初日舞台挨拶監督年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越えて選出された⼈気&注目の監督陣による個性豊かな作品が上映される短編映画企画『MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)』。 本イベントには、空想の世界で遊ぶことが大好きな少年が食卓に上がった親友のニワトリ「フェニックス」を見て“命を食べている”ことを自覚する『Good night PHOENIX』で監督を務める池田エライザ、主演に伊藤沙莉を迎え、自身の監督作品を新たな脚本とキャストで飾るセルフリメイク作品『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』を監督した齊藤工、監督デビュー作品として窪田正孝を主演に、繰り返す日々の中、些細なきっかけで変わっていく男の姿を描く『おとこのことを』監督の水川あさみを始め、GAZEBO(『BEFORE/AFTER』監督)、藤井道人(『名もなき一篇・東京モラトリアム』監督)、福永壮志(『シルマシ』監督)、真壁勇樹(『星ニ願イヲ』監督)、村上リ子(『THE NOTES』監督)という、個性豊かな監督陣合計8人が登壇しました! 映画『MIRRORLIAR FIMS Season4』初日舞台挨拶詳細日時:9月2日(金) |
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個性豊かな監督陣合計8人注目のクリエイター陣による短編映画プロジェクト第4弾『MIRRORLIAR FILMS Season4』がついに公開!公開初日の9月3日には都内劇場で初日舞台挨拶が行われ、池田エライザ監督、GAZEBO監督、齊藤工監督、藤井道人監督、福永壮志監督、真壁勇樹監督、水川あさみ監督、村上リ子監督が登壇した。 「だれでも映画を撮れる時代」を合言葉に色々な垣根を越えて短編映画の制作に挑戦する同プロジェクト。『名もなき⼀篇・東京モラトリアム』の藤井監督は「企画の山田孝之さんたちから、まるで地元の先輩に『今コンビニにいるから来い』みたいな感じで誘われて今に至ります」と仲の良さをうかがわせて「同世代の仲間が新しいことで世の中が変わるかもしれないと信じてやっているところに、自分も参加させてもらった」とチームの一員になった理由を明かした。 『BEFORE/AFTER』のGAZEBO監督は一般応募作からの選出。「採用されるのは無理だろうと応募したけれど、まさかという感じ。こうして凄い方々と同じステージに立つことになるとは…」と嬉しそう。『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』の齊藤監督は、山田孝之らと共作した映画『ゾッキ』が縁で本プロジェクトに参加した。「このプロジェクトの渦の一部になってほしいと言われて…でもこれかよ!?という作品で、今反省しています」と笑わせるも「でもCOMPLY+-ANCEはシリーズものとして一生続けていきたい」と意気込んだ。 『星ニ願イヲ』の真壁監督は舞台俳優出身。「コロナ禍を節目に動画を撮り始めて、ストーリーのあるものを撮り始めようと思った矢先に出会ったのがこのプロジェクト。飛びついた結果ここに辿り着きました」としみじみ。10数年来の友人である山田孝之からのオファーを受けて『おとこのことを』で監督デビューした水川監督は「まさか自分が監督をやるとは一ミリも思っておらず、私にできるのかな?と思ったけれどプロジェクト自体は素晴らしいものだったので私で良ければと参加しました」と監督初挑戦の動機を説明。メガフォンを握ってみて「演じるとはまた違った視点で現場に立って学ぶものもありました。知らないことが沢山あったと知れたりして、とても貴重な経験をさせていただきました」と新鮮な面持ちだった。 『Good night PHOENIX』を手掛けた池田監督。短編作品ゆえに潤沢な予算とはいかなかったものの「技術スタッフさんたちを搾取してはいけないと思って製作チームと色々相談をしたら私のリクエストを親身に聞いてくれた。その姿勢が素敵だと思ってオファーをお受けしたいと思いました」とクリエイターファーストの理念に共感。自身の演出スタイルを聞かれると「快適な環境と美味しいご飯が一番の演出だと私は思う」と答えて、齊藤監督から「映像業界全体の深い核心を突くお答え。コーヒーも大事ですよね!」などと感心されていた。 『シルマシ』を監督した福永監督は出演した伊東蒼について「伊東さんは子役からの経験がある方ですが、そのキャリアを全部どこかにおいてその場にいられる方でした。そして脚本の理解力も凄かった」と絶賛。『THE NOTES』の村上監督は「短編映画を全国で上映してもらえる機会はなかなかないので、素晴らしいプロジェクトだと思った。本当に夢みたいな気持ちで、まだ寝ているのかなという心地です」と初々しく笑わせた。 齊藤監督は『女優iの憂鬱/COMPLY+-ANCE』について「5年くらい前に伊藤沙莉さんに向けて当て書きしたストーリーをコロナ禍バージョンにした。元々企画としてあったものだったので満を持しての映像化」と思いもひとしお。水川監督作『おとこのことを』では水川監督の夫であり俳優の窪田正孝が主演している。これに水川監督は「私がやりたい意図を汲み取ってくれて、演出しやすく何でも言える人が良いということで家に帰ってみたら窪田がいたので、『あ、そうじゃん!』と…。お願いしたら快くやってくださるということでありがたかったです。今回の企画に対しても『面白そうだね!』と言ってくれました」と起用経緯を明かし「私がやりたいと思っていることをちゃんと伝えられるか不安はあったけれど、(窪田は)上手く汲み取ってくれて現場もスムーズにいきました。完成した作品に対して『今まで見たことない顔を見ることができた』と凄く嬉しい誉め言葉をいただきました」と相思相愛ぶりを伺わせた。 『MIRRORLIAR FILMS Season4』全国公開に向けて藤井監督は「素晴らしい個性が揃った作品たちです」、GAZEBO監督は「素晴らしい作品たちと一緒に自分の監督作が公開されることに感無量」、齊藤監督は「オムニバス形式の映画が増えてきたのは映画にとってもいいことだと思う。作り手だけのお祭りにはせず、観客の皆さんにもこのお祭りに飛び込んでいただきたい」、真壁監督は「1分でも心に刺さる何かを持ち帰ってもらうことができたら嬉しいです」、水川監督は「私自身監督として映画に関わったことで、改めて映画が好きでこれからも関わっていきたいと純粋に思いました」、池田監督は「素敵な感性の持ち主たちにチャンスを与えてくださっているのは、劇場に足を運んでくださるお客様たち。感謝しています」、福永監督は「肩の力を抜いて楽しんで観てほしいです」、村上監督は「短い作品の中にも一人一人のエッセンスが凝縮されています」とそれぞれ大ヒットに向けてメッセージを寄せていた。 |
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『MIRRORLIAR FILMS Season4』
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【監督】池田エライザ GAZEBO 齊藤工 福永壮志 藤井道人真壁勇樹 水川あさみ 村上リ子 ムロツヨシ
【出演者】アイビー愛美 伊東蒼 伊藤沙莉 大西礼芳 川久保晴 窪田正孝Dirk Rebe 西田薫子 フリッツ リオ ムロツヨシ 若林拓也
大ヒット上映中!
配給:イオンエンターテイメント/ティ・ジョイ
配給協力:ナカチカ
©️2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT