初日舞台挨拶累計発行部数60万部を突破した池井戸潤による小説『シャイロックの子供たち』(文春文庫)。池井戸が「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、原点にして最高峰とも言える原作が、満を持して映画化。2月17日(金)の公開初日を迎え、主演の阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太をはじめ、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、佐々木蔵之介、そして本木克英監督が登壇して公開初日舞台挨拶が行われました。 映画『シャイロックの子供たち』初日舞台挨拶日時:2月17日(金) |
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ご挨拶から阿部は「公開初日に集まっていただきありがとうございます。ひとつ前にも上映後の舞台挨拶があったのですが、評判はすごくよかったです。楽しんでみてください。」とこれから作品を鑑賞する観客へ向けて挨拶した。 西木の部下で事件に関与したと“疑われる女”愛理を演じた上戸は「今まで番宣がんばってきました!今日から皆さんのものになります。頑張って宣伝いただけますと幸いです。」とコメント。 西木、愛理とともにメガバンクで起こる事件を追う“疑う男”田端を演じた玉森は「今日からいろんな方に観てもらえると思うと、とても嬉しく思います。楽しんでいってください」と公開初日を無事迎えられた喜びに晴れやかな表情を見せた。 出世コースから外れた支店長・九条を演じた柳葉は「裏の世界の銀行、ご堪能ください。」と完成披露舞台挨拶の際と同様、男気溢れる短い言葉で語り、“超パワハラ上司”古川を演じた杉本は「超パワハラ男ということで、怒鳴りまくってますが、気分を害さず最後まで楽しんでいってください」と作中のクセのある役柄とは反対に顕著な姿勢で挨拶をした。支店のエースだが過去の客にたかられ“利用される男”滝野を演じた佐藤は「撮影が結構前だったので、満席の状態でこの初日を迎えられて本当にうれしいです。」、事件の起きた支店に”調査する男”として派遣された、嫌われ者の本部検査部・黒田を演じた佐々木は「寒い中、こんなに温かい拍手とご声援ありがとうございます。今日は楽しんでいってください。」と豪華ラインナップ陣とともに公開初日を迎える事ができた喜びを語った。 宣伝期間を振り返りこの日は早朝からTVにも生出演し、これまで多数の宣伝を経た阿部に労いの拍手が会場から送られた。「朝5時からテレビ局に入り、そこからずっと起きていたので、フラッシュがまぶしくて・・・今日はマスコミさん多いですね!」と集まったマスコミに驚きを隠せない様子の阿部だった。柳葉もこの日の阿部の活躍ぶりをしっかりと観ていたようで、「番宣で『柄本さんと橋爪さんのお芝居には勉強になりました』と言っていたけど、俺はどうなんだ?と(思った)」と冗談交じりに阿部を問い詰める一幕も。阿部は「ず、ずっと勉強してますよ!生放送で急かされて、『やな…』までは言ってました。」と飄々とコメントする様はどこか、本作で演じた西木を彷彿とさせた。 宣伝期間を振り返りながら上戸は「撮影中はコロナ禍で会話もしづらい雰囲気だったんですけど、番宣でまたお会いできる時間がすごく楽しくてあっという間でしたね」と語ると、それに対して玉森は「阿部さんも、上戸さんも一緒にいる時間が特に多くて、すごく好きになりました。」とカミングアウトすると、そんな玉森を見つめながら阿部も「俺だって好きだよ!」と突然の告白をし会場をわかせた。さらに、阿部の好きなところを深堀りされると、玉森は「阿部さんは本当に気さくで面白いんですよね。あと適度な適当加減がすごく好きです。」と話すと上戸も「3人で過ごす時間が楽でしたね。二人とも適当だったので」と。言われるがままの座長・阿部は「玉ちゃんだって適当だよ…暴くぞ後で!」と3人の仲睦まじい様子が見れた。 |
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大暴露コーナー“舞台となるメガバンクで巻き起こる大暴露エンターテインメント”とかけて、“今だから言える”大暴露コーナーを実施! 最後に・・・様々な暴露ネタが飛び交い、作品の裏側も垣間見れた本イベントも終盤に。 |
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映画『シャイロックの子供たち』2023年2月17日(金)公開 公式サイト: 公式Twitter:
ストーリー |
原作:池井戸潤『シャイロックの子供たち』(文春文庫)
主演:阿部サダヲ
出演:上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介 ほか
監督:本木克英
脚本:ツバキミチオ
音楽:安川午朗
主題歌:エレファントカシマシ「yes. I. do」(ユニバーサルシグマ)
製作:映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
© 2023映画「シャイロックの⼦供たち」製作委員会