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「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(通称:HU35)」第4弾キャスト発表

オンライン動画配信サービスHuluが、2021年3月31日(水)に募集を開始し、2022年3月まで開催する、35歳以下を対象とした新世代の映像クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ(通称:HU35)」。
審査員の沖田修一監督、橋本愛、本谷有希子、シソンヌじろうが選んだ5名のファイナリストたちがグランプリを競う作品の第4弾キャストが発表となりました。

8月3日に実施された「ファイナリスト選考会」での選考後、映画制作のプロのサポートを受け、約2ヶ月に渡り、脚本づくりと制作準備を進めてきた5名のファイナリストたち。
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自らが監督・脚本を務め、Huluで配信する「映像作品」を完成させるため、4組目にクランクインしたのは『鶴美さんのメリバ講座』の幡豆組です。

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幡豆彌呂史監督『鶴美さんのメリバ講座』

本作の監督を務める幡豆彌呂史(はず・みろし)は、2001年生まれで、先月20歳になったばかりの現役大学生。5名のファイナリストの中では最年少であり、これまで映像関連の仕事には一切関わったことがない、正真正銘の未経験者です。しかし、ファイナリスト選考会では審査員たちの”笑い”を一番とっていた強者。「エンターテインメント作品を届けたい」という素直で強い想いが審査員たちに届いたそうです。

今回、幡豆彌呂史監督が描くのは、《男性同士の恋愛を扱った小説や漫画などを好む“腐女子”であり、同時に“バッドエンド好き”でもある主人公・鶴美環奈。同性愛者の幼なじみ・三原義一の恋を応援するフリをして、実は自分の性癖を優先させ、究極のバッドエンドに導こうとする(!?)彼女の“悪魔の企み”を、怒涛の展開で描く青春ラブコメディ》です。
『鶴美さんのメリバ講座』『鶴美さんのメリバ講座』

監督・脚本◎幡豆彌呂史コメント

幡豆『Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ』
今回は映像作品を作るために多くの方が関わってくださって、大人数で何かを作り上げる凄さに触れました。
「こんな企画があったら面白い」から始まり、それがこんなにも多くの方に関わっていただいていることがすごく不思議な感じで、撮影、録⾳、照明など各分野に分かれて、ひとつのものを作り上げていくという感覚が面白かったです。これが「チーム」なんだ︕と思いました。ただ、カット割の時に私を囲んで皆さんが静かに聞いているのが、怖かったです。360 度、どこ⾒てもプロの方ばかりの環境に最後まで慣れる事はなかったです。クランクアップの時は「終わってしまったんだ」と、一人の時では感じることのなかった寂しさ、少しの喪失感を感じました。多くの知識や経験を持ったプロの方々とのお仕事は、刺激的な毎日で、大変でしたが、それ以上に楽しさがありました。皆さんが引っ張ってくださったおかげで、なんとか監督としての仕事をやり遂げることができたと思います。(主演の秋田さんに関して)5 日間という短い撮影期間でしたが、秋田さんのいろいろな表情を⾒ることができたと思います。ひと癖どころではない鶴美を⾒事に演じてくださいました。また、鶴美の告白シーンで秋田さんの涙があまりにも綺麗で大興奮してしまいました。
『鶴美さんのメリバ講座』making

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出演は・・・

幡豆組『鶴美さんのメリバ講座』
そして、本作のキャストが発表され、主人公であるバッドエンドが大好きな腐女子・鶴美環奈役を、女性ファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデルとしても活躍し、『惡の華』のヒロイン役での演技を高く評価された女優の秋田汐梨が務めます。

◎鶴美環奈役◎秋田汐梨(あきた・しおり/18 歳)

コミカルな恋愛作品や鶴美さんのようなキャラクターを演じるのは今回が初挑戦だったので、どのように表現したらおもしろいかな︖と試行錯誤の毎日でした。監督は私と 1 歳しか違わないし初監督作品にも関わらず、質問には明確に答えてくださり、とてもお芝居がしやすかったです。同年代の方が現場を引っ張っていく姿を⾒て刺激を受けましたし、自分も頑張ろうと気合いが入りました!

