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近距離恋愛群像劇

韓国映画『なまず』が、7月29日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開となります。
なまず
本作は、信頼と不信という普遍的なテーマを軸に、主人公ユニョンの半径0.5メートルで起こるハプニング、恋愛、決断といった、いくつかのエピソードがテンポ良く繋がり合い、心にぐっと刺さるセリフとカラフルで遊び心いっぱいの映像で紡がれる、近距離恋愛群像劇。

監督は、これまで短編作品を多く発表し、独自のユーモアとセンス溢れる作風で、インディーズ映画界のニューウェーブとして以前から韓国で注目されていたイ・オクソプ。本作は、彼女の長編監督デビュー作であり、日本でも大ヒットした『はちどり』(18)と並び、韓国内でファングループが誕生するほど多くの共感を呼び、異例のロングランヒットを記録した話題作だ。

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冒頭映像約2分間

この度解禁となったのは、本作の冒頭映像約2分間。

“宇宙船に乗らずに宇宙にいく方法は?”“レントゲン室で働くことです”という言葉から始まり、大きなメカ(機械)の一部が映し出され、そこに貼られたNASAならぬNASEのロゴ。何やらSF映画でも始まるのか? と思わせる出だしだ。そして“人体は宇宙なんです”“放射線技師が言った言葉です”と続けられ、まるで宇宙服のようなX線防護服に身を包んだ若い放射線技師が登場。大きなメカはレントゲン撮影の機械、この日レントゲン写真の撮影に来たのは、この放射線技師の彼氏だった。レントゲン室は扉を締めて撮影するため、中にいるのは恋人同士のふたりだけ。彼氏はレントゲン撮影中でもおどけて、彼女に向かってハートマークを作り、そんな彼氏を見て彼女も照れ笑い。このなんてことない微笑ましいやりとりが、Hankというアーティストの曲「Dark Country」が流れる中、MVのようなスタイリッシュな編集で紡がれる。この印象的なシーンで本作はスタートし、この一件が事件となり、映画の主人公たちが右往左往することになる。SF映画のようでもあり、ミュージックビデオのようでもあり、この後何がおきるのか続きが気になる冒頭映像となっている。なまずなまず

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数量限定の来場者プレゼント

ポスター販売希望の声が殺到!
『なまず』シン・モレ描き下ろしアートポスターを急遽ステッカーにして数量限定の来場者プレゼントに!
なまず
本作の日本公開を記念し、韓国人イラストレーター、シン・モレ描き下ろし『なまず』非売品アートポスターを作成。先日、この奇跡的なコラボポスターを発表したところ、国内外のファンから「販売希望」の声が殺到していることから、急遽、同絵柄をステッカーにして公開初日より一部劇場にて来場者先着プレゼントとして配布することが決定した。

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韓国映画『なまず』

原題:메기

7月29日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

STORY
ある日、看護師のユニョン(イ・ジュヨン)は自分と恋人ソンウォン(ク・ギョファン)の恥ずかしい姿を隠し撮りされたレントゲン写真が流出したと誤解。イ副院長(ムン・ソリ)は写真の主をユニョンと決めつけ、自宅待機を命じる。その頃、都心に巨大な穴(シンクホール)が出現する怪現象が発生。無職のソンウォンは埋め戻し工事の職にありつけたが、仕事中に大切な指輪を無くしてしまう。ソンウォンは同僚を疑い、ユニョンは見え透いた嘘をつくソンウォンを疑う。病院に置いてある水槽では、なまず(声:チョン・ウヒ)がそんなゴタゴタを見つめていた……。
なまず

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監督:イ・オクソプ
出演:イ・ジュヨン「梨泰院クラス」、ク・ギョファン『新感染半島 ファイナル・ステージ』、ムン・ソリ『オアシス』
2018 年/韓国/89分/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:李芝賢/字幕制作:ワイズ・インフィニティ
協力:大阪アジアン映画祭
提供:JAIHO、Hulu
配給:JAIHO     
© 2018 2x19HD. All rights reserved
公式サイト:namazu-movie.com
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