沢田研二、男優主演賞受賞2022年11月11日に公開しました『土を喰らう十二ヵ月』(中江裕司監督)は、二ヵ月以上経った今も全国の映画館にてロングラン上映を続けています。先週末で動員20万人を達成しました。 毎日映画コンクールは、1946年に日本映画の振興や映画の楽しさを伝える為に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社が創設した歴史ある映画賞。第一線で活躍している映画評論家やジャーナリスト、専門家など約80人が選考にあたっています。 本日、各賞が発表され、沢田研二が男優主演賞を受賞しました。 表彰式は2023年2月14日(火)に目黒パーシモンホールで開催される予定です。 |
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中江裕司監督が映画化『土を喰らう十二ヵ月』は、水上勉の料理エッセイを原案に中江裕司監督が映画化。 沢田研二が演じるのは・・・沢田研二が演じるのは、作家ツトム。山の実やきのこを採り、畑で育てた野菜を自ら料理し、季節の移ろいを感じながら原稿に向き合う日々を送っています。時折、編集者で恋人の真知子(松たか子)が、東京から訪ねてやってきます。食いしん坊の真知子と旬のものを料理して一緒に食べることを愉しみながら、悠々自適に暮らすツトムではありますが、13年前に亡くした妻の遺骨を墓に納められずにいるのです。食べるとは、生きるとは、死とはなんなのかを、ひとりの作家の生き様と四季(二十四節気)を通して描いています。 |
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『土を喰らう十二ヵ月』本作は2022年11月11日(金)より、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座他、全国のシネコンなど194館で公開をスタート。 12月末で第一興行を終了し、現在は全国のミニシアターなどでロングラン興行を続けています。若者をターゲットにしたアニメやホラーなどの邦画がヒットしている日本映画界の中で、シニアが楽しめる映画として打ち出した本作。コロナ禍になって以来、映画館にシニア層があふれる初めての映画となり、先週末で動員20万人を達成するヒットとなっています。現在公開中、これから公開する全国の劇場は下記となります。 ■現在上映中の映画館(2023年1月19日現在) ■これから上映予定の映画館 |
監督・脚本:中江裕司
出演:沢田研二 松たか子ほか 原案:水上勉 『土を喰う日々 ―わが精進十二ヵ月―』(新潮文庫刊)
『土を喰ふ日々 わが精進十二ヶ月』(文化出版局刊)
料理:土井善晴
音楽:大友良英
製作:『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
配給:日活 制作:オフィス・シロウズ
©2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会