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第73回ベルリン国際映画祭

『君の名は。』(2016年公開)、『天気の子』(2019年公開)に続く、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作『すずめの戸締まり』。

新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり(英題:『Suzume』)』が、この度、ベルリン国際映画祭の「コンペティション部門」に正式出品され、遂に本日2月23日に現地にて正式上映されます!!『すずめの戸締まり』

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フォトコール

2月16日から2月26日まで開幕される第73回ベルリン国際映画祭は、1951年からドイツ・ベルリンにて毎年2月に行われている国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であり、カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ“世界三大映画祭”の一つとして数えられています。最高賞の“金熊賞”は、「コンペティション部門」に選出された作品のみしか獲得できない賞であり、日本作品では、1963年に公開された今井正監督『武士道残酷物語』、2002年に公開された宮崎駿監督『千と千尋の神隠し』の2作品が受賞。新海誠監督『すずめの戸締まり』は、日本アニメーションではまさに『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶりの「コンペティション部門」選出となります!

現地時間2月23日午前中に行われたフォトコール(プレス向け撮影会)に、ベルリン国際映画祭初参加となる新海誠監督、原菜乃華、本作のプロデューサーである川村元気が登場。多くの海外メディアに囲まれた原は、初の映画祭参加に緊張気味でしたが、笑顔で撮影会に参加しました。『すずめの戸締まり』フォトコール

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公式記者会見

『すずめの戸締まり』記者会見
その後行われた公式記者会見で、“今作で描きたかったこと”を聞かれた新海監督は「現代の日本を舞台にした冒険物語を作りたいと思った。自然災害によって人が住めなくなってしまった場所、人口減少によって人がいなくなってしまった場所、そういう場所を旅する少女を描きたいと。そんな中ですずめがどこにたどり着くべきかと考えた時に、12年前に起きた東日本大震災がおきた場所にたどり着き、すずめ自身が災害と向き合うお話にしたかった」と語りました。また、海外メディアからの「『千と千尋の神隠し』以来21年ぶりに日本のアニメーションがコンペティション部門にノミネートされた、この重要度はどのように受け止めているか?」との質問に「21年前のことはよく覚えている。ちょうど自分がアニメを作り始めた年だった。日本のアニメがそんなに遠くまで届くのだという事を教えられたので、今そんな場所に自分がいることが信じられない。ここに来たことが、12年前に起きた東日本大震災という出来事が未だに日本人の心の中に残っている、復興していないところもあるということを皆さんに知ってもらえるとても貴重な経験になったと思う」と答えました。
『すずめの戸締まり』記者会見
川村プロデューサーは「日本映画は実写もですが、アニメーションも凄い。新海誠という監督の才能を世界に知ってほしかった。『すずめの戸締まり』は、手描きの部分とCGが融合している面白い作りになっている。監督自身が撮影処理もする、それも新海監督ならでは」と、『君の名は。』『天気の子』とタッグを組んできた新海監督への信頼感をにじませました。

今作で声優初挑戦かつ、国際映画祭には初参加となる原は、「声優に初挑戦させていただいたので、最初は右も左もわからないことだらけで、何をどうすればいいのか、全くわからなかった。そのことを監督に相談したら、そのままで大丈夫と言ってくださった。何度もテイクを重ねさせていただいて、納得いくまで挑戦させてもらった。監督に身をゆだねて頑張った」とコメント。原のコメントを受けて新海監督は「初めての不安も含めて演じてもらいたいと思っていた。菜乃華さんの成長とすずめの成長がシンクロしていた」と語りました。

会見終了後には、新海監督と原菜乃華が海外メディアに囲まれ、サインや2ショット撮影をお願いされる場面も! 質疑応答でも多数の質問が寄せられ、注目度の高さが感じられる記者会見となりました。
『すずめの戸締まり』サイン

『すずめの戸締まり』サイン

 
この後行われたレッドカーペットおよびプレミア上映の模様はこちら

市内観光

今回初めてのベルリンへの旅となった原ですが、ガラ・プレミアに先駆けて現地入りし、ベルリン市内の様々な名所で撮影を敢行! ベルリン大聖堂やブランデンブルク門などを訪れ、ベルリン市内の豪奢な建築物や、文化に触れました。ベルリン市内

ベルリン市内

ベルリン市内

ベルリン市内

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『すずめの戸締まり』

大大ヒット公開中!

公式サイト:
https://suzume-tojimari-movie.jp/

公式Twitter:
suzume_tojimari

公式Instagram:
@suzumenotojimari_official/

公式TikTok:
@suzumenotojimariofficial

オーディションで選ばれた原菜乃華(はら・なのか)が九州で暮らす17歳の女子高生・岩戸鈴芽(いわと・すずめ)を、松村北斗(まつむら・ほくと)が “災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年・宗像草太(むなかた・そうた)を演じた本作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く冒険物語である『すずめの戸締まり』は、昨年11月11日(金)に全国420館(IMAX41館含む)にて公開となりました!

2月21日(火)までの公開103日間で、観客動員1036万人、興行収入137億円を突破! 『君の名は。』『天気の子』に続き、3作連続で観客動員数1000万人を突破し、さらには世界199の国と地域で配給が決定している。

物語・・・
九州の静かな町で暮らす17 歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。
彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。
なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。

扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。
すると、二人の前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。
「すずめ すき」「おまえは じゃま」ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまう―!
それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。
逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、すずめは慌てて追いかける。

やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”。
旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所ですずめを待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった。
『すずめの戸締まり』新ポスター

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原作・脚本・監督:新海誠
声の出演:原菜乃華 松村北斗
深津絵里 染谷将太 伊藤沙莉 花瀬琴音 花澤香菜 神木隆之介
松本白鸚
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:土屋堅一
美術監督:丹治匠
音楽:RADWIMPS 陣内一真
主題歌:「すずめ feat.十明」 RADWIMPS
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
制作プロデュース:STORY inc.
©2022「すずめの戸締まり」製作委員会
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