の菜乃華さんと、椅子の状態となってしまった北斗君と一緒に、3人でこの作品をベルリンへ伝えにきました。この場所に来ることが出来たのも、日本の皆さんの応援があったからです。ありがとうございます。これからすずめはベルリンをスタートにして色んな世界へ旅立っていきます。何となく気にして遠くから応援してもらえたら嬉しいです」と、原は「ベルリンの方々の反応がとても良くて、沢山元気をもらいました。ここまで来ることが出来たのも、本当に沢山の人が観てくださった結果だと思います。観てくださった方たちに感謝していますし、新海監督や、沢山のスタッフの方々にも感謝しています。世界中の方と感想を語り合えるような機会があったらいいなと思います」と語りました。『すずめの戸締まり』ベルリン国際映画祭

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『すずめの戸締まり』

大大ヒット公開中!

公式サイト:
https://suzume-tojimari-movie.jp/

公式Twitter:
suzume_tojimari

公式Instagram:
@suzumenotojimari_official/

公式TikTok:
@suzumenotojimariofficial

オーディションで選ばれた原菜乃華(はら・なのか)が九州で暮らす17歳の女子高生・岩戸鈴芽(いわと・すずめ)を、松村北斗(まつむら・ほくと)が “災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年・宗像草太(むなかた・そうた)を演じた本作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語である『すずめの戸締まり』は、昨年11月11日(金)に全国420館(IMAX41館含む)にて公開となりました!

2月21日(火)までの公開103日間で、観客動員1036万人、興行収入137億円を突破! 『君の名は。』『天気の子』に続き、3作連続で観客動員数1000万人を突破し、さらには世界199の国と地域で配給が決定している。

物語・・・
九州の静かな町で暮らす17 歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。
彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。
なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。

扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。
すると、二人の前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。
「すずめ すき」「おまえは じゃま」ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまう―!
それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。
逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、すずめは慌てて追いかける。

やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”。
旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所ですずめを待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった。
『すずめの戸締まり』新ポスター

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原作・脚本・監督:新海誠
声の出演:原菜乃華 松村北斗
深津絵里 染谷将太 伊藤沙莉 花瀬琴音 花澤香菜 神木隆之介
松本白鸚
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
音楽:RADWIMPS 陣内一真
主題歌:「すずめ feat.十明」 RADWIMPS
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
制作プロデュース:STORY inc.
©2022「すずめの戸締まり」製作委員会

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