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『渇いた鉢』公開決定

映画『異物-完全版-』や『転がるビー玉』を手がけた宇賀那健一監督の新作長編映画『渇いた鉢』(洋題:The Empty Flowerpot)が2022年12月10日(土)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開することが決定しました。
渇いた鉢
『渇いた鉢』は世界各国の映画祭を席巻した『異物-完全版-』をはじめ、ジャンルを問わず意欲的に作品を作り続けている宇賀那監督が新たに打ち出した、愛する家族を奪われてしまった1人の男性の喪失の物語。

ひとくくりに〈被害者遺族〉と世間から呼ばれてしまう人々のやり切れない思い、理不尽な処遇。

周囲の身勝手な好奇に晒されるという不条理…。

どうしようもなく大きな喪失感に苛まれながらも、彼は何を思い、何を願い、何故生きるのか。

不安定にぐらつきながら狂おしく歩む姿をただひたすらに描き切った作品です。

主演には今作が映画初主演となる俳優、安部一希。

上司の三浦役に『さがす』(2022年)や『由宇子の天秤』(2021年)などへの話題作に出演が続いている松浦祐也や『シュシュシュの娘』(2021年)で市長役を演じ存在感を見せた三溝浩二など実力のある役者たちが出演しております。

また、『渇いた鉢』はイギリスのアカデミー賞である英国映画テレビ芸術アカデミー公認映画祭のRomford Film Festivalで上映され、最優秀監督賞・最優秀主演男優賞・最優秀脚本賞・最優秀撮影賞の4部門にノミネート。

そして観客賞であるSpecial Commendationを受賞致しました。

公開日の決定にあわせて今回解禁となるのは、「愛する家族を奪われた男」というフレーズから始まる不穏な空気の漂う予告編と場面写真です。

静かながらスケール感のある音楽と共に、「人殺した事とかあるんすか」「僕なんか生まれなければ」というセンセーショナルなセリフや、主人公がランドセルを背負い歩いていたり、骨壺から骨を取り出しかじったりする姿等、気になるカットが続いていきます。

どう展開していくのか分からない、想像を膨らませる内容にご注目下さい。

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CAST
安部一希
三溝浩二 東龍之介 はぎの一 山本月乃 遠藤隆太 田中栄吾 青島心 贄田愛菜 髙木直子 志田織乃  松浦祐也
新海ひろ子 石原理衣 本山勇賢 竹崎綾華 川崎希 櫻井亜衣 峰秀一 飯田浩次郎 フェルナンデス直行

STAFF
監督:宇賀那健一
プロデューサー:安部一希 脚本:木村暉
共同プロデューサー・撮影・編集:小美野昌史
撮影:大西恵太 、空井大地 録音・整音・効果:紫藤佑弥
美術:岡田匡未 衣装:小笠原吉恵、中村もやし メイク:くつみ綾音
助監督:福田和弘、伊藤祥、工藤渉
音楽:小野川浩幸 制作:真田和輝、小林和仁、浅田隼也
製作:『渇いた鉢』フィルムパートナーズ
配給:vandalism

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