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「最も恐ろしいのは、真実を覗き込む瞬間」「パンドラの箱が開いてしまった」この度、映画業界をはじめ、テレビ業界、ジャーナリストなど多方面の著名人から絶賛のコメントが到着しました! 才能があり、映画製作について極めてクリアな考えを持った監督だ。 『由宇子の天秤』は2作目にして監督が持つ大きなポテンシャルを証明した作品だ。 2020年の最も好きな映画のひとつ! 春本監督の映し出す世界は、全てが静かで穏やかである。 ここ数年の中で、最もくらった日本映画だ。 無知や無関心を煽る社会システムと、暴徒化する知性と正義感との間に、 国家や社会がどうしようもない状況だと感じる毎日、実はそれを生み出しているのは私たち自身ではないのか。 「伝える」仕事に携わる自らを、深く省みずにはいられなかった。 正解はどこにあるのか、誰が正しいのかを、探し求めながら見続けた。 名優同士の迫真のやりとりの中、まるで自分がスクリーンの内側にいるような気まずい気持ちになるほど 「自分は正しい」と見せかけるために、人はずるいこともする。 とてつもない作品が出現した。テレビマンは重要な局面で 今年のベストワン映画。 遂に、瀧内公美に真の代表作が生まれた。 人は越えてはいけない一線を越えてしまった時 、どういう行動を取るべきか… 誰かを信じ続けるために、真実が邪魔になることがある。 全ての傍観者が血生臭い闘技場に引きずりこまれる。 映画なのに現実のようであり、役者なのに実在しているようであり、虚構なのに事実のように思える。 幾重もの真実を剥がした先にあるのは、被害者の救済か、世論の求めるシナリオか、メディアにとって不都合な現実か。 「お前はどっち側なんだ」そう問われ続けられる仕事に価値がある。 取材者が当事者になった瞬間、崇高な“正義”は瓦解する。 ※順不同・敬称略 |
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『由宇子の天秤』9月17日(金)渋谷ユーロスペース他全国順次ロードショー 物語・・・ |
瀧内公美 河合優実 梅田誠弘
松浦祐也 和田光沙 池田良 木村知貴
前原滉 永瀬未留 河野宏紀 根矢涼香
川瀬陽太 丘みつ子 光石研
脚本・監督・編集:春本雄二郎
プロデューサー:春本雄二郎、松島哲也、片渕須直
キャスティング:藤村駿 ラインプロデューサー:深澤知
撮影:野口健司 照明:根本伸一 録音・整音:小黒健太郎 音響効果:松浦大樹
美術:相馬直樹 装飾:中島明日香 小道具:福田弥生 衣裳:星野和美 ヘアメイク:原田ゆかり
製作:映画「由宇子の天秤」製作委員会
製作協力:高崎フィルム・コミッション
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
配給:ビターズ・エンド
2020/日本/152 分/カラー/5.1ch/1:2.35/DCP
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