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入場者プレゼント決定

第72回ベルリン国際映画祭ほか21の映画祭に出品され、世界が熱視線を送る三宅唱監督の最新作『ケイコ 目を澄ませて』が12月16日(金)よりテアトル新宿ほかにて全国公開されます。

入場者プレゼント

この度、本作の公開を記念し、下記劇場にて、数量限定で“16mmの生コマフィルム”を入場者プレゼントとして配布することが決定した。
ケイコ 目を澄ませて
デジタル撮影が主流となっている昨今だが、三宅監督はいつかチャンスがあれば16mmフィルムで撮影したいという憧れを持っていたという。「ボクサーの肉体のなまめかしさのようなものや古いジムの空気感などをどう捉えるかという際に、生々しくて温かく、どこかおとぎ話のような雰囲気もある16mmフィルムのテクスチャーが合うだろうと考えました」と三宅監督は全編フィルム撮影を選択した胸中を明かす。また、岸井も、「今まで観てきた映画や、今作られている映画もフィルムで撮っているものもあって、その大好きな映画人たちが聞いているであろう、完成したら抜かれてしまうフィルムのカラカラと回る音を毎日聞けるのは、本当に贅沢でした。撮れる量に限りがあるので、フィルムで撮るということは現場全体の空気や集中力の向上に貢献していると感じました。物体としてずっと残るというのも魅力的でした」と、自身にとって初めての16mmフィルムでの撮影を振り返る。

今回、入場者プレゼントとして配布される16mmプリントフィルムに抜き焼きされた“生コマフィルム”には、岸井演じるケイコが河原で左ストレートを放つ瞬間の本編シーン10コマが収められている。「映画ファンにとっては、16mmフィルムに触れる貴重な機会になるのでは」と今作のフィルムサプライヤーであるコダックジャパンの担当者も語る。

尚、岸井は本作の撮影前から3ヵ月に渡って、ボクシングの練習を実施。主人公ケイコのトレーナー役として出演し、本作のボクシング指導も務めた松浦慎一郎もその上達ぶりには圧倒されたという。岸井の見事な動きも、是非、1コマずつ、その目に焼き付けて欲しい――。
※実際の上映はフィルムではなくDCP上映です。

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『ケイコ 目を澄ませて』

12月16日(金)テアトル新宿ほか全国公開

物語
不安と勇気は背中あわせ。震える足で前に進む、彼女の瞳に映るもの――
嘘がつけず愛想笑いが苦手なケイコは、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ねる彼女は、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉にできない想いが心の中に溜まっていく。「一度、お休みしたいです」と書き留めた会長宛ての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す。
『ケイコ-目を澄ませて』

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岸井ゆきの
三浦誠己 松浦慎一郎 佐藤緋美
中原ナナ 足立智充 清水優 丈太郎 安光隆太郎
渡辺真起子 中村優子
中島ひろ子 仙道敦子 / 三浦友和

監督:三宅唱
原案:小笠原恵子「負けないで!」(創出版)
脚本:三宅唱 酒井雅秋
製作:狩野隆也 五老剛 小西啓介 古賀俊輔
エグゼクティブプロデューサー:松岡雄浩 飯田雅裕 栗原忠慶
企画・プロデュース:長谷川晴彦 チーフプロデューサー:福嶋更一郎
プロデューサー:加藤優 神保友香 杉本雄介 城内政芳
French Coproducer: Masa Sawada
撮影:月永雄太 照明:藤井勇 録音:川井崇満 美術:井上心平 装飾:渡辺大智
衣裳:篠塚奈美 ヘアメイク:望月志穂美 遠山直美
ボクシング指導:松浦慎一郎 手話指導:堀康子 南瑠霞 手話監修:越智大輔
編集:大川景子 音響効果:大塚智子 助監督:松尾崇 制作担当:大川哲史
製作:「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会(メ~テレ 朝日新聞社 ハピネットファントム・スタジオ ザフール)
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業  制作プロダクション:ザフール  配給・ハピネットファントム・スタジオ
©2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS
2022年/カラー/ヨーロピアンビスタ/5.1ch/99分

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