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『ソウル・オブ・ワイン』トークこの度、絶賛公開中のドキュメンタリー映画『ソウル・オブ・ワイン』ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国公開中です。 先日のボジョレー・ヌーヴォー解禁を記念して、ヒューマントラストシネマ有楽町にて、本日11月20日(日)11:55回上映後に、ワイン通としても知られるお笑いコンビ「髭男爵」ひぐち君(以下、ひぐち君)と、レストラン「アピシウス」のシェフソムリエで、本作の字幕監修も務めた情野博之氏のトークイベントが行われ、ロマネ=コンティをはじめブルゴーニュワインの魅力や作品の見どころについて語りました。 |
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髭男爵ひぐち君、情野博之登壇イベントは、ロマネ=コンティが造られているワイナリー、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ=コンティ(DRC)の話題からスタート。今月11月に著書『髭男爵ひぐち君の語る日本ワインサロン』(三栄書房)を出版するほどワイン通でも知られるひぐち君は、「2015年にブルゴーニュには一回だけ行ったことがありますが、僕が映画を観て感動したのは、あの有名な十字架がそびえる畑を上から見下ろす映像!そして、そもそも僕はDRCの中の映像って初めて見ました。」と映画の感想を熱く語った。過去に当ワイナリーを訪れたこともある情野氏は、「DRCのワイナリー自体は、まずは3人以上は入れない。衛生面での細かい規定なんかもあって、中に入れる人間はごくごくわずかなんです。」と、専門家の視点から、ロマネ=コンティのワイナリーの内部をとらえた本作の貴重な映像や、登場する各ワイナリーのブドウ畑についても解説した。 ナレーションがなく、1年を通してじっくりとブドウ造りの様子をカメラで追った本作の見どころについて、ひぐち君は「独特の時間の流れ方があって、最初は畑の作業から始まり、台詞もなく、樽作りのシーンなんかも挟みながら、このブルゴーニュのワイナリー、DRCなんかをまるで見学させてもらっているみたいな世界観。」とコメント。情野氏は、「世界中がこのブルゴーニュという産地に注目する中で、本作に登場している生産者の方たちは、カリスマ中のカリスマ。え!この人も、この人も出てるの!という感じです。世界最優秀ソムリエのオリヴィエ・プシエさんや、ソムリエールのカロリーヌ・フュルストスさん、そして亡くなられたワインの研究醸造学者のジャック・ピュイゼさんまで、生産者たちのシーンと一緒に登場していて、なんと最後には日本人のソムリエも登場します。」と、日本の観客にとっては嬉しいサプライズについても言及。 |
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『ソウル・オブ・ワイン』公式サイト:
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監督・脚本:マリー・アンジュ・ゴルバネフスキー 2019年/フランス/フランス語/102分/カラー/1.85:1/5.1ch
原題:L’âme du vin 字幕:齋藤敦子 字幕監修:情野博之
協賛:株式会社ファインズ 後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、一般社団法人日本ソムリエ協会
配給:ミモザフィルムズ
©2019 – SCHUCH Productions – Joparige Films – 127 Wall