12月26日公開の『王の涙-イ・サンの決断-

強烈な悪役を演じさせたら誰の追随をも許さない韓国No.1の怪優、チョ・ジェヒョンの出演作が、この12月、2作立て続けに、日本公開されます。

現在絶賛公開中の『メビウス』は、久しぶりの出演となるキム・ギドク作品。セリフ無しで、眼差しと表情のみで存在感を示しています。

一方の12月26日から公開の『王の涙-イ・サンの決断-』は、朝鮮王朝第22代国王イ・サンを主人公に、暗殺事件をきっかけに若き王が真の偉大な王になる運命の24時間を描いたエンタテインメント作品です。

王の涙-イ・サンの決断-チョ・ジェヒョン

未だ真実が解明されていない事件を、イ・サンと、対立する派閥“老論派”のトップの王大妃ら実在した人物の対立構造といった史実の中に、暗殺事件の影で暗躍した闇組織があったというフィクションを織り交ぜて描いた本作で、チョ・ジェヒョンは、闇組織の元締めで、ヒョンビン演じるイ・サンの敵となるクァンを演じています。

この役をオファーされた当初、チョ・ジェヒョンはこれまでと同じような強烈な悪役をまた演じることに意味があるのか、と疑問をもっていたが、イ・ジェギュ監督からの、「クァンは、一面的な悪役ではなく、冗談を言ったりするコミカルさのある役どころであり、これまでとは違う別の「悪」の表現をしてみて欲しい」というアプローチによってオファーを快諾。

毎回3時間以上(キャストの中で最長)をかけて施された、髪の毛、シワ、傷などの特殊メイクによって、実年齢は40代のチョ・ジェヒョンが、年齢不詳の老獪な老人に仕立てあげられ、一見しただけではあのチョ・ジェヒョンだとは分からない姿で、ニヤニヤとした笑みを浮かべ、お金の為には人の命を簡単に弄ぶ憎々しくも不気味な存在のクァン役を怪演。

チョ・ジェヒョンにとっては、これまで演じてきた「悪い」男ともまた違う、強烈なビジュアルも印象的な、新たな悪役となった『王の涙-イ・サンの決断-』のクァン役。

本年の主演ドラマで演じた朝鮮王朝建国の功臣・鄭道伝役で新たにファンになった韓国の女性たちは、本作を観て「あの素敵なチョ・ジェヒョンをこんな恐ろしい老人にするなんて!」と悲鳴をあげたそう。もちろん、その怪演は、類いまれな演技力あってこそ。ファンにはぜひ見てもらいたいチョ・ジェヒョンの新境地。

王の涙-イ・サンの決断-

12月26日(金)よりTOHOシネマズシャンテ他全国公開!!

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李朝五百年の歴史に刻まれる名君、イ・サン。
ドラマにも描かれなかったミステリアスな王暗殺計画を初めて映像化!
ふたりの男の絆に涙する、豪華キャスト出演の感動エンターテイメント!

若き王を、最も偉大な王へと変えた、運命の24時間。
その時、王はなぜ涙を流したのか。
日本でも大ヒットしたTVドラマ『イ・サン』で知られる李朝の名君イ・サンを襲った暗殺未遂事件。本作は、史実に記録されながら、いまだ謎とされているミステリアスな王暗殺計画を、初めて映像化。事件によって、若き王が、真の偉大な王へと変わる運命の24時間。王の涙に秘められた想いとは?そして王が下した決断とは―

監督:イ・ジェギュ(「チェオクの剣」) 
出演:ヒョンビン(TV「シークレット・ガーデン」)、チョン・ジェヨン(『殺人の告白』『さまよう刃』)、チョ・ジョンソク(『建築学概論』『観相師-かんそうし-』)、ハン・ジミン(TV「イ・サン」)、チョン・ウンチェ(『自由が丘で』)、チョ・ジェヒョン(『悪い男』『メビウス』)

2014年/韓国/カラー/135分/スコープサイズ/5.1chデジタル/PG12 
配給|ツイン
©2014 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved. 
 

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