劇場オリジナルアニメ映画『神在月のこども』が10月8日(金)全国公開となります。
このたび映画公開を直前に控え、本作の完成披露試写会が行われました。 東京プレミアには柴咲コウ、井浦新、新津ちせ、神谷明、白井孝奈アニメーション監督が登壇、同時刻に開催された出雲プレミアには蒔田彩珠、miwaらが登壇し、作品のスタート地点の東京とゴール地点の出雲を中継でつなぎ、家族を演じたボイスキャストが勢揃いしました。 |
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この度、映画『神在月のこども』の完成披露舞台挨拶がユナイテッドシネマ豊洲と島根県・出雲の大社文化プレイスうらら館の2か所同時開催にて行われた。
出雲プレミアには主演の蒔田彩珠、主題歌や劇中歌を担当したmiwa、原作・コミュニケーション監督の四戸俊成、総作画監督の佐川遥が登壇。 冒頭で「4月に一度出雲に来たのですが映画が完成し、披露試写会で再び出雲に来れて嬉しいです」と蒔田が挨拶。出雲市の飯塚市長も駆けつけ「出雲市としても全面的にコラボをして引き続き作品を応援していきたい」と続けた。 ミニライブでは、主題歌「神無-KANNA-」と初のお披露目になるエンディング曲「神在月のこども」を力強く歌い上げた会場を盛り上げたmiwa。「今回は3曲を提供させて貰いました。2年近く前から作品と関わることはあまりないので思い入れも強い作品です。また本日歌ったエンディング曲「神在月のごども」は初めて人前で歌わせて頂きました。主題歌「神無-KANNA-」を含めて皆さまの心に届くと良いなと思っています。」とようやく公開を迎えられる喜びを語った。 東京プレミアには柴咲コウ、井浦新、新津ちせ、神谷明、白井孝奈監督が登壇。 母親役に関して柴咲は「私自身は母親になったことがないけど、弥生はカンナの事を一番応援している存在だろうなとおもって演じました。弥生は天真爛漫なキャラクターですけど、明るさって人に勇気を与えるし、自分も口ごもりがちになってしまうので、弥生のように声を掛けて力を分けられるような人になりたいなと思いました」と役から受けた影響を明かした。 ここから、出雲と東京を繋ぎ、蒔田、miwa、佐川、四戸が東京会場のスクリーンに登場。 本作の注目ポイントとして、柴咲は「個人的な感想で申し訳ないのですが、子供の頃から神谷明さんの声で育ってきたものですから…やはり神谷さんの声が神がかっているので、劇場の大きな音で神谷さんの声をご堪能ください」と神谷との共演に感激した様子で、これには神谷も「ありがとうございます。」と笑顔で応じた。井浦は「自然の描写や風景描写などがふんだんに描かれていて、また、神話に繋がる背景をこの映画ではちゃんと描いているので、そういったところにも注目してもらうとこの映画をより楽しむことができると思います」とコメント。新津は「幼少期のカンナは走るシーンが多いので、その走るシーンのなかでカンナの気持ちを伝えられるように、転んだり、息切れしてしまうシーンに気持ちを込めるように気を付けて演じました。走るシーンの躍動感を感じてもらえたら嬉しいです」と演じる上での工夫を明かした。神谷は「作品の前半ではカンナファミリーの繋がりを楽しんでいただき、中盤から後半にかけてはカンナを取り巻くキャラクターたちの織りなす物語を楽しんでいただければと思います。」と続け、「miwaさんの歌が作品を観た後に聞くと更に素晴らしいので、ぜひご堪能いただければとおもいます」とmiwaが担当した楽曲にも言及した。白井監督は「公開前にご覧いただいた方々に感想を伺った際に、性別や年齢によって、注目されているポイントが違うことが印象的でした。この作品は、家族の話しでもあり、少女の葛藤を描いた話でもあり、日本の風景や、神さまと人間の違いを描いた作品でもあります。皆さんそれぞれの視点でお楽しみいただければ嬉しいです」と作品の出来に自信を覗かせた。 最後に柴咲より「いろいろな生き辛さもあるこの世の中で、この映画を観てリフレッシュしてくれればと思います。小さなカンナが頑張る姿を観て、きっといい気分で劇場を後にしていただける作品だと思います。素敵な作品に関わることができて嬉しいです。こんな時代だからこそぜひご覧いただきたい作品です」と作品への感謝の言葉で締めくくられ、舞台挨拶は盛況のうちに終わった。 |
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『神在月のこども』
が10月8日(金)全国公開 日本各地では“神無月(かんなづき)”と呼ぶ10月を、出雲では“神在月(かみありづき)”と呼ぶ由縁。全国の神々が出雲に集い、翌年の縁を結ぶ会議を行うという云われを題材に、人々と神々、各地と出雲、そして、この島国の根にある“ご縁”という価値観をアニメーションに描く本作。母を亡くし、大好きだった“走ること”と向き合えなくなった少女カンナ。そんな彼女のもとに一羽の兎(シロ)と一人の少年(夜叉)が現れ、出雲への旅にいざなう。廻りはじめる歯車。人々と神々の境界をまたぎ、駆ける少女の旅がはじまるー 主人公・カンナは蒔田彩珠。神使の兎・シロ役を坂本真綾、⻤の少年・夜叉役は入野自由、カンナの亡くなった母親・葉山弥生を柴咲コウ、カンナを男手一つで支える父親・葉山典正を井浦新、カンナが目指す出雲を治める神・大国主を神谷明、カンナの幼少期に新津ちせ、同級生のミキを永瀬莉子、松江に奉られる神・恵比寿を茶風林、長野・諏訪を護る龍神を高木渉が担当。人々を俳優、神々を声優が演じ分ける注目作となっている。主題歌・劇中歌・エンディングテーマはシンガーソングライターのmiwaが担当している。 |
蒔田彩珠 坂本真綾 入野自由/柴咲コウ 井浦新/新津ちせ 永瀬莉子 高木渉 茶風林 神谷明
原作・コミュニケーション監督:四戸俊成/アニメーション監督:白井孝奈/脚本:三宅隆太、瀧田哲郎、四戸俊成/キャラクターデザイン・総作画監督:佐川遥/神様デザイン:小田裕康
統括プロデューサー:オシア ウコ/プロデューサー・ロケーション監督:三島鉄兵/プロデューサー:吉田佳弘/プロダクションマネージャー:里見哲郎/スーパーバイザー:諏訪道彦
主題歌:『神無-KANNA-』miwa
企画:クリティカ・ユニバーサル/制作:ライデンフィルム/音楽:ソニー・ミュージックレーベルズ/統括:GUM/宣伝:パジー・エンタテインメント/配給:イオンエンターテイメント
©2021 映画「神在月のこども」製作御縁会/『神在月のこども』公式サイト:http://kamiari-kodomo.jp/