鶴美の幼なじみで、彼女に恋愛相談をもちかける同性愛者の三原義一役は、“日本一のイケメン高校生”を決める「男子高生ミスターコン2018」にてグランプリを受賞し、現在、情報番組「THE TIME,」(TBS系)で火曜レギュラーを務めている俳優の新原泰佑が担当します。

◎三原義一役◎新原泰佑コメント

セクシュアリティに触れるコメディ作品への出演、また、同性愛に前向きな男の⼦を演じるということも初めての経験だったので、撮影前は少し不安もありましたがそんな気持ちはすぐに消えてしまう程、温かいスタッフの皆様やキャストの方々で、クランクアップまでとても充実した時間が続いていました。幡豆監督はキャスト一人ひとりと親身に向き合って、このキャラクターがしたい事や監督が描く世界、生まれた理由などをお話してくださって、愛を感じる瞬間が沢山ありました。そして何より監督自身のお人柄のチャーミングさが現場を明るい雰囲気にしていた印象がとても強いです

さらに、三原が恋に落ちる学校一の秀才・空海俊役を、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身で、昨年NHK連続テレビ小説「エール」で俳優デビューした坪根悠仁が演じ、フレッシュな面々の演技に注目が集まります。

◎空海俊役・坪根悠仁コメント

台本をいただいた時からとても楽しみにしており、空海俊という人物を演じさせていただいたこと、とても嬉しく思います。5 日間という短い間でしたが、幡豆監督はじめキャストの皆さんやスタッフの皆さんも素敵な方々ばかりで、とても濃く楽しい 5 日間でした︕今回、幡豆監督が本作で初めて監督を務められると聞いててもワクワクしていました。初監督とは思えないほど的確にアドバイスなどくださり、監督自身が撮影を楽しんで臨んでいる姿が印象に残っています。撮影日数が短いこともあり、あまり深くまでお話はできなかったのですが、またご一緒できるように僕も頑張りたいと思います︕

また鶴美の学校の先生・国木田役をドラマ「凛子さんはシてみたい」(MBS・TBS系)に出演していた猪塚健太が務めています。

◎国木田先生役・猪塚健太コメント

「HU35」という素晴らしい企画に参加できて本当に嬉しかったです。個人的には「メリバ」という⾔葉の意味を調べることから始まり(笑)撮影時も幡豆監督の思い描く世界観をたくさん感じながら、楽しく演じさせていただきました。幡豆監督の中でのイメージがしっかりある中で、撮影時は「さっきのあれ面白かったです」「あれは絶対本番でやってください」と監督も楽しんでくださってとても嬉しかったです。貴重な初監督作品に携わることができて光栄でした。完成を楽しみにしています。

スタッフには、HU35ファイナリスト作品の1本である近藤啓介監督「脱走球児」と同じく、『ミッドナイトスワン』の撮影・伊藤麻樹、照明・井上真吾らが参加しており、制作会社も近藤組に続きLat-Lonが担当します。

また、編集を『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦』の瀧田隆一が手がけ、映画業界の最前線で活躍するスタッフ陣が初挑戦の幡豆監督をサポートしています。

若手クリエイターたちの戦いははじまったばかりです。
ファイナリスト5名の監督たちの各作品は、制作過程に密着したドキュメンタリー作品とあわせて、来年2月頃からHuluで配信され、<賞金100万円><Huluオリジナル新作の監督権>の獲得がかかる、グランプリ最終審査会&授賞式は3月に開催予定です。

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Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ 概要

◆名称:Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ<通称:HU(エイチユー)35>
・「HU35 ファイナリスト作品」制作準備
・制作期間:2021年8月~2022年2月
・ドキュメンタリー、「HU35ファイナリスト作品」配信:2022年2月想定
・最終審査・グランプリ発表・授賞式:2022年3月
◆公式HP:http://HU35.jp/
◆公式Twitter:https://twitter.com/U35_hulu
◆主催・企画・製作/HJホールディングス株式会社
◆制作・運営/東京テアトル株式会社
◆コピーライト:(C)2021 HJ Holdings, Inc.
Hulu-U35クリエイターズ・チャレンジ

『Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ』とは?

誰もがスマートフォン1つで簡単に映像作品を作り、発表できるようになった現代ならではの創造力に富んだ若きクリエイターたちとともに新しいエンターテインメント作品を発信することを目指し、Huluが新たに立ち上げた新プロジェクト。

応募資格は「35歳以下であること」。
本プロジェクトの特徴は、企画力と熱意があれば、プロ・アマを問わず参加可能であり、選考で選ばれた5名が実際に自分の企画を映像にすることができ、Huluでの配信までが約束されていること。 3度の選考を経て選出された5名のファイナリストは、制作費1000万円とプロの映画制作チームの サポートを受け、自ら企画し脚本を手がけた作品の監督に挑戦する。 完成した短編5作品は、ファイナリストたちの制作過程に密着したドキュメンタリーとともに 2022年春にHuluで独占配信され、最終審査によってグランプリ作品を決定。 グランプリ受賞者には<賞金100万円>とが贈られ、さらなる活躍の場のサポートまでを約束される、若手クリエイターの発掘と育成を両立したプロジェクト。

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(C)2021 HJ Holdings, Inc. 

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