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春男はカッコよく見えない人がいい『私はいったい、何と闘っているのか』完成披露上映会を実施。 |
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まずは主演の安田顕より「今日はありがとうございます。観客の皆様で満席、マスコミの皆様も沢山フラッシュを焚いていただければと思います。」とイベントがスタート。![]() 会場には安田が演じた主人公・春男が務めるスーパーウメヤのメンバーが集結。 李監督は2度目となる安田とのタッグについて「春男は頑張れば頑張るほど、空回りしてしまう。そんな頑張れば頑張るほど、カッコよく見えない人がいいなと思ったんです。」とコメントすると、会場からは笑いが。監督は慌てて、「その様がチャーミングに見える方は誰かと考えた時に安田さんがいるじゃないか!と思ってオファーしたんです。」と付け加えた。 安田は「非常にありがたいお言葉。私は面白いことを言おうとして言えるタイプじゃない。結果的に面白くなっちゃったねで、なんとなくやってきた人間なんですよ。よく気づいてくださいましたね!」と監督との絆を感じさせた。 続いて安田は共演者の印象について聞かれると、金子については、「とにかくギャップがすごい!イケメンだけでご飯を食べていない!役者の幅が広い!役に取り組む姿勢で出来上がったキャラクターが劇中にもふんだんに出てくる。非常に目立ちます!」とその存在感を称賛した。 伊集院については「役者としての共演は初めてでした。すごく短い時間での参加だったんですが、演じられた役柄が作中の根底に流れているんです。“単価”が良かったですね!!」と独特な表現で共演を振り返った。 それを受けて伊集院も「本当に得したな!と思いました。しかも参加させていただいた撮影日が(一年前の)今日(10月25日)なんです!」と奇跡的なエピソードに周りからも驚きの声が!また「圧巻のダンスシーンにも是非ご注目ください!」と架空の注目シーンを挙げて、笑いを誘った。 ファーストサマーウイカとの初共演についてはウイカがパーソナリティを務めるラジオ番組「オールナイトニッポン0」にて安田が生電話したエピソードを明かし、「それもあって初めてな感じがしなかった。お歌だったり、タレント活動だったり多彩でいらっしゃいますが、バックボーンに役者さんがあるので、初共演な気がしなかった」とコメント。 続いて金子が今回演じた役は主人公・春男を慕う、やる気ほとばしる熱血キャラだったが、監督からの演出指示について聞かれると「松岡修造さんくらい熱い男を演じてほしいと言われました。初めての経験でしたが、思い切ってできました。そしてそんなキャラがいてもおかしくない世界観だなと思いました。」と監督演出の裏話を教えてくれた。作中で一番近い役どころは誰かと問われると、「春男ですかね。人に気を使いますし、それが思いやりとしてあるけど、ズレちゃいますね」と素の一面を明かした。 また作中序盤で春男が機転を利かせて切り抜けたピンチにちなみ、【最近パニックになった出来事】について問われると、安田は「今作の演出で本当にお酒を飲んだシーンがあります。監督の粋な計らいでした。」と嬉しいパニックを挙げた。すると伊集院は「このイベント前の出来事なんですが、主演の安田さんがイベントの想定質問を誰よりも真剣に見てたんですよ。他のみんなはリラックスしてたのにパニクちゃって、、と思ったら、本番は誰よりも普通に話してるんですよ!」と暴露話に発展。安田は「やり直しきかないと思ったら、緊張しちゃって(笑)。」と繊細な一面も見せた。 最後に安田からは「もし時間があれば、もちろんマスクをつけてですが、映画を観た後にお店で食べ物を食べたり、一杯二杯飲んだりといった、そんなささやかな日常がみなさまに訪れるといいなと思います。本日はありがとうございました。」と締めの挨拶があり、盛り上がりの熱が冷めやらぬまま、イベントは幕を閉じた 。 |
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映画『私はいったい、何と闘っているのか』12月17日(金)全国ロードショー |
安田 顕 小池 栄子
岡田 結実 ファーストサマーウイカ SWAY(劇団EXILE) 金子 大地
菊池 日菜子 小山 春朋 田村 健太郎 佐藤 真弓 鯉沼 トキ 竹井 亮介 久ヶ沢 徹
伊藤 ふみお(KEMURI) 伊集院 光 白川 和子
原作:つぶやきシロー「私はいったい、何と闘っているのか」(小学館刊)
監督:李 闘士男
脚本:坪田 文「家に帰ると必ず妻が死んだふりをしています。」
音楽:安達 練
主題歌:ウルトラ寿司ふぁいやー「今すぐアナタを愛したい」(AMUSE)
制作プロダクション:ダブ
配給:日活・東京テアトル
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