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シスターフッドロードムービー「死にたい」って軽々しく使う奴がいるせいでこういう声が埋もれちゃうんだよ 勝手に測り、測られる「死にたさ」の度合い |
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せとらえとインタビュー
Q:本作で演じた女子高生の鳴海は、日常的に自傷行為をしている女の子ですが、どういう女の子だと捉えましたか? Q:鳴海を演じる上で大切にしたところはありますか? Q:鳴海はラブホでセフレがシャワーを浴びている時にすらライブ配信をしていますが、鳴海にとってライブ配信はどういうものだと捉えましたか? Q:鳴海の両親との関係は曖昧に描かれていますが、どう考えましたか? Q:「久々に味のあるごはんを食べた気がする」というセリフがありますが、それ以外の食べるシーンはどのように考えて演じましたか? Q:いくに思わずキスをするシーンがありますが、どのような感情だと捉えましたか? Q:撮影時の面白いエピソードはありますか? Q:ぴあフィルムフェスティバルで審査員特別賞を受賞した時の感想はいかがでしたか? Q:本作の見どころはどこだと思いますか? |
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『頭痛が痛い』公式サイト:
自傷行為や恋愛感情のないセックスを繰り返し、家庭に不和を抱える不登校気味の高校生・鳴海と、エゴだとわかりつついつも人のことを考え、救急セットを持ち歩く同級生・いく。二人は、いくが鳴海のライブ配信を見るという一方通行の関係だったが、いくが梶井基次郎の『檸檬』のように、自分の遺書を赤の他人の家に投函するところを鳴海が目撃し、互いの心と傷の手当てをし、支え合う関係に発展していく。 監督は、第28回新人シナリオコンクールに『幸福なLINE』に佳作1位に入選した守田悠人。本作は初監督作品となり、映画監督の登竜門であるぴあフィルムフェスティバルのPFFアワード2020で審査員特別賞を受賞した。審査講評では、画家・平松麻に「守田監督はいつもいくと鳴海の横にいるように私には見えました。ひとのいたみを分かったつもりでやり過ごしてしまう危うさに守田監督は向き合っていたのだと思います。」と評された。 いく役を、本作で映画デビューの阿部百衣子、鳴海役をフリーランスのモデル・俳優のせとらえと。いくの遺書を読み、正義感に突き動かされるフリージャーナリスト・直樹役を、『JOINT』の鐘ヶ江佳太。他、山本華世子、杉山宗賢、大友久志、ナツメが脇を固める。 あらすじ |
阿部百衣子 せとらえと
鐘ヶ江佳太 山本華世子
大友久志 ナツメ 杉山宗賢
脚本・監督:守田悠人
プロデューサー:佐藤形而
撮影・照明:田中丈尊 録音:五十嵐猛吏 音楽:大村知也 編集:小本菜々香
助監督:佐藤形而/阿部友馬 特殊メイク:柳川夏子
配給:アルミード
2020/日本/カラー/16:9/2ch/108分
(c)KAMO FILMS