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主演に森山未來を迎え、幅広い年齢層に共感されベストセラーとなった燃え殻のデビュー作待望の映画化『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、シネマート新宿、池袋シネ マ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国大ヒット公開中!&NETFLIX全世界配信中。
SNSでも「今年のベスト確定」「ヤバ。突き刺さったわ」「めっちゃよかった!」などの絶賛のコメントが溢れている。 そして11/13(土)には、公開記念トークイベントが シネマート新宿にて行われ、これまでのイベント では登壇してこなかった、萩原聖人、原作「ボクたちはみんな大人に なれなかった」がデビュー作にしてベストセラーとなった小説家・燃え殻、本作の監督を務める森義仁が登壇しました。 |
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人前でこの作品について話すのが初めての機会である萩原は「『あの時こういう選択していたら』とか『あの時、 好きとか嫌いとか言うべきだったのか』ということが走馬灯のように思い出された。時代が移り変わることは後からわかる。その時は分からなかった。この映画を見て、今わかったことがいっぱいありましたね」と90年代から活躍してきた自身の記憶を振り返る。![]() 萩原同様に人前での登壇は今回が初めてとなった燃え殻は「スタジオのダビングで、初めて見たんです。真ん中に座らされて、回りに監督やプロデューサーがいて…という環境で、圧が強かった(笑)。それで、時々笑顔で振り返って「面白いですよ」というアピールして見てましたね。(原作小説は)スマホで書いていたから時代もランダムだった。それが映画を観たら、それぞれの時代の関係性が見えたんです。いくつもの偶然が重なっているんですが、『あの場所が分岐点だったな』と思えた。偶然が過去形で必然となる、あの時ああしたから、 こうなった、そういうことが分かりました」と映画化に手応えを示す。 |
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その後、「エモい」とよく言われるがエモいとは何なのかよくわからない、という3人。
森監督が鑑賞後の観客に向かい「エモいと思った人」と尋ねると、半数ほどの人が挙手した。 また、主人公の佐藤を演じた森山同様に、20年ほどの年月を演じた萩原について森に尋ねると、「三好は変わらないことは重要だった」と振り返る。それについて、燃え殻も「実際の三好さんも全然変わらないんです。 「変わらない人っていますよね。きっと優しさもあり、ちょっと乱暴でバイタリティがあるんだと思う」と萩原なりの三好役についての受け止め方を伝えてくれた。 |
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Netflix映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか大ヒット劇場公開中&NETFLIX全世界配信中! ストーリー
1995年、ボクは彼女と出会い、生まれて初めて頑張りたいと思った。 志した小説家にはなれず、ズルズルとテレビ業界の片隅で働き続けたボクにも、時間だけは等しく過ぎて行った。そして2020年。 社会と折り合いをつけながら生きてきた46歳のボクは、いくつかのほろ苦い再会をきっかけに、二度と戻らない“あの頃”を思い出す……。 |
森山未來 伊藤沙莉
東出昌大 SUMIRE 篠原篤
平岳大 片山萌美 高嶋政伸
ラサール石井・大島優子/萩原聖人
原作:燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫刊)
監督:森義仁 脚本:高田亮
配給:ビターズ・エンド 2021/124 分/カラー
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