坂上忍x野性爆弾のくっきー!坂上忍が愛犬リクの短い生涯を物語にして書き下ろし、野性爆弾のくっきー!がイラストを描いた絵本「リクはよわくない」。5歳の「ぼく」が子犬の「リク」といのちの大切さを学んでいく物語は、多くの子どもたち、そして動物を愛する人々の心を温かな感動で包みました。これをアニメーション映画化した『リクはよわくない』が10月1日(金)に公開を迎え、公開を記念して舞台挨拶が行われました! |
|
坂上忍 くっきー! 森久保祥太郎 浅野真澄 斉藤和義登壇原作の坂上忍を始め、絵本のイラストを担当した野性爆弾のくっきー!、フレンチ・ブルドックのマルちゃん役を演じた森久保祥太郎、イタリアン・グレーハウンドのリク役の浅野真澄、本作の主題歌を務めた斉藤和義が登壇した。 自分のデザインしたキャラクターが動くアニメーションになったことについて、 杉田智和と花江夏樹と一緒に犬の兄弟役のアフレコを行った森久保は、 浅野はオファーされた時に絵本を読み「絵本の言葉遣いにこだわりを感じました。一緒に暮らす動物をペットという方もいれば家族という人もいて、人それぞれなんですが、リクの絵本では「飼う」ではなく「一緒に暮らす」、「餌をやる」ではなく「ご飯をあげる」という言葉が選ばれていて、動物がどういう存在なのかすごくよく感じられる絵本だなとおもいました」とコメント。坂上は「これ以上ない言葉を頂きました!」と満足の笑みを浮かべながらも、「今回の映画化に際して、本当に動物を愛する人びとが集まって頂いた」と感じ入っていた。 |
|
主題歌の「朝焼け」を担当した斉藤は、面識がなかった坂上からのオファーについて「坂上さんがご指名して 下さったと聞いて驚きました。そして絵本を読ませてもらったんですが、いつも見ている悪い感じと全然違っていて…。」といきなりジャブを打ち込むと、坂上は「ちょっと!待って待って!」と声を上げた。斉藤は「こんな優しい物語を作る人なんだと知って、そのギャップにやられました」と心境を明かしてくれた。 主題歌をオファーした坂上は「斉藤さんが手がけたちびまる子ちゃんのエンディングを聞いた時、まる子ちゃんにぴったりの曲だなと思って。斎藤さんだったらちゃんと映画の内容を汲み取って書いて頂けるんじゃないかなと思って、ダメ元でオファーかけたらめちゃめちゃ早くOKのお返事を頂きました。曲もめちゃめちゃ早く出来上がってきたので、本当ビックリしたし有難かったです」と当時の喜びを語った。 続いて斉藤は「僕も猫を飼っていて似たような経験があったので、珍しくパッと出来ました」と語ると、 坂上も「初めて聞いたときすげえカッコイイ曲だなと思いました。パッと100点って思ったんですけど、もう一回よく聞いたら惜しいなと思った。なんでかっていうと、イントロで変なギターが入っている。コーラスにもガラガラ声が聞こえてきて・・・あれはダメですよ斉藤さん」と含みをある発言をすると、くっきー!が「あれ、私ですねん!(笑)」と声をあげた。斉藤は「くっきー!がギター弾くのは知っていたんですが、録音は一発OKで凄いと思った」と代わりに持ち上げると、くっきー!も「斉藤さんの曲なのでヘタにできないですからね!」と返して盛り上げた。 |
|
最後に坂上は「動物可愛いねっていうだけでは決してない映画です。命を預かるということはこんな大変な事があってこんな責任を持たないといけない事なんだ、という所もしっかり描かれているので、ぜひとも親子で観て頂けると僕は個人的に有難いかな。動物と暮らしている方々がちょっと疲れたり、ストレスがたまる事もあるかと思いますけども、この映画を観て頂いて改めて可愛いな、やっぱり大切にしなきゃダメだなと思い直して頂けると本当に嬉しいと思いますので1回と言わずに2回、3回とみて頂けると有難いです。本日はどうもありがとうございました」と挨拶をし大盛況のままイベントは幕を閉じた。『リクはよわくない』絶賛公開中! ものがたり |
声の出演:森川智之 杉田智和 森久保祥太郎 花江夏樹 浅野真澄 松本梨香
片平なぎさ(友情出演) くっきー! 坂上忍
原作:「リクはよわくない」作:坂上忍/絵:くっきー!(インプレス刊)
監督:荒川眞嗣(「おしりかじり虫 第3シリーズ」)
主題歌 斉藤和義「朝焼け」(スピードスターレコーズ)
脚本:水月 秋 美術監督:菊地正典 編集:重村建吾
アニメーション制作:勝鬨スタジオ/十文字
音響監督:サイトウユウ
音響制作:チャンスイン 音楽:佐々木宏人
製作幹事:MMDGP/チャンスイン
配給:東京テアトル/チャンスイン