全人類待望の夏休みが帰ってくる!?!数々の漫画賞で話題を呼んだ田島列島の大傑作コミック、待望の映画化!『横道世之介』沖田修一監督 最新作。
この度、テアトル新宿での先行公開を記念して、舞台挨拶を主演・上白石萌歌と細田佳央太、斉藤由貴、そして沖田修一監督が夏らしい浴衣姿で登壇して行われました。 |
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満員の会場に夏らしく浴衣姿で登壇した上白石萌歌、細田佳央太、斉藤由貴、沖田修一監督。
本作で美波役を務めた上白石はオーディションについて聞かれると、「監督の作品を観た後はじわーって温かくて前向きな気持ちになれるので元々監督の大ファンで、オーディションのときすごい緊張して“生の沖田監督だ!”って思った記憶がありますね(笑)だからとても嬉しかったです」と述懐。 これに対し、沖田監督は「この作品を大切に演じてくれる人に会いたかったのですごく嬉しいですね」と答えた。もじくん役を務めた細田は脚本を読んだ印象について、「撮影前のリハーサル期間に、監督から“もじくんらしさは台本にちりばめられてるから細田君らしい感じでいいよ”って言ってもらえたんですけど、でも僕らしさってなんだろうって(笑)悩んだ記憶はありますね」と沖田監督作品ならではの自然体の演技に苦労していたことを明かした。 美波の母親役を演じた斉藤は、原作者の田島列島も涙したと話している上白石とのあるシーンについて聞かれると、「私自身もあのシーンのときに、泣きたくなってしまったことを覚えていますね。美波が、というより萌歌ちゃん自身から出てきた空気感と感情がすごい心に染み入ってきて、演技を超えた感情の揺れみたいなものをちゃんと素直に出してくれたからなんだと思います」と事務所の後輩でもある上白石を絶賛。 先行公開から早くも話題になっている美波ともじくんのラストシーンについて聞かれると、沖田監督は「あの日はクランクアップだったんですけど、スタッフ含めみんなが緊張していて、みんながすごい大切に思いながら撮れたシーンだなって思いますね」と、細田は「美波ちゃんの涙を見てたら僕も泣きそうになっちゃって、監督に“僕も泣きそうです”って言ったら、すごい嬉しそうに“泣いちゃえ泣いちゃえ”って(笑)でも、自分の中でもじくんはここでは泣かないだろうなって思ったので、ぐっとこらえましたね」と、上白石は「最初に脚本を読んだ時に、こんなシーンできるのかなって思って、走って笑って泣いて(笑)でもこの作品のクライマックスで絶対にいい締めくくりにしたいなという思いがあったので頑張りました」とそれぞれ語った。 作品に合わせ高校時代について聞かれると、斉藤は「私は、今でいうところの腐女子系で、漫研の部長で同人誌を作ったりしてた女子高生だったので、今回の美波ともじくんの感じも萌えるものがありましたね」と意外な高校時代を明かした。細田は「僕はMrs.GREEN APPLLEさんが今大好きなんですけど、その方たちに出会ったのは高校のときでしたね。だから、高校時代の情景とかは音楽と一緒に覚えてます」と話すと、上白石は「この作品の撮影の時高校生だったよね?リハーサルのとき制服で佳央太くんが来てて、“リアルもじくんだ!”って思ってました(笑)」と話した。 最後に映画の見どころを聞かれると、斉藤は「もじくんとの恋愛模様は勿論なんですけど、豊川さん演じるお父さんと美波の関係にも注目してほしいなと思います」と、細田は「本当にいいところがありすぎて、ここ!って言うのが難しいので、全部注目して見て欲しいんですけど(笑)、見終わった後に“ここがよかった”っていうのを色々な方とおすすめしあってもらえたら嬉しいなと思います」と、上白石は「本来昨年公開予定だった私の大切な大切な映画がようやく公開できるということでとても嬉しいです。色々大変なことが多いと思いますが、スクリーンから全身で夏を感じられて、心はこんがりと焼けるような、じんわりと温かくなれる素敵な作品なので、是非大切な方と一緒に劇場でご覧いただければなと思います」と、沖田監督は「スクリーンでこの作品を観て夏を感じて、映画の中だけでも夏の思い出にしてくれたら嬉しいです」と挨拶をし大盛況のままイベントは幕を閉じた。なにげに「ワケあり」だったりする人々の事情も、ゆるやかに優しく受け止めていく。じんわり味わい深い余韻とともに、明日に向かう勇気がわいてくる珠玉のハートフルムービー『子供はわかってあげない』は現在テアトル新宿先行公開中、8月20日(金)全国公開!2020年失った夏を取り戻そう! |
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『子供はわかってあげない』8月20日(金)全国公開 公式サイト: Twitter: ストーリー |
上白石萌歌 細田佳央太 千葉雄大 古舘寛治/斉藤由貴/豊川悦司
監督:沖田修一 脚本:ふじきみつ彦 沖田修一
音楽:牛尾憲輔 原作:田島列島『子供はわかってあげない』(講談社モーニングKC刊)
企画・製作幹事:アミューズ 配給:日活 制作プロダクション:オフィス・シロウズ
2020「子供はわかってあげない」製作委員会 田島列島/講談社