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『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会

第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞ほか数々の賞に輝いた『ミッドナイトスワン』を手掛け、映画界でいま最も注目される内田英治監督最新作『異動辞令は音楽隊!』が8月26日(金)に全国公開となります。

主演は日本映画界・ドラマ界を牽引し、どんな役をもモノにする圧倒的演技力とお茶の間の抜群の好感度、そして唯一無二の存在感をもって常にトップに立ち続ける阿部寛。そして、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙ら話題作への出演が相次ぐ若き才能と、光石研、倍賞美津子ら日本映画界の重鎮たちが脇を固めます。

この度、7月28日(木)に本作の完成披露試写会を実施し、主演の阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、見上愛、内田英治監督主要キャストが一堂に会し、撮影時の思い出話や、阿部さんのドラム初挑戦をはじめ、それぞれゼロから挑んだ楽器練習について、さらには阿部さんと内田監督が22日に参加したニューヨーク・アジアン映画祭についてのこぼれ話など貴重なエピソードを披露しました!
『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会
『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会
日時:7月28日(木)
会場:イイノホール 
登壇:阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、見上愛、内田英治

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阿部寛、清野菜名ら登壇

警察音楽隊に異動を命じられる鬼刑事・成瀬司を演じた阿部は「台本を読んで泣けないだろうと思ったところで泣けたり、些細なことが自分の涙ポイントになったりした」と内田監督によるオリジナルストーリーに自信。『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会約3か月の練習を経てドラム演奏にも初挑戦したことから「この役はなかなか大変でした。ドラムは手数が多くてどれを叩けばいいのかわからず、しかも足もありますから。しかもドラムは音が出る楽器なので家ではゴムパットを代用して木魚を叩くように練習しました」と苦労を明かしつつ「手が慣れるまで1か月くらいやって、そこからドラムが叩きやすくなって火が付いた」と手応えを明かした。

成瀬と深く関わる音楽隊の一員・来島春子役の清野は、阿部のドラマーぶりに「凄くカッコよかった。練習時からどんどんアップデートされていく阿部さんを見てプロ根性と尊敬を感じました」とリスペクト。『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会音楽隊の一員・北村裕司役の高杉も「阿部さんがドラムを叩いている姿を生で見られただけでもこの撮影に参加することができて良かったと思えた」と感動。『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会共演者からの絶賛の声に阿部は「もう…何も言えません!」と満面の笑みを見せた。

清野もトランペット、高杉もサックスに初挑戦。清野が「音を出すのが難しい楽器で演奏するのも初めてでしたが、私も上手く弾いてやるぞ!という気持ちで練習できた」と振り返ると、高杉も「皆さんがいたから何とか頑張れた。これが自分一人だったら…きっと練習できていなかったはず」とチームプレイを実感。阿部は「久しぶりに部活に出ているみたいな感じ。練習1か月半後に監督からムチャブリされてセッションをしてみたけれど、みんなで助け合っての“セッション”になっていた。その時にこの映画の意味を掴んだ気がした。汗水共にしてきた感じがあった」と初挑戦の楽器演奏を通してキャスト陣との絆も深まったようだった。

実際に俳優陣に楽器演奏をさせた狙いについて内田監督は「登場人物が楽器を弾きながら成長する話なので、実際に弾いてもらいました」と説明しながら「撮影の時に3人とも楽器演奏ができるようになっていて正直ビックリしました」とその努力に舌を巻いていた。『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会

一方、鬼刑事時代の成瀬の部下・坂本翔太役の磯村は、阿部に確認したいことがあるという。それは「阿部が撮影現場でカブトムシを見つけてポケットに入れていた」というスタッフからの目撃談。これに阿部は「たしかに。夏場の撮影で肩にクワガタが飛んできました。小さかったので、これは入れておこうと。それを見た照明さんが『もっと飛んできていますよ』とカブトムシを3匹くれました」と認めて、磯村を「本当だったんだ!」と爆笑させていた。

磯村は楽器演奏には挑戦していないことから「刑事をしている自分が申し訳なくなった。皆さんが音楽を練習している姿や音楽隊のチームの団結力を見ると『俺は何をやっているのか。早く事件を追えよ!』と思った。役としても僕自身としても演奏シーンは感動しました」と楽器に挑戦した共演者を讃えた。『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会すると阿部は「楽器は何をやりたいの?」と磯村に聞いて、磯村が「阿部さんの横でパーカッションをやりたい。マラカスとかをシャカシャカ鳴らしたい」と楽な方に逃げようとするも、内田監督からは「この作品は僕の中ではパート3まで構想があるので、その際には難しそうな楽器をあえてお願いしたい」と約束されていた。

成瀬の一人娘・法子役の見上は実際に劇中でギターを弾き、ドラムを叩く阿部とセッションした。見上が「阿部さんはアイコンタクトをしながらドラムのリズムをキープされていて、私も心が動きながら撮影することができて素晴らしいと思いました」と当該シーンを振り返ると、『異動辞令は音楽隊!』完成披露試写会阿部も「そこは良いシーンでした。内田監督からも褒められました。カメラワークを含めてばっちり決まった!」と自画自賛して笑いを取っていた。

先日7月23日にはNYで実施されたニューヨーク・アジアン映画祭でワールドプレミア上映され、阿部と内田監督が現地参加。過去にイ・ビョンホンやカン・ドンウォン、ドニー・イェンらが受賞したことのあるスターアジア賞を阿部が日本人として初受賞した。内田監督は「僕は客席から観ていたけれど、阿部さんの英語スピーチ中も観客が沸いて大盛り上がりだった」と嬉しそうに報告した。

最後に内田監督は「映画のタイトルと作品の雰囲気が意外と違うと言われるので、皆さんにも色々なことを感じてもらえたら」と上映後の反応に期待。阿部は「アメリカはみんなマスクを外していました。早く日本もこうなればいいなと。マスクをしている皆さんの笑顔や表情が見たいです。この作品を観ていただき、笑顔だったり涙だったり、色んなストーリーを感じて楽しんでほしいです」とアピールしていた。

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『異動辞令は音楽隊!』

8月26日(金) 全国ロードショー

STORY
犯罪捜査一筋の鬼刑事 成瀬司は部下にやたら厳しく、犯人逮捕の為なら法律すれすれの捜査も辞さない男で、一人娘・法子とも、捜査を理由に約束を守らないような仕事バカ。高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が相次ぐ中、勘だけで疑わしい人間を令状も無くパワハラ捜査をしていたが、そのコンプライアンスを無視した行動が仇となり、突然上司から異動を命ぜられる。刑事部内での異動だろうと高をくくっていた成瀬だったが、異動先はまさかの!? <警察音楽隊>だった_。
『異動辞令は音楽隊!』『異動辞令は音楽隊!』『異動辞令は音楽隊!』

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出演:阿部 寛 
清野菜名 磯村勇斗
高杉真宙 板橋駿谷 モトーラ世理奈 見上 愛
岡部たかし 渋川清彦 酒向 芳 六平直政 光石 研/倍賞美津子
原案・脚本・監督:内田英治 (『ミッドナイトスワン』) 
主題歌:「Choral A」Official髭男dism ※主題歌読み:Choral A =コラール・エー
配給:ギャガ ©2022 『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
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