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柴田航監督ヒューストン国際映画祭で入賞

柴田航の長編自主映画『生きること、産むこと』がヒューストン国際映画祭の長編部門のコンペに入選、入賞しSilver Remiを授与されました。
生きること、産むこと
ヒューストン国際映画祭は、アメリカのテキサス州、ヒューストンで開かれるWorldFest Houston International Film Festivalです。

この映画祭は北米で3番目に古い映画祭で、アメリカのアカデミー賞に相当するカナダの映画賞、カナダ・スクリーン・アワードCanadian Screen Awardsの認定を受けています。コロナ禍で規模が縮小される前は毎年10日間に渡って行われ、近年は3万5千人が訪れた大規模な老舗映画祭です。

また過去には、スティーヴン・スピルバーグ、アン・リー、イーサン・ホーク、アドリアナ・バラッザなどが実際に参加しており、他にもジョージ・ルーカス、デヴィッド・リンチ、コーエン兄弟、リドリー・スコット、プライアン・デ・パルマ、オリヴァー・ストーン、カーク・ダグラスが入選乃至入賞しています。日本の長編作品では、黒澤明監督の“乱”、松田龍平氏主演の“長州ファイブ”、北村一輝氏主演の“新しい風 – 若き日の依田勉三 -”などが入賞しています。

そして、
入選作品に5段階評価の賞を与えており、本作は上から4段階目の”Silver Remi”を授与されました。

映画祭での和気藹々写真
生きること、産むこと
映画祭を楽しむピザを中心とした監督と仲間たちの写真。
右上が柴田航監督、右下がキャストの山里薫、左上がアメリカ人映画監督のMatthew Curran、左下が音楽を担当なさった峰澤歩

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『生きること、産むこと』

英題:About Anti-natalism

あらすじ
 大学生のリョウは学友のレナと共に、彼女の恋人である大学院生、ユージから反出生主義に関する講義を受ける。反出生主義は“人間の出生”を悪と捉え、子供を産まないよう説く考え方だ。
 そして講義に触発されたリョウは、反出生主義に関する論文を書くことにするが、恋人であるカナから自殺したいと言われる。他方、レナは妊娠の兆候と思わしき体の不調を訴える。斯くして4人は、“生きること、産むこと”に関して深く考えるように至る。
生きること、産むこと 生きること、産むこと
フィルモグラフィー
2015年 Psychoromantic
キプロス共和国最大の映画祭、キプロス国際映画祭Cyprus International Fil Festival長編部門作品賞ノミネイト
ペロポネソス国際映画祭Bridges International Film Festival of Peloponnese長編部門作品賞ノミネイト、脚本賞ノミネイト(ギリシャ)
ラブストーリー映画祭作品賞ノミネイト(東京)
福岡インディペンデント映画祭90分部門作品賞ノミネイト(福岡)

2016年 僕たちの革命戦争回顧録
福岡インディペンデント映画祭90分部門作品賞ノミネイト(福岡)

監督プロファイル
1990年、宮城県生まれ。
地元の高校を卒業後、アメリカの大学で映画論を学び、同校を半年飛び級で卒業する。
その後、中南米を中心とした世界40か国以上を巡るヒッピー生活を経て上京。
独学で映画製作を始め、現在は活動の拠点を国外に移している。

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監督:
言語:日本語/ 総尺:97分/カラー/制作年度2021年
出演:水石亜飛夢(”鋼の錬金術師”シリーズ アルフォンス・エルリック 役、”魔進戦隊キラメイジャー”シリーズ 押切時雨 / キラメイブルー 役、”飢えたライオン”)、大須みづほ、山里薫、市場紗蓮、、小野孝弘、近藤康成、泉水美和子、水沢朋美、合アレン、湯舟すぴか(“トータスの旅”キネマ旬報ベスト・テン個人賞選評助演女優賞、TAMA NEW WAVE女優賞ノミネート)、金子寧々、鶴田雄大
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