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全国の元高校球児が世代を超えて出身校別にチームを作り、再び甲子園を目指す実在の大会「マスターズ甲子園」を舞台に、忘れようとした夢に再び挑戦する不器用な大人たちを描いた感動作
映画『アゲイン 28年目の甲子園』 が来年1月17日(土)より全国公開となります。 そして、この度特別試写会が行われ、主要キャストのほか球界のレジェンド達も登壇した大変豪華な舞台挨拶が行われました。 |
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映画『アゲイン 28年目の甲子園』特別試写会イベント
日 時:12月11日(木)18時30分~ 登壇者:【出演者】中井貴一、波瑠、柳葉敏郎、工藤阿須加 最初に主演の中井貴一さん、波瑠さん、柳葉敏郎さん、工藤阿須加さんのキャスト陣が登壇し、先ずは挨拶を行いました。 中井さん:本日はおこしいただきましてありがとうございます。公開前に映画を観ない主義ですのでまで見ていません。ですので、今何か言うとカットになっていると困りますので。。。ただ、いろんな思いの詰まった映画になっていると思います。 波留さん:すごい沢山のお客さんがいて良かったです。ありがとうございます。特別な試写会楽しみにしています。 工藤さん:中井さんの28年前を演じました。いろいろな思いが伝えられる映画になっているともいます。 柳葉さん:背番号一を付けて。甲子園のマウンドに立たせていただきました。マウンドの土持って帰りました(笑い)中年の男たちが女子大生におだてられて甲子園に向かう途中いろいろあります。そんなところも皆さんのなかにも通じるものがあると思います。 |
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MC:この作品を1文字で表すとすると何なるか書いていただきました!
中井さん:“繋”がるという字です。(場内ざわめく。MC:文字が凄く素敵です)映画観ていただくと意味は分かると思います。 波留さん:のぞみ。希望の“希”を書きました。野球をマスターズ甲子園を通じて描いているのが人の成長だったりもう1回だったり。夢だったり希望だったりと持ったのでこの字にしました。 工藤さん:“想”。にしました。思うではなく想う。これも観ていただくとわかるともいます。 柳葉さん:なさけと書いて“情”ですね。人の心。想いと言う意味なんですが。この上に愛が付くのか。友が付くのか?それとも後に熱が付くのか。この作品を見て皆さんがどうこの文字につけてくださるか楽しみです。 |
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MC:出演もされている素晴らしいゲストに来ていただいています。
角さん:出演は5秒だけですが、今日は俳優のつもりで来ています。撮影時は中井さんとだったのですが、相手が一流ですので緊張しました。 高橋さん:僕は3秒。映画を観て、甲子園一本で夢見てきた少年時代を思い出しました。映画を観て泣いてしまった自分がいました。甲子園の素晴らしさが詰まっています。 大石さん:皆さんに野球の指導をさせていただきました。素晴らしい経験をさせていただき、映画って凄いのだなと思いながら撮影現場にいました。 中井さん:角さん高橋さんが野球をしてきたのを観ていたわけですが、今回演技をされているのですが、ちょっとずるいなと思いながら、一流な方は場所が変わっても凄いのだなと実感しました。そして、野球をやってこなかったので大石さんが「絶対恥をかかせませんから」と言って指導に入っていただかなかったら今回この作品を受けていませんでした。このお三方に来ていただいてよかったです。 |
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MC:猛特訓をされたのですか?
中井さん:猛特訓と言うよりは、50歳を超えて。夏は炎天下のなか練習でノックを受けるという暴挙を行うんですね。撮影が12月。野球はやっちゃ寒いのでダメですよっていう時期に、野球未経験者に、走らせスライディングをさせる。映画界って目茶苦茶だなと思います。 工藤さん:初めて野球をやったのがこの作品なので、毎日練習していたので。。。素人に見えていなければいいなと思います。 柳葉さん:エース。気持ちよくやらせていただきました。田舎で50歳以上の草野球に参加しているので、何となく気持ちがわかるので。甲子園のマウンド立たせていただき、ありがとうございました。 中井さん:今時はCGでも出来るのにね。僕たちは使いたくなかったのでつかってないです。嘘に見えないように頑張りました。
角さん:非常に素晴らしかったと思います。僕らが年を取ってやる野球そのものが出ていたと思います。完璧です。 さらにレジェンドゲスト。 MC:元プロ野球選手で、OBクラブの理事長でもあります八木澤荘六さん、ご挨拶をお願いいたします。 八木澤さん:こういう会場で挨拶するのは初めてなので、気持ちが上ずっています。 MC:駒田さんはこの中で唯一マスターズ甲子園に出場され、選手宣誓をされています。 駒田さん:去年、一昨年と出させていただきました。 この映画は不変です。今の高校球児が、30年後に観ても感動するはずです。大切に守ってほしいと思います。 そして、出演者に贈呈しました。 |
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最後に
柳葉さん:お待たせしました。ハンカチの準備はできていますでしょうか。50を超えた男たちが甲子園へ向かっていく純粋さと。それを見守ってくれる家族。そんなところが皆さんとリンクしながら観ていただければと思います。 中井さん:本当に野球が背景になっていますが人間の想いの映画だと思います。 30年前の高校球児に、そして、今の高校球児に30年後にも観てもらいたい 『アゲイン 28年目の甲子園』 2015年1月17日(土)全国ロードショーです! |
物語・・・
元高校球児・坂町晴彦(中井貴一)のもとに亡くなった元チームメイトの娘・美枝(波瑠)が訪ねてきた。
<マスターズ甲子園の>スタッフとして、働く美枝から大会への参加を勧められた坂町だが、「今さら」と断る。28年前の事件――。坂町達が甲子園に行けなかった原因は、実は美枝の父にあったのだ。
それは美枝にだけは話したくなかった。しかし父親の思い出を追い求める美枝と接するうちに、坂町は離れて暮らす一人娘とずっと向き合ってこなかったことに気付く。そして現実と折り合いをつけ、思い出を上手に諦めることで、自分自身を騙し続けてきたことにも。
「あの夏」に決着をつけなければ前へは進めない。坂町は再び人生のグラウンドへ走り出すことに決めた―。
原作:重松清「アゲイン」(集英社「小説すばる」連載)より
監督・脚本:大森寿美男
主題歌:浜田省吾「夢のつづき」(SMEレコーズ)
出演:中井貴一 波瑠 和久井映見 柳葉敏郎 門脇麦 太賀 工藤阿須加 西岡德馬 ほか
配給:東映
(C)重松清/集英社 (C)2015「アゲイン」製作委員会